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就活にブラックリストは存在する?正しい面接の辞退方法

date2024年05月31日
就活にブラックリストは存在する?正しい面接の辞退方法
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はじめに

  • バックレた就活生のブラックリスト自体は存在しない
  • 就活生のブラックリストは「個人情報保護の観点」と「スムーズな採用プロセスを重視するため」という理由で存在しない
  • 面接をバックレると起こるリスクは「バックレた就活生と出身大学の信用が低下する」「再応募が不可能になる」「グループ企業に情報共有される」「今後就活エージェントから求人紹介がされなくなる可能性もある」
  • 面接辞退を決めたら、採用担当者に電話かメールで連絡をしよう

就活の面接をバックレてしまうと、ブラックリストに載ってしまうのでしょうか。今回は、面接を途中でバックレてしまうと起こる4つのリスクと、そのリスクを回避するための正しい面接の辞退方法を解説していきます。企業側に迷惑をかけてしまわないように、社会人のマナーとして必ず押さえておきましょう。

就活中でバックレるとブラックリストに載る?

就活中に面接をバックレてしまうと、企業側のブラックリストに載ってしまうのでしょうか。結論として、そのようなブラックリストは存在しません。以下では、ブラックリストが存在しない理由を解説していきます。

ブラックリストが存在しない理由

ブラックリストが存在しない理由は2つあります。1つ目は、企業は就活生の個人情報を厳重に取り扱い、法令を遵守することが求められています。そのため、個人情報保護の観点からブラックリストは存在しません。
そして2つ目は、採用担当者は極めて多忙なため、スムーズな採用プロセスを心がけています。そして、大勢の応募者の中から企業が求めている人材を確保することに日々注力しているため、ブラックリストの作成に充てる時間はありません。

就活でバックレると起こる4つのリスク

就活で面接をバックレると起こるリスクは、以下の4つです。

  • バックレた就活生と出身大学の信用が低下する
  • 再応募が不可能になる
  • グループ企業に情報共有される
  • 今後就活エージェントから求人紹介がされなくなる可能性もある

以下で、解説していきます。

バックレた就活生と出身大学の信用が低下する

就活中に企業との面接をバックレてしまうと、バックレた就活生と出身大学の信用度が下がってしまいます。また、就活生のバックレのせいで企業側は大学のOB・OGの先輩方や今後就活する後輩にまで、ネガティブなイメージを持ってしまいます。そのため、翌年からその企業の募集枠がなくなる可能性もあります。就活生は、出身大学の名前を傷つけないためにも、常に大学の看板を背負っているという自覚を持って就活を進めていきましょう。

再応募が不可能になる

就活中に面接をバックレてしまうと、その企業には再応募ができません。仮に、再応募ができたとしてもバックレた事実が消えることはありません。ですので、責任感がない人物として判断されて、採用されることはないでしょう。何も考えずに軽い気持ちで面接をバックレてしまうと、今後の就活に悪影響が出てしまうので注意が必要です。

グループ企業に情報共有される

他の企業に情報を共有はせずとも、場合によりグループ企業には面接をバックレた情報が共有される可能性は高いです。また、別の企業に無事入社できたとしてもバックレた企業と仕事上の取引をすることもあるでしょう。二度と関わらないという保証はどこにもありません。もし面接をバックレた就活生だと覚えられていたら、仕事に悪影響が出てくる恐れもあるでしょう。

就活エージェントから今後求人紹介がなくなる可能性もある

就活エージェントは、企業との信頼関係を日頃から非常に大切にしています。しかし就活生が面接のバックレを繰り返していると、就活エージェント側は企業との信頼関係に亀裂が入ってしまいます。問題ばかりを引き起こす就活生には、就活相談や書類添削のサポートを受けられなくなり、求人自体が紹介されなくなる可能性があります。

就活でバックレると迷惑!社会人のマナーを心得よう

就活で面接をバックレてしまうと、面接のために準備と時間を割いてくださった採用担当者の方々や、OB・OGの先輩方そして後輩にまで悪影響を及ぼしてしまうと解説してきました。自分から企業に応募したのですから、最後まで誠心誠意を持って連絡をするのが社会人としてのマナーです。
以下では、面接を辞退したい時に行う正しい社会人のマナーを紹介しています。電話で面接辞退を伝える場合と、メールで面接辞退を伝える場合に分けて紹介しています。社会人のマナーとして、しっかりと覚えておきましょう。

早めに採用担当者に連絡をする

応募した企業を辞退したいと決めた時点で、その企業の採用担当者へ連絡をするようにしましょう。電話やメールのどちらでも構いませんが、当日や急を要する場合は電話の方がおすすめです。企業側に連絡も何もせずに、面接をバックレてしまうのは社会人としてのマナー違反になりますので、最後まで責任を持って対応しましょう。

電話での面接辞退の場合

企業に電話で面接の辞退を伝える場合は、電話をかける時間帯には細心の注意を払いましょう。始業直後や終業間際やお昼休みは避けるのが無難です。電話のタイミングは、お昼前や夕方がいいでしょう。電話では、出身大学と名前を名乗り採用担当者に簡潔に伝えられるように準備しておきましょう。
面接辞退の理由を詳しく聞かれた場合には、慌てずに答えられるようにメモを準備しておくとスムーズに答えられます。もしも、採用担当者が不在の場合はご都合のよい日時を伺い、再度連絡をしましょう。

メールでの面接辞退の場合

企業にメールで面接の辞退を伝える場合は、どのような本文内容なのか一目でわかる件名にしましょう。そして、本文は短すぎず長すぎない文章を心がけましょう。3行程度の短い文章で済ませるのはNGです。お詫びの言葉も忘れずに記載して、メールの終わりには著名を必ず付けましょう。

まとめ

企業の就活生のブラックリスト自体は存在しません。しかし、グループ企業だとこの就活生が面接をバックレたという情報が共有されている可能性が高いため、軽い気持ちで面接をバックレてしまうと後々の就活や就職後まで響いてしまいます。また、自分だけではなく面接の日程を合わせてくださった採用担当者の方、OB・OGの先輩方や、後輩などさまざまな方に迷惑がかかります。ですので、面接をバックレるという行為は絶対にしないようにしましょう。もしも、応募した企業の面接を辞退したいと決めたなら、今回紹介した伝え方を参考にして、早めに電話かメールで誠意を持って連絡をしましょう。

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