【2025年卒】就活スケジュール・やるべきことを解説
はじめに
- 一般的なスケジュールでは就活を始める時期の目安は大学3年次の5月ごろ
- 就活をスムーズに進めるには、計画的にやるべきことの予定を組む
- 就活スケジュールは年々早期化傾向にあるが、焦らないよう注意する
- インターンシップなどは積極的に参加し、自己分析や企業研究を綿密に行う
- 就活はスケジュールをもとに、できることから早めに行動することが大切
就職活動を始めるにあたり、いつ、何から手を付ければいいかわからないという方は多いのではないでしょうか。この記事では2025年卒業予定の方向けに、就活のスケジュールと時期ごとにやるべきことを解説していきます。
25卒の就活スケジュール
25卒の場合、就活の時期はおおむねこちらに示した表のようになります。以下より、就活を始める具体的なタイミングをはじめ、エントリー開始や選考開始などの時期について見ていきましょう。
就活はいつから始める?
就活は大学3年次の春、5月ごろまでには本格的に始めるのが一般的とされています。企業のインターンシップは6月に始まるため、そのタイミングに合わせて自己分析などを開始する学生が多い傾向にあるからです。
就活をスムーズに進めるためには、スケジュールに基づいて、計画的にやるべきことの予定を組むことが大切です。説明会などの日程は業界や企業ごとに異なるので、こまめな情報収集を心がけましょう。
エントリー・選考開始・内定の時期
エントリーシートの提出は4年次の3月~4月ごろから始まります。選考開始は業界や企業にもよりますが、一般的には夏から秋にかけて行われています。内定通知は、企業によっては選考開始後すぐに出ることもあるようです。
先述のスケジュール表にある通り、企業へのエントリーが始まる時期以降は、エントリーシートの提出から企業説明会・面接など、イベントが多く忙しくなる傾向があります。あらかじめやるべきことを整理し、効率よく準備できるようにしましょう。
就活の日程は早期化傾向にある
就職活動の日程は年々早期化傾向にあり、ここ数年は6月の時点で内々定をもらっている学生が7割にのぼるとも言われています。独自のスケジュールで選考を始める企業や、早めに活動を始める学生が増える傾向にありますが、焦って就活そのものをおろそかにしないよう注意が必要です。
「就活解禁日」をはじめとする就活の日程については、就活解禁日をわかりやすく解説!スケジュールと事前準備の紹介で詳しく解説しています。
就活のポイント~イベント参加~
ここからは、就活でやるべきことのポイントを紹介していきます。まずはインターンシップや会社説明会といった、参加・体験を通した情報収集の場で押さえておきたい点について見ていきましょう。
インターンシップ
インターンシップは企業の仕事を体験することで、自分がその職場で働くイメージを描くための重要な機会です。その企業の雰囲気やどんなスキルが必要になるかの見極め、また自分の適性把握や人脈づくりにも活用できます。志望企業や業界がまだ決まっていない場合は、スケジュールの合うものに参加するなど、積極的に体験してみましょう。
25卒からはインターンシップのルールが変更になります。詳細については25卒就活がやばい!その理由から対策までを解説を参考にしてみてください。
会社説明会・合同説明会
説明会は企業のビジョンや働き方、社風などを直接聞くことができ、自分がどんな企業で働きたいのかを具体的にイメージするための情報源となります。複数の企業が集まる合同説明会では、知らない企業の知識を得たり、企業同士を比較検討したりすることも可能です。参加の際は事前のリサーチを行い、ルールやマナーを把握しておきましょう。
就活のポイント~分析・研究~
次に、自己分析や企業研究など、自身の強みや志向を深掘りする段階におけるポイントを解説します。
自己分析
自己分析は、自分自身の強みや弱み、適性や興味・価値観などを深く理解することです。
学生時代や過去の経験を思い返し、自分の選択や行動・取り組みを振り返ってみましょう。何を学び、どのように成長し、経験を仕事でどう活かせるかを具体的に探ることで、エントリーシートの記入や面接の自己PRなどでアピールすることが見つかります。
企業研究
企業研究では、自分がその企業で働くことが、自分自身のキャリアや価値観と合致するのかを確認します。なぜその業界や企業を選び、どう企業に貢献できるか、説得力をもって答えられるようにしましょう。企業研究にあたっては企業説明会や企業の公式Webサイト、SNSや書籍など、さまざまな情報源を活用することが大切です。
エントリー企業の選び方については、就活は何社受ける?選考数の平均とエントリー企業の選びかたで詳しく解説しています。
書類作成
エントリーシートや履歴書の作成は就活の重要なステップです。よくある質問には「志望動機」「自己PR」「学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)」があります。自己分析や企業研究で得られた結果をもとに、自分がその企業でどのように活躍できるのかをなるべく具体的に書きましょう。誤字脱字などの見直しも忘れずに行います。
「ガクチカ」を記入する際のポイントについては、ガクチカとは?書き方の例とポイントを解説!で紹介しています。
就活のポイント~試験・面接~
最後に、筆記試験と面接を受ける際のポイントについて解説します。
筆記試験対策
筆記試験の形式は企業や業界によりますが、一般的なものには言語問題・非言語(数理)問題・一般常識・性格テストなどがあります。可能な場合は、事前に過去の出題傾向をチェックしておくことがおすすめです。専門書やWebサイトでの学習、模擬試験の利用などを通じて、継続的に学習を行いましょう。
面接対策
面接では自分の強みや成長の過程、その企業でのビジョンを明確に伝えることが大切です。第三者に見てもらうなどしながら繰り返し練習を行い、自分の言葉で回答できるようにしましょう。また、面接ではビジネスマナーや身だしなみ、言葉遣いなどもチェックされていますので、あわせて確認しておきましょう。
まとめ
早期化傾向にある近年の就職活動では、一般的なスケジュールを把握したうえで、なるべく早めに行動することが大切です。とはいえ、焦って自己分析や企業研究を行ってしまうと、自分が本当に望む進路を見つけることは難しくなってしまいます。
就活はやるべきことが多く、また長丁場になります。まずはスケジュールに沿って、やることと優先順位を具体化し、できることからひとつずつ始めてみてはいかがでしょうか。