スマホで簡単!就活を効率化する方法とおすすめアプリ


はじめに
- 忙しい就活生は就活向けアプリを利用すると効率的に活動できる
- 面接対策のため隙間時間にニュースアプリで時事をチェックしよう
- 同じ機能のアプリを複数使うと情報がまとまらないので厳選して使おう
- 生成AIを使う場合はAIが出した回答の正誤を確認しよう
就活にスマホを活用するメリット
現代の学生は、勉強、サークル、アルバイトを並行して就職活動をおこなう必要があり、時間の余裕がない学生が多くなっています。そのため、スマホアプリを使って隙間時間に効率よく就活を進めることは、いまや必須の対策といえるでしょう。
この記事では、就活にオススメなスマホ用アプリを紹介します。
就活にオススメのスマホアプリ
就活にオススメのアプリを用途別に紹介します。
メール管理アプリ
【Gmailアプリ】
Gmailはインターネット検索大手のGoogleが提供しているメールサービスで、スマホ用アプリも用意されています。無料でメールアドレスを取得でき、世界中で利用されています。後述のGoogleカレンダーとの連携が可能という点も便利です。
スケジュール管理アプリ
【Googleカレンダー】
有名なスケジュールアプリのひとつがGoogleカレンダーです。就活の予定をカレンダー形式で一覧表示でき、通知をオンにするとリマインダー機能としても活用できます。
企業研究ができるアプリ
元社員や現社員の口コミから、企業の雰囲気といった企業情報を得られるアプリを紹介します。ただし、口コミ情報は個人の主観的な意見であることを念頭に置き、総合的な企業研究の一部として活用することをお勧めします。
【就活会議】
就活会議は21万人の学生が利用する代表的な口コミプラットフォームです。
社員・元社員による口コミや、約25万件にのぼる企業のES・体験記が掲載されており、効率的に選考の準備を進めることが可能です。
【OpenWork】
OpenWorkは約1800万件の口コミと数多の求人情報を提供しているサービスです。新卒だけでなく転職の情報も掲載されているため、ご自身の状況に合った求人を確認する必要があります。
【en エンゲージ(旧:en ライトハウス)】
22万社以上の口コミが掲載されており、企業が採用活動をしている場合は、求人の閲覧が可能です。企業情報も閲覧可能で、役員数などが記載されているため、企業研究に便利なアプリといえるでしょう。
ニュースアプリ
採用試験では、時事問題や最新ニュースについて聞かれることがあります。
ニュースアプリを活用すれば、電車での移動時間などの隙間時間を利用して手軽に最新ニュースをチェックでき、まったく読まない場合と比べて大きな差がつくでしょう。
【NewsPicks】
国内外の最先端の経済ニュースを掲載しているニュースサイトで、アプリ版もあります。
ニュースを報じるだけでなく、専門家や著名人の解説コメントでより深く理解できるようになっており、就活生にオススメのニュースアプリです。
無料版と有料版があり、有料記事は有料版でなければ閲覧できないことに注意してください。
【グノシー】
国内外の時事・政治ニュースから、エンタメまで幅広く扱うキュレーションアプリです。
お気に入りの記事をクリップタブに保存する機能があり、あとで見返すときに便利な機能です。
隙間時間を使ってニュースや情報を収集したい就活生に向いています。
総合就活アプリ
新卒向けの就活総合サイトとして「リクナビ」、「マイナビ」などはアプリ版も提供してします。
また、「Wantedly Visit」という求人アプリには、ベンチャーや新興企業を中心とした独自の求人が掲載されており、新卒・既卒を問わず、意欲的な人材を募集しています。とくに、成長機会の多さを求める方にオススメです。
OB・OG訪問マッチングアプリ
企業で働く先輩社員から直接情報を得られるOB・OG訪問が、アプリで手軽におこなえます。
【Matcher(マッチャー)】
所属する大学に関係なく、OB・OG訪問ができるマッチングアプリです。OB・OGの登録者数4万人以上、マッチング率も70%以上と非常に高く、国内最大級のOB・OG訪問アプリといえます。アプリの口コミ評価も好評なため、OB・OG訪問を考えている人には大変オススメのアプリです。
【社長メシ】
企業の社長とカジュアル会食ができるマッチングアプリです。大手企業やベンチャー企業など、登録数は1000社を超えています。カジュアル面談のような形式で会食できるため、企業の情報を気軽に質問したり、職場の雰囲気を直接確認できたりします。
インターン用アプリ
就活にインターンの経験は必ずしも必要ありませんが、インターン経験は自己アピールに有効です。インターン募集中の企業と就活生をつなげるマッチングアプリを紹介します。
【Infraインターン】
大学生向けに長期インターンの募集を掲載しています。大学生向け・社会人向けの求人があるため、よく確認して応募しましょう。
【Wantedly Intern】
先述した「Wantedly visit」と同様、新興企業の募集が中心のため、目的に応じて活用してください。
面接・エントリーシート(ES)の対策ができるアプリ
ES・面接対策ができるアプリを紹介します。ご自身の希望に沿って活用してください。また、ES添削・面接対策は大学のキャリアセンターでも無料で受けられますので、併用して対策することをオススメします。
【面接練習/喋り方トレーニング steach(スティーチ)】
面接の練習風景を自撮りでき、AIが文字起こしや、改善点の分析してくれます。また、アプリ提供元のジェイックは「就活AI」というネットサービスも提供しており、こちらはAIが自己PRや志望動機などのアドバイスをしてくれます。どちらも無料で、24時間いつでも利用可能です。何度でも繰り返し利用できるため、面接練習やESのブラッシュアップに役立ちます。
【ES添削カメラ】
紙のESをスマホで撮影するだけでES添削してもらえるアプリです。提出が非常に手軽でありながら、プロのES添削を受けられるため、人気のES添削アプリです。
【カチメン!】
選考動画や模擬面接をAIが分析して、改善点を教えてくれるアプリです。表情や音声をAIが分析してくれるため、面接の印象を向上させたい就活生にもオススメです。
【面接練習アプリ KnockKnock】
AI面接官による模擬面接がおこなえるアプリです。面接の練習は、大学のキャリアセンター以外では現場の状況を再現した練習がしにくいため、このような面接の模擬練習ができるアプリで対策するのもよいでしょう。
就活利用できる生成AIアプリ
ChatGPTなどの生成AIを就活に利用するのもよいでしょう。たとえばChatGPTはスマホアプリがあり、基本機能の利用は無料です。
“プロンプト”と呼ばれる命令文を使って面接官役を任せ、想定質問の出力や答え方の練習ができます。
ただし、生成AIの回答は必ずしも正確とは限らないため、必ず自分で確認しましょう。生成AIから得られた情報が正しいかどうかは、利用者本人の精査が必要です。
その他の便利アプリ
そのほか、就活をするにあたって導入しておくと便利なアプリを紹介します。
【西暦・和暦・年齢・干支早見表】
自分の生年月日を入力すると、学校卒業年度を表示します。履歴書やES作成時に卒業年度を確認するのに便利です。
【DENGENCAFE(電源カフェ)】
全国の充電可能なカフェを教えてくれるアプリです。スマホのバッテリー切れが心配なときなど、緊急の充電に役立ちます。
【コンビニプリントアプリ】
履歴書やESなどの書類が急に必要なときに便利なアプリです。アプリからコンビニのプリンターへデータ(PDF・JPG)を転送して印刷できます。セブン-イレブン専用アプリと、ローソン・ファミリーマート共通アプリがあるので、必要に応じて利用しましょう。
就活でスマホを使う際の注意点
スマホアプリを就活に利用する場合の注意すべきポイントを解説します。
同じ機能のアプリを複数使わない
同じ機能のアプリを複数インストールすると管理が難しくなり、逆に不便になることがあります。アプリは必要なものだけを導入して、情報を適切に管理することが大切です。
たとえば、スケジュールアプリを複数使用すると、予定が分散し、見落としの原因になります。ニュースアプリも同様に、重複した情報や増えすぎた通知で使いにくくなることがあります。
効率を考えて、同じジャンルのアプリは最低限に絞るのがオススメです。
通知をオンにしておく
とくにスケジュールアプリ、ニュースアプリは、通知機能をオンにしておきましょう。
予定が近づくと通知が来たり、1日の終わりにニュースをまとめたて知らせてくれたりと、必要な情報を見落とす可能性が減ります。これらの通知をオンにしておくのは得策といえるでしょう。
生成AIの回答をうのみにしない
前項でも述べましたが、ChatGPTを筆頭とする生成AIを利用するときは「生成AIの回答は、正答率100%ではない」点に注意しましょう。
「膨大なデータから正解の可能性が大きい回答を返す」という仕組み上、生成AIには100%正確といい切れる回答はできません。回答内容がまったくの誤り、または一部に誤りがある可能性は常に存在します。このため、利用者は生成AIから得た情報の正当性を確認する必要があります。
就活に生成AI使う場合は、間違った情報を応募先に提出しないように気を付けましょう。
まとめ
忙しい就活生は就活向けアプリを利用すると効率的に活動できます。就活向けのアプリだけでなく、メールアプリやスケジュール管理アプリも 就活に大変便利です。また、面接で最新の時事問題について質問されることがあるため、隙間時間にニュースアプリでチェックするとよいでしょう。
就活でアプリを使う場合は、重複した機能のものを何個も導入しないよう注意しましょう。情報が分散し、チェックしづらくなるため、同ジャンルのアプリは1~2個に絞りましょう。また、生成AIを利用する場合は「生成AIの回答は必ずしも100%正解とは限らない」ことに注意してください。回答の正当性は利用者本人が確認しましょう。
就活の成功に向けて、アプリを効率的に利用していきましょう。