プラント制御システムの監視として、電圧センサーで稼働状況を監視しつつ、ゲートウェイに接続されたセンサーでpHや水位などを測定できるようPoCキットを導入しました。取得した計測データをクラウドへ送信し、PCやスマホなどの端末で目視確認することができます。

みどりボックスには、温度・湿度・日射量・CO2濃度・土壌水分・ECを計測するためのセンサーと、 カメラが備わっています。電源を入れると2分間隔で計測と撮影を自動的に行い、クラウドにデータの送信を行います。 記録されたデータは、スマートフォンやタブレット、パソコンのWEBブラウザ、フィーチャーフォンによって参照が可能であるため、遠隔でのモニタリングを実現することができます。あらかじめ設定をしておくことで、温度や湿度、土壌水分などの計測項目が一定の値の範囲外となった際に、メールまたはスマートフォンの通知機能にてお知らせします。

ビル内の既存インフラ設備をそのまま利用しつつ、インフラ内にゲートウェイを追加設置し、VPN接続で使用していたサーバをより安価なインターネット上のクラウドに用意しました。 クラウドに記録されたデータは、インターネット接続で場所を問わずにリアルタイムにビルの状況を把握することが可能になり、同時にビル内の制御も可能になりました。

建設現場の重機(タワークレーン)の振動・電流・温度を見える化し、稼動部の故障予知や故障時の問題箇所早期特定が可能となりました。また、重機は運用状況によっては3G通信が行えない高所へ設置することもあり、LoRaを用いた子機を重機に設置し、地上に親機を設置することで子機の情報を集めるという構成にして対応しました。