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Webデザイナーあるある5選!超激務などゲストの愚痴が止まらないww【IT業界/転職】

date2022年09月20日
Webデザイナーあるある5選!超激務などゲストの愚痴が止まらないww【IT業界/転職】
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今回の出演者

しろ
しろ

新卒ITエンジニア

けい
けい

金融系ITエンジニア

じま
じま

新卒ITエンジニア

ゲスト まっちー
ゲスト まっちー

Webデザイナー

ITサプリについて

この記事は動画『ITサプリ』で配信している内容をもとにテキスト配信しています。ITサプリは未経験からIT業界へ転職したい方に向けて情報配信をしているYouTubeチャンネルです。IT業界ではたらく上で役立つ知識を発信していますので動画でもお楽しみください。

しろ

しろ

今回は、Webデザイナーのまっちーさんをゲストにお招きして『Webデザイナーあるある5選』というテーマでお話していきたいと思います。

1.予定が遅延して複数の案件が重なってしまう

まっちー

まっちー

1つ目は『スケジュールが遅延して複数の案件が重なってしまう』です。

けい

けい

重なってしまうのはキツイですね。

まっちー

まっちー

案件が始まる時には、ディレクターさんが「今週の前半に案件1、後半に案件2のデザインカンプを作るよ!」と、予定を完璧にずらして組んでくれます。でも、予算でもめたり構成案が決まらなかったりとゴタゴタしてしまって、大体スケジュール通りに始まらないことが多いですね。その影響で、案件1が週の後半に移動してくると「2日で2案件分のデザインカンプ(デザインの完成見本)を作らないといけない」ということになります。

けい

けい

始まりがずれると空白の時間ができると思いますが、その時間は何をされているのですか?

まっちー

まっちー

そういう時は手が空きますが、完全に空いていることはあまり無いですね。前の案件の修正作業だったり、他にもデザイナーでもできる範囲でディレクターさんのブラウザチェック(ブラウザ上での表示崩れの有無や、動作に問題がないかどうかを確認する工程)にヘルプで入ったりしています。

デザインというのはWebサイト制作の中では最後の方の工程で、あとはコーディングして公開というところです。その分いろいろな遅れのしわ寄せが来やすい工程でもありますね。スケジュールは最終的な公開時期が決まっていますから、始まりが遅れても期限を延ばしてもらえないことの方が多くて「スケジュールに振り回される」というのは、結構あるあるだと思います。

じま

じま

そういったことは、数えきれないぐらいありますか?

まっちー

まっちー

ありますね。だからこそ、スケジュール通りに始まったら始まった時点で「よっしゃー!」みたいになります(笑)

2.画像や文章がギリギリまで仮で進行する

まっちー

まっちー

2つ目は『画像や文章がギリギリまで仮のままで進行してしまう』ですね。
Webサイトを作る時は、写真やテキストをプロに依頼して上げてもらうこともありまして、その場合はあまり大きな遅延は起きません。ただ、お客さまに写真とテキストを用意してもらう時は、お願いした通りの日に上がって来ない、という場合があります。それでもデザインは進めないといけないので、グレーの四角やダミーテキストを置いて作成していますね。

「明日からコーディング」というタイミングでようやく上がってきて、慌てて流し込みをしていたら「お願いしていたものと全然違う!」となる時もよくあります。見出しの部分はあまり長い文字数が入らないので「10~20文字ぐらいでお願いします」と頼んでいたのに50~60文字とか、文章で入ってくることもあって。そうなるとお客さまに「直してください」と言っても間に合わないので、デザイナーの方で頑張ることになります。

しろ

しろ

要約する、ということですか?

まっちー

まっちー

レイアウトを変えることもありますよ。要約して良い時は要約して入れることもありますが「このまま使いたい!」と言われたら、もうレイアウトを直すしかないので。これも多分あるあるかな、と思います。

じま

じま

「これお願いします!」と急遽渡されても、それに差し替えるだけでなく、ひと手間加えなければいけない、といったことがよく起きるのでしょうか?

まっちー

まっちー

何かしら発生することが多いですね。

3.結局1番最初に提出した案に決まる

まっちー

まっちー

3つ目は『何案も作らされるが、結局1番最初に提出した案に決まる』です。

じま

じま

純粋に嫌ですね……

まっちー

まっちー

デザインカンプを提出して説明した後に「カッコいい系も良いけど、もう少し可愛いやつが良いかな」とか「これの別の色も見てみたい」とか「ここ横並びの写真、縦に並べた方が良いかな」とか、結構いろいろな案が出て作成することがあります。でもそういう時は大体「ああでもないこうでもない」と出し戻しを繰り返してから「最初の案が1番良かったかも」となって最初の案に決まる、というのがあるあるですね。

それには一応理由があると思っていて、最初の案というのは、それまでにディレクターとかも含めて「これが1番良い形」というのを考え抜いて作った案な訳ですよね。なので、その他にいろいろと試してみても、それが「1番良い」となるのは変なことではなく、良いものを作れていたのだと思います。

けい

けい

クライアントから「やはりこっちが良いな」と言われた瞬間に「いや最終的にこうなるでしょ」と思いながら作る時もあるのですか?

まっちー

まっちー

まあ、ありますね(笑)

4.「デザインでなんとかして」という無茶振りをされる

まっちー

まっちー

4つ目は『「デザインでなんとかして」という無茶振りをされる』です。

じま

じま

「これ、何とかできない?」ということですよね。

まっちー

まっちー

構成案が結構ざっくりした状態のまま進んでいくと「この辺をどうしたら良いかよく分からないけど、良い感じにお願い」みたいに、丸投げされることは結構あります。それ自体はデザイナーの腕の見せどころというか、面白いところでもありますけどね。ただ、中には本当の無茶振りで「写真が1枚しかないけどたくさんあるように見せたい」とか「1色しか使えないけどカラフルにして欲しい」というような相談をされることもあります。

そのままお応えするのが難しい要望は「どうして、たくさんあるように見せたいのか?」とか「どうして、カラフルに見せたいのか?」という、そもそもの意図の部分をヒアリングするようにしています。ヒアリングしてから「写真ではなくてイラストを入れることなら可能です」とか「テキストのフォントの色は1色だけど、写真を使ってカラフルにすることはできます」のような代替案を提案する、といった解決方法になるかと思いますね。

しろ

しろ

クライアントの意図を「読み取る・汲み取る」といった力が必要になってくるということですね。

まっちー

まっちー

そうですね。「こうしたい」というのには絶対理由があるはずなので、別の形で「叶えてあげる」という努力は必要なのかな、と思います。

5.制作が進行してからデザインを変えたいと言われる

まっちー

まっちー

5つ目は『制作が進行してからデザインを変えたいと言われる』ですね。
これはデザインの確認フローの問題かな、と思っています。特に、大きい会社の場合は最初に打ち合わせした担当者との間でデザインが確定した後、上司や部長クラス、その上の役員に確認が回る段階があります。そこで上司・部長さんの好みが出てくることがあって、確認の度にデザインがひっくり返されそうになるのは、多分デザインあるあるだと思いますね。

けい

けい

それに対応するためにはどうしたら良いのでしょうか?

まっちー

まっちー

好みの話なので、それに応えた場合にサイトの目的に悪影響がある時は「変えない方が良いですよ」ということを説明して「納得していただけるよう頑張る」ことが必要だと思っています。お客さまに気に入っていただくことは大事ですけど、サイトは目的があって作っているので、目的に合わないものを採用してしまったら作る意味がないですよね。

お客さまと出し戻しを繰り返していると、たまに「まあいいか、もうここ赤にしちゃおうかな」みたいな気持ちになることもあります。ですがそこは、目的を最後まで意識して、デザイナーもディレクターも「変な修正要望には応えない」といったことも大事かな、と思います。

じま

じま

制作が進行してから、どこかで止まれるようなところとか「ここまで進んでからは本当にキツイよ」ということはありますか?

まっちー

まっちー

ページ数の少ないものや色を変えるだけ、とかであれば、ある程度進行していてもそこまで大変ではないですね。ですが、もしも何百ページもあるようなコーポレートサイトの制作で「もうあらかたデザイン終わりました」となった後に、全体に関わるような根幹部分の修正を要求されたりすると、少し辛いものがあります。

けい

けい

お話を聞く限りでは何段階かひっくり返されそうなポイントがあると思いますが、実際に同じ案件の中で何回ひっくり返されたことがありますか?

まっちー

まっちー

1回ですかね。

けい

けい

2回、3回はない、という感じですか?

まっちー

まっちー

別の場合で、同じ担当者の中で2~3回ひっくり返る、とうのはあります。

けい

けい

……どういうことでしょうか?

まっちー

まっちー

今お話しした例は、担当者と確定させた後の上司など、人が変わった時に「デザインの好みが変わるからひっくり返る」というお話でした。それとは別に「1人の間で変わる」ということがあります。特に最初の内は、まだお客さまの中で「どういうサイトが良いか」とか、場合によってはまだサイトの目的がふわふわしていることがありますね。

しろ

しろ

それは対応が難しいですよね。

まっちー

まっちー

「若い女の人向けなのか、若い男女向けなのか」で迷っている、ということがあって「多分若い女性向けだから、とりあえず作ってくれる?」と言われて作成し始めて。その後で「やはり男性をターゲットにすることになったので、これでは少しファンシー過ぎますね」という風に言われて作り直すとか、コロコロ変わるということはありました。

今回のまとめ

しろ

しろ

今回紹介いただいた『Webデザイナーあるある5選』はこちらになります。

  1. スケジュールが遅延して、複数の案件が重なってしまう
  2. 画像や文章がギリギリまで仮のままで進行してしまう
  3. 何案も作らされるが、結局1番最初に提出した案に決まる
  4. 「デザインでなんとかして」という無茶振りをされる
  5. 制作が進行してからデザインを変えたいと言われる

まとめ

今回は『Webデザイナーあるある』を5つ、紹介しました。
予定の遅延による案件の重複や、Webサイト内に置く画像やテキストなどが予定通りに上がらないことは、よくあることのようです。制作における工程では最後の方になるため、いろいろな遅延のしわ寄せが来やすいことも、要因の一つと言えるかもしれません。
また、デザインを決める段階でも最初に作り上げたものに何案か試作したり、制作がある程度進行してから「デザインを変えたい」と言われたり、といったことがあるようです。そういった場合の対応としては、サイト制作の目的に悪影響がある場合は「変えない方が良い」ということを、納得してもらえるよう説明する必要があるとのことでした。
目的があって行うWebサイト制作だからこそ、その目的に沿ったデザインをしっかりと意識していくことが重要と言えそうですね。

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