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早期選考で内定辞退はできる?対処法や辞退方法と注意点

date2024年12月24日
早期選考で内定辞退はできる?対処法や辞退方法と注意点
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はじめに

  • 早期選考で得た内定は一度保留にするのがベスト
  • 内定辞退を取り消してもらうのは採用担当者との話し合いが必要
  • 早期選考で内定辞退する際はあらかじめ保留期間を確認する
  • 推薦で得た内定を辞退すると、大学側と企業間の信頼関係が崩れてしまう

就職活動の早期選考で内定を獲得したけれど、他の企業に興味が出て内定を辞退したい場合どう対処するのがベストでしょうか。就職活動で押さえておきたい早期選考の内定辞退について解説していきます。

早期選考でもらった内定は辞退できる?

結論、内定は辞退できますが、他の企業も気になる場合どう対処すればよいのか、また辞退した内定を取り消せるかについても以下で解説しています。

辞退できるが、保留がベスト

早期選考は辞退することも可能ですが、一度保留にして就職活動を続けていくことをおすすめします。その理由として内定を一つでも持っていれば安心感を得られることと、面接時に他社から内定を得ていることを伝えることで優秀さをアピールできるからです。そのため、早期選考で内定が出ても、すぐに内定や受諾を決断するのではなく一度保留にしておき、さまざまな企業を検討した上で自分が納得のいく判断をすることが重要です。

内定辞退の取り消しはできる?

早期選考で得た内定を一度辞退した後に、辞退したことを後悔してしまうこともあるかもしれません。ですが、一度企業に辞退を申し出ているにもかかわらず、再度企業に内定辞退の取り消しを依頼するのは一般的に非常識とみなされます。内定辞退の取り消しをする際には、誠意を持って謝罪し、内定辞退を取り消ししたい明確な理由を伝えましょう。必ず内定辞退を取り消しができるとは限りませんので、内定通知が届いたら後悔のないように選択をしてください。

早期内定を辞退するメリット・デメリット

早期選考で得た内定を辞退することには、メリットとデメリットがあります。それぞれをよく確認して、早期選考の内定を辞退する際の参考にしてみてください。

早期内定を辞退するメリット

早期選考で得た内定を辞退するメリットは、就職活動の選択肢が狭まるリスクを防ぐことができる点です。内定者イベント等でのオワハラを防ぎ、自分にとって最適なキャリアパスを選択することができるのです。

早期内定を辞退するデメリット

早期選考で得た内定を辞退するデメリットは、手持ちの内定が無くなってしまうことです。複数内定を持っている場合は1社辞退してもまだ企業を選べますが、内定を一つしか持っていない場合は手持ちがなくなってしまうということになります。就活生にとって内定が一つも無いことは、将来への不安、経済的なプレッシャー、自己評価の低下など、非常に不安定な状態です。ですので、辞退はせずに一度保留にしておくことをおすすめします。

早期選考の内定を辞退する各例文【電話・メール】

早期選考で得た内定を辞退する場合の例文を紹介します。内定を辞退する方法として、電話とメールがあります。メールでも内定を辞退することは伝えられますが、電話の方がより丁寧で誠意が伝わります。以下に例文を紹介しますので、参考にしながら自分なりの文章を作成してみましょう。

電話で辞退する場合の例文

お世話になっております。
〇〇大学〇〇学部のセラク太郎と申します。
先日は早期選考で内定をいただき、誠にありがとうございました。

内定をいただいたこと大変ありがたく思っておりますが、慎重に考えた結果、内定を辞退させていただくことにしました。

選考にお時間を割いていただいたのにも関わらず、大変申し訳ございません。
今後の御社の更なる発展を心から願っております。

本日は突然のお電話にご対応いただき、ありがとうございました。
失礼いたします。

メールで辞退する場合の例文

件名: 内定辞退のご連絡(セラク太郎)
〇〇株式会社
人事部 〇〇様

お世話になっております。〇〇大学〇〇学部のセラク太郎と申します。
この度は、内定をいただき誠にありがとうございました。

大変恐縮ではございますが、検討させていただいた結果、今回の早期選考の内定を辞退させていただきたく連絡差し上げました。
選考にお時間を割いていただいたのにもかかわらず、大変申し訳ございません。

貴社の一層の発展と、皆様のご健康を心よりお祈り申し上げます。
この度は本当にありがとうございました。
また何かの形でご縁がありました際には、どうぞよろしくお願いいたします。

敬具

セラク太郎
◯◯大学△△学部
メールアドレス:seraku_taro@xxxx.com
電話番号:000-0000-0000

早期選考の内定を辞退するときの注意点

早期選考で得た内定を辞退するときに、必ず押さえておきたい注意点があります。企業とのトラブルを起こさないためにも以下参考にしてください。

  • 事前に内定の保留期間を確認する
  • SNSで企業の名前を出さない
  • 推薦で内定を得た場合は辞退が難しい

事前に内定の保留期間を確認する

内定の保留期間は一週間が目安です。企業ごとに保留期間が異なりますので、あらかじめ保留期間を確認しておくと他の企業との選考の兼ね合いが取れるでしょう。また、保留期間内に承諾の判断ができない場合には、採用担当者に誠意を持って正直に現状を相談してみると、保留期間を延長することができるかもしれません。

SNSで企業の名前を出さない

内定を辞退した企業の名前をSNSに出すのは、絶対に避けましょう。今やほとんど人が日常的に使用しているため、企業の人事担当者も常にチェックを行っています。見られている意識を持たず、つい企業の名前と共にネガティブな投稿をしてしまうと、瞬く間に拡散され大問題になるというケースも珍しくありません。ですので、企業に関連したことをSNSで書きこまないように注意しておきましょう。

推薦で内定を得た場合は辞退が難しい

学校側から推薦されて企業の内定を得た場合、大学側と企業間の信頼関係が崩れてしまうため内定を辞退することが難しくなります。また、来年度以降からの推薦枠が無くなってしまうという危険性もあり、後輩にまで迷惑がかかってしまう場合もあります。

まとめ

今回は早期選考で内定を得ても、辞退せずに一度保留にしておくことがベストだと解説しました。一度内定を保留にして、他の企業の選考も受けてみると新たに就職活動の視野が広がり、納得のいく企業で内定を得ることができるでしょう。辞退をするときには解説したメリットとデメリットも考慮し、上記で解説した3つの注意点を必ず押さえて慎重に決断をしましょう。一度取り消された内定は簡単に取り戻すことはできません。ですので、自分が目指すキャリア像に適した企業がどのようなものかわからなくなった場合は、自己研究や企業研究に一度立ち返ってみるのもいいかもしれません。

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