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【ITエンジニア転職/就職】おすすめ逆質問5選!採用面接時には〇〇を聞け!【現役採用担当が解説】

date2024年02月22日
【ITエンジニア転職/就職】おすすめ逆質問5選!採用面接時には〇〇を聞け!【現役採用担当が解説】
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今回の出演者

けい
けい

金融系ITエンジニア

てもし
てもし

元役者ITエンジニア

ゲスト くに
ゲスト くに

人事担当

ITサプリについて

この記事は動画『ITサプリ』で配信している内容をもとにテキスト配信しています。ITサプリは未経験からIT業界へ転職したい方に向けて情報配信をしているYouTubeチャンネルです。IT業界で働く上で役立つ知識を発信していますので動画でもお楽しみください。

けい

けい

今回は採用担当のくにさんにお越しいただき『エンジニア面接でおすすめの逆質問5選』というテーマでお話を伺っていきます。まず『逆質問』というと、イメージするのは採用面接の時に「最後に何かご質問ございますか?」とか聞かれることだと思いますが、その部分を解説していただけるということでしょうか?

くに

くに

そうですね。皆様から面接官に質問をしていただく『逆質問』に関して、好印象になりそうな例を5つほど紹介・解説いたします。

業務内容の詳細

くに

くに

求人票や会社案内に記載された『仕事内容』は、概要レベルのものが多いので「職種に記載されている業務内容の詳細を教えてください」という質問をしていただくと良いかなと思います。

けい

けい

職種って、事務だったら『事務』だけとか、結構ざっくり書かれていることが多いですからね。そこを詳しく知りたい、といった質問が良いということですか?

くに

くに

そうですね。これからご自身がその会社へ入社するにあたって「どういった仕事ができるのか」といったことを面接官の方にしっかり聞いていただけると、前向きな印象を与えることにもつながると思います。

けい

けい

これからに関わる、先を見ている質問ということですね。

具体的な研修内容

くに

くに

会社様にもよりますが、経験者・未経験者問わず、様々な職種で募集があると思います。例えば求人票に『研修有り』と記載があった場合、未経験の方であれば「研修内容について具体的に教えていただけますか?」のような質問をしていただくと良いと思います。

けい

けい

てもしは、研修内容への質問はしましたか?

てもし

てもし

してないです。正直、未経験で研修内容って分からない状態でしたけど、聞くっていう頭が無かったですね(笑)

くに

くに

専任の講師がカリキュラムを作って、しっかりと研修にあたっている企業様は多いです。今はコロナ禍ですので、例えば研修方法が『対面』なのか『eラーニング・オンライン』なのか、その辺りを具体的にお話できると好印象になるのかな、と思います。

実務経験を積むまでの期間

くに

くに

早く実務経験を積みたいと思われる方は多いと思いますが、企業様の多くはある程度の研修期間を設けています。ですので「入社後どれぐらいの期間を経て実務経験を積むことができますか?」といった質問をしていただくのも良いかと思います。

てもし

てもし

僕も面接の時、これに近いことを聞いた気がします。『実務経験が積めるのか』って言い方を変えると『いつから実務に出されるのか』になりますよね。研修から実務あたるまでの「研修期間はどれぐらい?」という心配の解消につながると思うので、面接でしっかり聞いた方が自分のためにもなりますね。

くに

くに

1ヵ月~3ヵ月など、研修期間は企業様によって異なると思いますが、業務によっては「必ずこの資格を取得していなければならない」というお仕事もあります。ですので「研修期間中に資格取得してから現場で実務経験を積んでいく、ということですか?」というふうに入社後の流れもしっかり確認してもらえると、実際の業務にも取り組みやすくなると思います。

専門性を高めるために必要なこと

くに

くに

職種によっても異なりますが、専門性を高めていくことは入社後の初期研修だけでなく、エンジニアとして継続的に技術力を高めていくことにもつながります。ですので「業務の専門性を高めていく上で必要なことは何ですか?」ということを質問していただくと良いと思います。

例えばWebデザイナーやディレクターを目指す場合、必要なスキルや求められる資格はそれぞれ異なりますよね。入社後のキャリアをしっかりと意識した上で面接官に具体的な質問ができれば、好印象として捉えていただけると思います。専門的な資格を取得している方が面接官としていらっしゃる場合もありますので、仕事内容も含めたより具体的なお話ができるかもしれませんね。

活躍している社員の共通点

くに

くに

ご自身が将来的にどう活躍したいか、具体的にイメージしていただいた上で「入社後に活躍している社員の特徴や共通点があれば教えていただけますか?」といったことを、ぜひ質問していただきたいと思っています。

スキルを磨いて「将来的にプロジェクトを任されるようなリーダーを目指したいです」とか「メンバー・後輩への指導・教育をしていきたいです」など、目指す活躍内容は人によって異なるでしょう。会社側も「ぜひ活躍いただきたい」という想いがありますので、ご自身の「活躍とは何か?」といったイメージを具体的にお話しできると良いですね。

てもし

てもし

面接官との会話が弾みそうな話題ですね。

くに

くに

「こういった活躍をしていきたい!」というポジティブなお話は、面接官に具体的な印象付けをすることができるので、おすすめできるかなと思います。

けい

けい

これまで伺った5つは、くにさんがキャリア支援もされていることもあって『自分のキャリアをどう思い描いているか』を具体的に伝えることが、重要なポイントになっているのかなと感じました。ただ、新卒の方ですと具体的に思い描くのが難しいかもしれないですね。

くに

くに

学校のキャリア支援センターなどの相談できる窓口というのはあると思いますが、新卒の方は確かに『自己理解』や『職業理解』が進んでいない場合があります。もし面接の際に分からない事があれば面接官に「私はこういう仕事をこういう期間で学んでいきたいです」と素直にお話しいただければと思います。その際は『今後やっていきたい仕事』とか『自分の方向性』といったことも含めて、具体的なお話ができると良いですね。

企業様にもよりますが「このお仕事だったら今すぐできそうだね」とか「ある程度の期間が経たないと、そのお仕事は難しいかもね」というような、面接だけではなくアドバイスをいただける場合があります。

避けた方が良い逆質問

けい

けい

「ちょっとこれはな……」と思った逆質問はありましたか?

くに

くに

給与条件や残業時間、休日出勤の有無などの勤務条件に関して、最初の逆質問に挙げられる方がいらっしゃるのですが、あまりよろしくないかな、と私は思います。

てもし

てもし

それは何故でしょうか?

くに

くに

必ずしも「ダメ!」という訳では無いのですが、求人票や会社説明会の資料には、そういった条件が既に記載されている場合が多いです。他のことを聞いた上で勤務条件に関する質問をされるのであれば良いのですが、冒頭に質問されますと結構な違和感を覚えてしまいます。同時に「条件面ですごくこだわりを持っているのかな」という印象も受けますので、できれば別の質問をした後で聞いていただければと思います。

けい

けい

残業が気になっていても、いきなり質問せずに別の質問を挟んだ方が柔らかい印象になる、ということですか?

くに

くに

残業時間や休日出勤の有無は、企業様もしっかりお伝えしていくと思います。とはいえ逆質問の冒頭でいきなりそういった話ばかりになりますと「業務内容にはあまり興味ないのかな……」という印象を面接官に与える可能性もありますので、優先度としては後ろの方に入れていただけると良いと思います。

けい

けい

ありがとうございます。他にも『良くない逆質問例』ありますか?

くに

くに

「入社前に何かやっておいた方が良いですか?」みたいな質問をいただくこともありましたが、これも私は良くないかな、と思いました。

けい

けい

この場合は何故でしょう?

くに

くに

ポジティブな質問に聞こえるかもしれませんが、ざっくりとし過ぎていて具体性が無いからですね。少しざっくりし過ぎた質問ですと、面接官が「マニュアル通りに質問したのでは?」という印象を受けてしまう場合があります。

質問したことで必ずしも不合格になる訳ではありませんが、抽象的な質問は避けて、応募職種・業務内容に興味があることを伝えられる質問をしていただけると良いですね。例えばエンジニア職種に応募する際には『業務内容に必要なスキル』や『必要な資格』などを調べた上で「この資格を取る必要はありますか?」と、詳細な部分を質問していただければと思います。

てもし

てもし

「無理やり質問をするくらいなら要らないだろう」とか「ずっと話していたから質問は要らないかな」と判断して「特にありません」と答えている人もいると思いますが、それでもやはり、質問は用意しておいた方が良いですか?

くに

くに

そうですね。面接官から「質問ございますか?」と聞かれた際に「いや、特に質問はありません」といった質問が全く用意されていないような方は、正直に言って、少し厳しいかもしれません。「最後に何かご質問ありますか?」という問いかけは「当社へのご興味ありますか?」という意味だと読み取って、質問を用意しておいていただけると良いと思います。

てもし

てもし

なるほど! 納得しました。

けい

けい

分かっていないと、あの質問は「俺たち、いじめられているのかな?」と思いますよね(笑)

くに

くに

企業様からの「当社に興味がありますか?」という質問だと思っていただいて、応募先の企業様に合わせて質問を準備しておいていただけると、面接官もグッとくるかもしれません。

てもし

てもし

「興味がありますか?」に脳内変換すれば、確かに言わなきゃいけない感じはありますね。ありがとうございます。

印象的だった質問

けい

けい

今までに受けた逆質問の中で、印象的だった質問は何かありますか?

くに

くに

面接官に対しての質問、というのがありましたね。

てもし

てもし

会社ではなく面接官に対してですか?

くに

くに

はい。「面接官は、今どんな活躍をしていますか?」というような、面接官そのものへの質問をいただきました。悪い気はしませんでしたが、少しだけ衝撃を受けましたね(笑)

てもし

てもし

その際はどのように答えたのですか?

くに

くに

「私は入社してから主に採用面接とか、キャリア支援をやってきましたよ」とお答えしました。その後もお話をしていく中で「自分としてはこういったところを頑張っているけれど、まだまだ足りていません」といった、徐々に自分が面接されているような感じになっていく部分もありました。いつも面接官が応募者の方に質問することが多いですが、応募者の方から自分自身への質問となると、どうしてもドキドキしますね(笑)

今回の動画のまとめ

けい

けい

今回は『エンジニア面接でおすすめの逆質問5選』というテーマでお話しました。

  • おすすめの逆質問5選
  • 「職種に記載されている業務内容の詳細を教えてください」
  • 「研修内容について具体的に教えていただけますか?」
  • 「入社後どれぐらいの期間を経て実務経験を積むことができますか?」
  • 「業務の専門性を高めていく上で必要なことは何ですか?」
  • 「入社後に活躍している社員の特徴や共通点があれば教えていただけますか?」

まとめ

さまざまな逆質問例がありました。おすすめ5選に挙げられた例はどれもキャリアプランを見据えたものでしたが、面接官の方が好印象を持てるのは『具体的にどうしていきたいか』をイメージできている方といえそうです。
また、抽象的な質問は避けた方が良いとのことでした。応募職種と業務内容をしっかりと確認した上で、具体的に『どう興味があるのか』を伝えられる質問ができると良いのかもしれませんね。

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