就活用メールアドレスの作り方|決め方と注意点を解説
はじめに
- 就活用メールアドレスはプライベートとの区別や、就活情報の見逃し防止のために必要
- 就活用メールアドレスは、「名前のみ」か「名前+誕生日」で「.(ピリオド)」を上手に使おう
- 作成時の注意点は「キャリアメールはデータ容量関係で不向き」「ハイフンやアンダーバー、長い英数字はNG」「企業へのメッセージを含めたメールアドレスもNG」「趣味や自分以外の名前のメールアドレスもNG」
- 就活用メールアドレスがあると、就活終了も後処理が大変簡単に済む
- 就活用メールアドレスは、誰からメールが来たのかすぐわかるアドレスにする
就活用とプライベート用のメールアドレスは、しっかりと区別できていますか。就活開始までに就活用とプライベート用で別けなければ、企業からの重要なメールを見逃す恐れがあります。本記事では、就活用メールアドレスを作成する理由や就活用メールアドレスの作成例やその注意点を紹介しています。これから就活をはじめる方は、この機会に就活用メールアドレスを作成しておきましょう。
就活用メールアドレスを作成する理由
プライベート用と就活用のメールアドレスを区別する理由は、以下の通りです。
- 就活情報を見逃さないため
- プライベートと完全に区別するため
以下で、一つずつ解説していきます。
就活情報を見逃さないため
就活用にメールアドレスを作成すると、そのメールボックス内には就活情報のみが受信されるようになります。そのため、企業からの重要なメールや最新の求人情報の見逃す心配が無くなります。また、就活が終わった後も就活エージェントの退会処理や不要な就活関連の後処理も大変簡単に行えます。
プライベートと完全に区別するため
就活用とプライベート用でメールアドレスを区別することは、企業との面接日程のすり合わせのやりとりや企業からの求人情報の見逃し防止で大変役に立ちます。また、プライベートで友人にメールを送っていたと勘違いして、間違えて企業へメールを送っていたという大失態を防ぐこともできるでしょう。そのため、就活生は不注意で企業からの印象を下げないためにも、就活用のメールアドレス作成を強くおすすめします。
企業からの印象が良くなるメールアドレスとは
就活用のメールアドレスも、採用担当者にこまかくチェックされています。就活用のメールアドレスで企業からの印象を下げないためにも、以下の作成例を参考にして実際に作ってみましょう。以下では、OK例とNG例に別けて解説しています。
就活用メールアドレスのOK例とNG例
初期設定で取得したメールアドレスのままだと、アルファベットや英数字が入り混じっています。アドレスを打ち間違えられる恐れがあるので変更する必要があります。
就活用メールアドレスでは、「名前のみ」か「名前+誕生日」にするのがおすすめです。メールアドレスを自分の名前にしておくと採用担当者もすぐに誰からのメールなのかわかり、スムーズな連絡が取れるでしょう。以下では、就活用メールアドレスのOK例を紹介しています。単語を区切りたいときは「.(ピリオド)」を上手に活用するのがおすすめです。
- 「名前のみ」のメールアドレスOK例
セラク太郎の場合
tarou.seraku@ドメイン
serakutarou@ドメイン
tarou.s@ドメイン - 「名前+誕生日」のメールアドレスOK例
tarou.seraku0000@ドメイン
serakutarou.0000@ドメイン
tarou.s0000@ドメイン
以下は、就活用メールアドレスのNG例です。
作成時は「ー(ハイフン)」や「_(アンダーバー)」は見分けにくいため使用は避けましょう。そして企業へのメッセージ性のある単語や、就活とまったく関連性がない単語は入れないようにしましょう。
- 就活用メールアドレスのNG例
tarou-naitei@ドメイン
tarou-soccer@ドメイン
tarou_love@ドメイン
就活用のメールアドレス作成の注意点
就活用メールアドレス作成時の注意点は以下の通りです。
- キャリアメールは就活には不向き
- ハイフンやアンダーバー、長い英数字はNG
- 企業へのメッセージを含めたメールアドレスもNG
- 趣味や自分以外の名前のメールアドレスもNG
以下で詳しく解説していますので、押えておきましょう。
キャリアメールは就活には不向き
au・ドコモ・ソフトバンクなどのキャリアメールは、一度に送れるデータの容量に制限があるため速度制限がかかっていると、企業から送られてきたPDFや画像がすぐに表示できません。また、こちらから画像付きのメールを企業へ送る場合も上記と同様にデータ容量の関係ですぐに送信できないため注意が必要です。企業とのスムーズなメールのやり取りをするために、なるべくキャリアメールは使用を避けた方がよいでしょう。
ハイフンやアンダーバー、初期設定の長い英数字はNG
履歴書やエントリーシートに手書きでメールアドレスを書いた場合、ハイフンやアンダーバーを使用していると採用担当者もどちらが正しいのか判断に迷います。また、初期設定の長い英数字のメールアドレスは、就活用メールアドレスには大変不向きなので必ず変更するようにしましょう。ハイフンやアンダーバーの使用や、初期設定の長い英数字のアドレスのままだと打ち間違えされる恐れがあり、重要なメールが自分宛てに届きません。そのため、紛らわしい記号は就活用メールアドレスでは使用を避けるのが無難です。
企業へのメッセージを含めたメールアドレスもNG
企業への自分からのメッセージなど、就活に対する自分の意欲などをメールアドレスにすることは避けましょう。このようなメールアドレスにしてしまうと、社会人としてビジネスマナーに欠けているという印象を持たれてしまいます。自分の就活への意欲や企業へのメッセージは、面接や履歴書やエントリーシート内で存分に伝えるようにして、就活用メールアドレスは、打ち間違いが起こりにくくシンプルなものにするのがおすすめです。
趣味や自分以外の名前のメールアドレスもNG
趣味や自分以外の名前をメールアドレスに入れると、プライベート用メールアドレスだと判断されてしまいます。そして就活への意識の低さを見られてしまい、選考前からあなたへの印象が下がってしまう恐れがあります。ですので、趣味や自分以外の名前をどうしても入れたい場合は、プライベート用メールアドレス限定にしておきましょう。就活用のメールアドレスは、上記のOK例とNG例で紹介したように「自分の名前」か「名前+誕生日」だけのシンプルなものにした方が無難だといえます。
まとめ
就活用メールアドレスとプライベート用メールアドレスは、しっかりと区別しなければ企業からの重要なメールの見落としや、選考前から自分の印象を下げてしまいかねません。また、アドレスの打ち間違えで就活関連の重要なメールがまったく届かないというリスクを避けるためにも、今回お伝えした就活用のメールアドレスのOK例とNG例と作成時の注意点を押えておきましょう。就活用メールアドレスは、打ち間違えることのないシンプルなアドレスを意識して作成することがポイントです。本記事を参考にして、事前に就活用のメールアドレスを作成しておくと万全な状態で就職活動をスタートできるでしょう。