仕事辞めたい!そんな時の対処法や向いてない・疲れたなどの理由を徹底解説!
はじめに
「仕事辞めたい」と思うことは誰にでも可能性があります。なぜ仕事を辞めたいと考えたのか。その理由を知り、対処方法を実践してみてください。仕事辞めたいと思う時の理由やそう思ってしまう人の特徴、対処方法を紹介します。
仕事辞めたい病って何!?
慢性的に仕事辞めたいと感じてしまう「仕事辞めたい病」。現役のITエンジニアが本音を交えて「仕事辞めたい病」について動画で紹介しています。気になる方は、ぜひどうぞ!
仕事を辞めたいと思い悩んでしまう際は以下の記事をご参考ください。ケース別にどう自分と向き合えばよいか徹底的に解説しています。
そもそも「仕事辞めたい」と思うのは甘えですか?
「仕事を辞めたい=甘え」と取られることもあることから、マイナスな感情として捉えられがちです。仕事を辞めたいと思うことは甘えなのか、辞めたいと感じる理由にはどのようなものがあるのかについてお話しします。
仕事辞めたいは甘えではない!その理由は?
結論からいうと、仕事を辞めたいと思うことは「甘え」でも「逃げ」でもありません。
根本的に仕事を辞めることと甘えとは、別問題として考えるべきです。もちろん理由によっては甘えと受け取られることもあるかもしれません。しかし辞めたいと感じることが甘えになってしまうのであれば、たとえ何があっても「頑張るしかない」と追い込まれ、本質を見失ってしまいかねません。
なぜ仕事を辞めたいと感じたのか。その原因と解決法を見つけるためにも、甘えという言葉は排除して、辞めたい理由を分解して考えていく必要があります。
「仕事辞めたいは甘えなのか?」 について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
「仕事辞めたい」にはどんな理由がある?
定期的に仕事を辞めたいと思ってしまう。それではなぜ「仕事辞めたい」と思ってしまうのでしょう。どのようなことが理由につながるのかについて考えたことはありますか?
「仕事辞めたい」と思う理由として可能性がありそうな原因にスポットをあてて見ていきましょう。
職場環境が悪化した
最近職場の環境に変化は起こっていないでしょうか。人員が削減されたり、仕事量が増えたりなど、いつまで経っても仕事が片付かず、毎日のように残業が続いている。他にも人間関係の悪化や新しく配属された上司と反りが合わないなどから、出社することすら苦痛に感じてしまっているなどはないでしょうか。
急に仕事のやり方が変わってしまったり、仕事内容に大幅な変更が起こったりしたせいで、思うように仕事を進められない、捗らないなどもストレスの一因となりえます。このような職場環境の悪化により、「仕事辞めたい」と思ってしまう可能性が考えられます。
ワークライフバランスがとれ安定して働ける職種がIT業界には多いと言われています。詳しくはこちらの記事をご覧ください。
モチベーションが低下した
仕事に対するモチベーションの低下は仕事に対するやる気を奪い、「仕事辞めたい」と思ってしまう原因のひとつと考えられます。一生懸命頑張ってもなんの評価もしてもらえない、不当な扱いを受けているなどが起こっていると、仕事に対するモチベーションの低下を起こし、やる気が失われてしまいます。
やる気が起こらなくなると、仕事内容が合わない・つまらないと考えはじめてしまったり、仕事に嫌気を指してしまったりするケースも出てくるかもしれません。ひどい場合は「どうして自分がこんな仕事をしないといけないのか」などの不満を呼び起こす可能性も出てきます。
IT業界では異業種からでも活躍できる職種がいくつかあります。
営業経験を活かしたい方はこちらの記事をチェックしてみてください。
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家庭やプライベートでの問題
プライベートで起こった問題が影響を及ぼし、「仕事辞めたい」と思ってしまうケースも珍しくありません。
家庭内でのトラブルや、プライベートで起こった失恋、金銭面の問題など。すぐに解決できないような問題に思い悩んでいたり、起こってしまったことを引きずってしまったりしていると、仕事に身が入らなくなることもあるでしょう。そのせいで思うように仕事が捗らなくなるかもしれません。
仕事に身が入らずありえないようなミスを多発してしまったり、ミスのせいで上司に叱責されたりなどが繰り返されると、仕事を辞めてしまいたいと感じてしまうのかもしれません。
人間関係のトラブル
仕事を辞めたいと感じる理由のなかでも、人間関係に関する問題で思い悩み、仕事を辞めたいと感じる人はかなり多そうです。人間関係により辞めたいと感じるのはどのような状況でしょう。誰もフォローしてくれない、上司の評価の公平さに欠ける、上司のパワハラ、同僚と折り合わない、後輩に舐められているなど、様々な原因が考えられます。そのような原因を解決できず信頼関係を構築できない日々が続くことで心身ともに疲弊し辞めたいと思ってしまうのは当然なことだと言えます。
「仕事辞めたい」理由として「人間関係のトラブル」 について、もっと詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
向いてないと感じた
入社する前は自分に合った仕事だと思っていたけど、いざ働き出すとイメージと違ったと思う人も少なくないようです。どういう理由で会社選びをして入社に至ったのかは人によって異なりますが、少なくともこの仕事は自分にもできる、又はやりたい、向いていると思い入社する人が多いと思います。そういう人がとういった理由で向いていないと感じるのでしょうか。
それはミスばかりしてしまう、やりがいを感じない、想像以上に忙しい、上司やクライアントに向いていないと指摘されたなどが挙げられます。自分はこの仕事に向いていないと思いながら作業することでクオリティは下がり、成果が上がらず評価が下がり、モチベーションも下がり、さらにクオリティが下がるなど、悪循環の中で成長できない状態が続けば「仕事辞めたい」と思うようになるのも当然のことだと言えます。
仕事に疲れた。
仕事に疲れて辞めたいと感じることは誰もが一度は思うことではないでしょうか。その理由に、人間関係で思い悩む、仕事量が多すぎて疲労困憊になる、ストレスを溜め込んでしまう、将来への不安を払拭できないなどが挙げられます。疲れたと感じることは我慢した先にあることなので、そもそも仕事の対価に不満があることが原因かもしれません。
それはやりがいや金銭的な待遇です。仕事に達成感ややりがいがあれば多少の疲れが出てきてもリフレッシュされます。また、給料に反映されることも同様の効果が望めます。それが無いなかで人間関係や仕事量、ストレスや将来への不安などの悩みが蓄積していくことで疲れ果て「仕事から逃げたい=仕事辞めたい」と思ってしまうのかもしれません。
仕事辞めたいけど、実は理由がない
仕事辞めたいと思うことはありますが、明確な理由が見当たらない場合があります。そんな時、一時の感情で行動してしまい、後悔する結果にならないためには、なぜ辞めたいと感じたのか、その理由に向き合ってみることが必要です。
理由が見つからないまま仕事を辞めた場合にリスクがあります。自己成長ができない、円満退職ができない、次の転職先でも繰り返してしまうなどです。これらのリスクは次の転職活動にも影響を及ぼしますので、まずは冷静になりその理由を自分なりに見つけだし、分析することで本当に辞めるべきなのか、次の転職先ではどうしたいのかを明確にすることで良い選択ができるはずです。
「仕事辞めたいけど理由がない」 について、もっと詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
「仕事辞めたい」と思ってしまう人の特徴
「仕事辞めたい」と思う原因を突き詰めていくと、そう思ってしまう人の特徴が見えてきます。以下にその特徴をまとめますので、ご自身に当てはまるものがないかをチェックしてみてください。
仕事熱心
今まで一生懸命に仕事に取り組み、いつも前向きで熱心に働いている人は、ある日突然「仕事辞めたい」と思うことがあります。真面目さゆえの結果なのかもしれません。
熱心に仕事に向き合う人ほど、自分自身の中にしっかりとした理想を持っていることが多く、思い描く理想の自分に近づけないことにショックを受けてしまうようです。
理想と現実のギャップが埋められないまま仕事をしていると、ある日突然張り詰めていた気持ちが途絶えてしまうのでしょう。仕事熱心だからこそ理想と現実の違いを許せず、仕事を辞めたいという結論にいたってしまうのかもしれません。
責任感が強い
責任感が強いタイプの人は、ミスが続いてしまったり、与えられた目標が達成できなかったりすると、必要以上に自分自身を責めてしまう傾向にあります。責任感が強いことは素晴らしいことですが、必要以上の責任感は、自分自身を追い込み・追い詰め、悪い影響を及ぼしかねません。
誰のせいでもないミスやトラブルなどを、責任感が強いあまりになんでもかんでも「自分のせいだ」と思っていると、自分は何もできない人間ではないかと考えはじめるのでしょう。結果、自分は無力だと勝手に烙印を押し、仕事が向いていない・できないダメな人間だと思い込み、「仕事辞めたい」と思ってしまうのかもしれません。
コミュニケーションが苦手
「仕事辞めたい」と思いやすい人のなかには、社内の人間関係の問題に頭を抱えている人も多そうです。
人間関係のトラブルが起こる理由には、本人がコミュニケーションをとることに苦手意識を持っていることが一因としてあげられます。人とのコミュニケーションが苦手で周囲の人とうまく馴染めない、うまくコミュニケーションがとれないせいで仕事を円滑に進められないなど、職場で不自由さを感じているのかもしれません。
うまく立ち回れない結果、仕事辞めたいと思ってしまうこともおこりえるのです。
ストレスを感じやすい
仕事から受けるストレスにはさまざまな問題があげられます。しかし仕事を辞めたいとまで思いいたってしまう人のなかには、自分自身の性格からストレスを招き寄せてしまう人もいるようです。気を使いすぎる神経質な人、過度な負けず嫌いな人、人一倍責任感が強い人など、この3つの特徴に思い当たる人は仕事からストレスを感じてしまいやすい人かもしれません。
蓄積されていくストレスは、体や心を静かに蝕んでいきます。気づかないうちに蓄積されたストレスは、ある日突然大きな不調となって現れるかもしれません。そうならないように日々体や心が発信するSOSのサインに気付くことと適度な自分に合ったストレス解消法を知っておくことも重要です。
「ストレスで仕事辞めたい!」 について、もっと詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
うつになりやすい
毎日ツライ、仕事を辞めたいと考えている人は、もしかするとうつ病が原因かもしれません。疲れているのに眠れない、食欲がない、仕事に行こうとするとめまいや吐き気がする。このような症状がある場合、うつ病を疑ってください。
朝どうしても布団から出られない、仕事へ行くことを考えるだけで気持ちが滅入ってしまう。一見、「甘え」や「怠け」と捉えられがちなこの状態。もしかすると知らぬ間にご自身は追い詰められ、危険な状態になっている可能性があります。
危険な状態とは「うつ病」の可能性です。うつ病と聞くと、心が弱い人や甘えている人がなるもので、「自分とは関係ない」と思っている人も多いかもしれません。しかし、うつ病は誰しも発症する可能性があり、発症する理由や原因には仕事によるストレスも挙げられます。
「仕事辞めたいのはうつが原因?」 について、もっと詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
「仕事辞めたい」と思った時の対処法とは?
自分が「仕事辞めたい」と少しでも感じたのであれば、速やかになんらかの行動を起こすことをオススメします。以下には「仕事辞めたい」と思ってしまった時の対処法を紹介しています。ぜひできることから実践してみてください。
なぜ辞めたくなるのか考える
なぜ仕事を辞めたいという考えにいたったのかを冷静に考えてみましょう。どこに原因があるのか、些細なことでも構いませんので、冷静にじっくりと考え原因を見つけ出していきます。もしかすると原因がなくなれば仕事を辞めずに済むのかもしれません。
辞めたいという思いを克服するには、問題に正面から向き合う必要があります。そのとき、いかに冷静に自分が置かれている状況や、ご自身の気持ちに向き合えるかが重要になってくるでしょう。辞めたいと感じはじめてから時間が経過しすぎると、気持ちが切り替えられなくなってしまいますので、できるだけ早い段階で辞めたくなった理由を探すことがオススメです。
信頼できる人に相談する
もし自分が「仕事辞めたい」と思ったのであれば、身近な人で信頼できる人に思い切って相談してみてはいかがでしょう。
相談する相手は、仕事関係の人だけではなく、友人やご家族でも構いません。むしろ仕事関係者ではないほうが、落ち着いて話を聞いてもらえ、冷静で公平な判断をしてくれるかもしれません。自分だけでは偏った視点でしか問題に向き合えませんが、信頼できる第三者の視点を挟むことで、よりいっそう冷静に問題へと向き合えることでしょう。
自分のなかにある不安や悩みは、信頼できる人に吐き出すだけでも楽になる可能性もありますので、抱え込まず誰かに相談してみてください。
趣味でストレスを発散する
問題にばかり向き合ってしまうと、問題を解決することに対して頭や心が拒否状態に陥ってしまいかねません。問題解決のために、ご自身の好きなことややってみたかったことなどにトライし、ストレスを発散してみてはいかがでしょう。
辞めたいと思った気持ちや原因から少しだけでも距離をおいてみてください。距離を置くことで解決策が浮かぶ可能性も出てきます。問題や原因と距離を置くためには、好きなことに没頭し、プライベートを満喫することが重要です。ご自身の中で仕事とプライベートのON・OFFの切り替えができるようになれば、抱えていたストレスが軽減されるかもしれません。
思い切って休んでみる
「仕事辞めたい」と思ってしまうほどツラい状況であれば、思い切って少し心と体に休養を与えてみてはいかがでしょう。常に仕事を辞めたいと考えながら仕事をしていると、知らぬ間に心も体も疲弊していきます。そのような疲れから少しでも開放されれば、重く苦しかった気持ちも軽減されるかもしれません。
1日でも構いませんので仕事から離れる日を作ってみてください。その1日で好きなことをしたり好きなだけ寝てみたり体を動かしてみたり。何でも構いませんのでご自身の機嫌をとってあげましょう。仕事を休んで好きなことができればリフレッシュにつながり、体や心だけでなく、気持ちもスッキリするはずです。
それでも辞めたい場合は転職を視野に!
ここまで対処法を紹介してきましたが、それでもやはり「辞めたい」という気持ちがなくならないなら、転職を視野に入れましょう。但し、転職にもリスクは生じます。それは自己分析ができていない、内定が欲しくて焦る、次の職場が決まる前に退職して余裕がないなど、このような理由で転職に失敗して後悔する人も少なくありません。そうならないようにしっかり準備をして転職活動することをおすすめします。
以下の記事で転職の流れについて把握できます。
転職のタイミングはいつが最適?年代別に解説
また、転職で失敗しないために、転職直後「失敗した」「辞めたい」と後悔しないために知っておきたいことは? 失敗続きの解消方法についても読んでおくこともおすすめします。
辞めたいけど怖くて言えない場合は?
「仕事を辞めよう」と決意したあと、上司に伝えようにも何を言われるのかと思うと怖くなってしまい、なかなか言い出せないことがあるかもしれません。言いにくいことを伝える時、相手の反応を勝手に想像してしまい怖くて言い出せなくなってしまった経験は、誰しも一度や二度、あるのではないでしょうか。
上司に伝えづらい、人手不足を理由に引き止められる、同僚と気まずくなる、親の反応が気になる、転職先が決まらないなど、言い出せない理由はあると思います。ですが言い出せないまま先延ばしにしてしまうと、先々で後悔することになるかもしれません。伝えることを怖いと感じることは一瞬のことです。一生続くわけではありませんので、勇気を出して自分の気持ちを優先してみてください。
「仕事辞めたいけど怖くて言えない場合」 について、もっと詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
新卒だけど辞めたい場合は?
新卒で入社し、まだわずかな期間しか仕事をしていないとしても、仕事を辞めたいと感じることはあるでしょう。よくある理由として、仕事内容のミスマッチ、人間関係が合わない、労働環境が劣悪だった、社風が合わないなどが挙げられます。しかし新卒で辞めてしまうとリスクが生じるため悩む人もいるようです。
新卒で仕事を辞めたいと感じた理由によっては、新卒でも退職し、転職を視野に入れて考えることは問題ではありません。しかし新卒で辞めてしまうと、今後の転職活動にリスクを背負うことになります。可能であれば退職せずに済む方法がないかをじっくりと考えてみてはいかがでしょう。
「新卒だけど仕事辞めたい場合」 について、もっと詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
まとめ
甘えのように取られるかもしれませんが、働いていれば誰しも「仕事辞めたい」と思ってしまう可能性は十分にあります。だからこそ丁寧に自分のなかに芽生えた仕事を辞めたいと感じた理由としっかり向き合う必要があるのです。一時の感情に流されず、冷静に自分のなかにある不安や悩みと向き合い、どうすれば問題を解決できるのか、原因を排除すれば辞めないで済むのかと模索してみましょう。
また、「仕事辞めたい」と思うことは1度消えても繰り返しやってくるかもしれません。だからこそ紹介した対処方法をきちんと理解し、実践できるようにしておけば今後に生かしていけるでしょう。
最後のチェックポイント
- 仕事環境の悪化から仕事を辞めたいと感じることは珍しくない
- モチベーションの低下によるやる気の減少は要注意
- プライベートの問題が仕事に悪影響を及ぼす可能性も
- 仕事熱心な人や責任感が強い人は突然辞めたくなることがある
- なぜ辞めたくなったかを冷静に確認し改善を目指すことも重要
- 信頼できる第三者に相談したり話したりして悩みを抱え込まないようにする
- 趣味や好きなことに没頭しストレス発散を促そう
- 休息を取ることで気持ちがスッキリし前向きになれる
- 対処法を覚えていれば、再発しても速やかに対処ができるようになる