就職できる気がしないと感じたら?不安を自信に変える対処法
はじめに
なかなか内定までたどりつけず、就職活動に自信が持てず、不安を感じている学生も多いようです。就職活動は、企業に合わせた履歴書の作成や面接対策など、多くの時間と労力がかかります。そのため就職活動において不安を感じることは多いですが、不安な気持ちを乗り越え、自信を持って就職活動に取り組みたい方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
- 就職できる気がしないと感じている学生には特徴がある
- 就職活動は周りと比べないことがモチベーション維持の秘訣
- 業界・企業の視野を広く持ち、周囲を頼りながら就職活動を進めていく
- 自己分析や企業研究、社会人マナーをあらためて見直してみる
就職できる気がしないと感じる学生の特徴
就職できる気がしないと感じている学生には以下の特徴があります。特徴が現在の自分に当てはまっていないかよく確認してみてください。
- 無計画に就活をしている
- 面接対策が不十分である
- 応募書類が適切でない
- 身だしなみが整っていない
無計画に就活をしている
やみくもに多くの企業にエントリーしてしまうと、限られた時間と労力の中では各企業に合わせた選考対策が十分に行えません。その結果、どの企業からも内定を得られない悪循環に陥ってしまいます。就職活動では場数を踏むことも大切ですが、質を重視し、無計画なエントリーは避けましょう。
面接対策が万全でない
面接の対策を事前に準備しておかなければ、本番でうまく自分をアピールすることができません。特に、面接でよく質問される志望理由や自己アピールは、面接官にしっかりと伝わるように事前に練習を重ねて本番に挑みましょう。十分な練習を積むことで本番での余裕も生まれ、面接官に自分の強みを十分にアピールできるようになります。
応募書類が適切でない
履歴書や職務経歴書、エントリーシートは、就職活動におけるあなたの名刺代わりです。その書類に誤字脱字や、不適切な言葉遣いをしてしまうと、どれだけよい志望動機や自己アピール文を記載していても印象が悪くなってしまう恐れがあります。応募書類が完成したら、書類の不備がないか隅々までチェックすることを忘れないようにしましょう。しかし、自分でチェックしただけでは誤字脱字や不適切な言葉遣いを見落としてしまう恐れもありますので、大学の友人や先輩にダブルチェックをしてもらうとより安心して提出することができます。
身だしなみが整っていない
面接では、第一印象が非常に大切です。面接官は、服装から面接を受ける態度まで詳細にチェックしています。とくに服装は面接室に入った瞬間に評価され、その第一印象が面接全体に影響を及ぼします。第一印象は面接官があなたを評価する最初の基準となるため、良い印象を持ってもらえるとその後の質疑応答の評価もポジティブになりやすいです。そのため、面接前には鏡で全身をチェックし、清潔感のある服装と髪型であるか確認することをおすすめします。
就職できる気がしないと感じてしまったら?
就職活動は長期戦なので、モチベーションのコントロールが鍵です。以下で、モチベーションを維持するためのポイントを詳しく解説していますので、参考にしてみてください。
就活は周りと比べない
結論として、就職活動のモチベーションを維持する秘訣は、周りと就活状況を比べないことです。人間は誰しも競争心を持ち、周りと比べることで自分自身を評価する傾向があります。周りと比較し、「遅れている」「劣っている」と感じると、就職活動に対する自信を失い、選考で本来の力を発揮できなくなります。自分の就職活動が正しいかは、実際に企業に入社してみないと分かりません。そのため、周りと自分の比較をせず、自分のペースで就職活動を進めることが重要です。自分の条件や目標に合わせた活動を心がけ、入社後に後悔しない就職活動をしていきましょう。
就職できる気がしない状況から自信を取り戻すには
就職活動における不安から自信を取り戻し、就職に向けて再出発していくにはどのように行動していくのがよいのでしょうか。以下で紹介する対処法を今一度押さえておきましょう。
- 志望企業の視野を広げてみる
- 大学の先輩や友人の力を借りる
- 自己分析と業界・企業研究をあらためて行う
- 社会人マナーを見直してみる
志望企業の視野を広げてみる
就職活動が難航したら、現在の業界・企業から視野を広げ、別の業界・企業を調べてみるのもよいでしょう。未知の業界や企業に出会うことで、新たな興味や可能性を見つけることができます。さまざまな業界・企業を知ることで、自分にマッチした企業選びに繋がり、後悔のない就職活動ができることでしょう。
大学の先輩や友人の力を借りる
大学の先輩から体験談を聞いたり、友人と面接練習をしてアドバイスをもらったりするなど、周りの力を借りるのも徐々に自信を取り戻すのには最適です。一人で抱え込まず、積極的に周りを頼りながら就職活動を進めることをおすすめします。さまざまな視点からアドバイスをもらうことで、就職活動の幅がさらに広がり、就職活動のモチベーションも落とさずに選考に挑むことができるでしょう。
自己分析と業界・企業研究をあらためて行う
就職活動が難航している場合は、あらためて自己分析と業界・企業研究を行うことをおすすめします。視野を広げると、思いがけない自分の強みや向いている業界・企業を発見することができるかもしれません。特定の業界に限定せず、可能性を広げるためにも、自分を新たな角度から再評価してみましょう。
社会人マナーを見直してみる
面接では、社会人としてのマナーも重要な評価ポイントです。たとえ質問への回答が完璧でも、社会人マナーが不十分だと評価を下げる要因になりえます。就職活動中から社会人マナーを身に付け、面接時に自然な振る舞いができるよう、社会人マナーを事前に準備しておくとよいでしょう。また、社会人マナーを就職活動中からしっかりと身に付けておくと、就職をした後にもスムーズに先輩方や取引先の方と仕事でのコミュニケーションが取れるのでおすすめです。
まとめ
今回は、就職できる気がしないと感じている学生の特徴と、自信を取り戻す方法について詳しく解説しました。現在就職活動がうまくいかないと感じている方は、自身がこれらの特徴に当てはまっていないか今一度自分の就職活動を振り返ってみることをおすすめします。内定獲得がうまくいかず、自信を失っているときは、志望業界・企業範囲を広げてみたり、周りの人たちの力を借りて情報収集したりすることも有効です。さらに、あらためて自己分析や企業研究をし、社会人マナーを見直して少しずつ身に付けていくことも自信を回復する一歩になります。少しずつ自信を取り戻しながら、後悔のない就職活動にしていきましょう。