新入社員が周りに差をつけるためには?入社に向けた準備も解説
はじめに
新年度、新入社員は社会人1年目として一斉にスタートを切ります。最初は皆同じところからのスタートなのに数年後に差が出てくるのはなぜでしょう。この記事では同期との競争で意識すべきところや、仕事への取り組み方を説明します。
入社前にやるべきこととは
社会人としての競争は入社前から始まっています。また、入社が決まったからといって油断していると、思わぬハプニングに見舞われることもあるかもしれません。ここでは入社前にしておきたいことを解説します。
生活リズムを整える
大学も卒業年度となると授業数が少なくなり、生活リズムが乱れがちです。夜型の生活に慣れてしまって、入社してから寝坊して遅刻などすることのないよう、卒業前からリズムを整えておきましょう。
確実に卒業できるようにしておく
せっかく就職が決まったのに卒論が間に合わないとか、卒業試験に落ちるといったことのないように注意しましょう。締め切り間際に卒論のデータが破損してしまうなどということもあり得ます。余裕を持ったスケジュールで取り組み、確実に卒業しておきましょう。
通勤着を買っておく
新入社員なのに清潔感がないとイメージが良くありません。清潔感を保つためには、通勤着は一定の枚数を持っておくことが必要です。靴も1足だけでなく最低2足は用意しましょう。色や形は無難なものにしておきましょう。髪型も常に整えておくのがポイントです。
社会人になったらできないことをしておく
海外への長期旅行などは、一度入社してしまったらするのが難しくなります。学生時代の思い出作りや、視野を広げるためにも旅行は就職する前にしておきましょう。
また、社会人になるのをきっかけにひとり暮らしを始める人も多いと思われます。引っ越しは時間も手間もかかるので入社前に済ませておきましょう。
ひとり暮らしを始めるに当たって気を付けたいポイントについてはこちらの記事社会人一人暮らしはきつい?部屋探し・初期費用・節約のコツに詳しく書かれているので参考にしてみてください。
入社初日の持ち物
入社式の日に持っていくべきもののリストがこちらです。
- 身元保証書
- 卒業証明書
- 国民年金手帳
- 銀行通帳
- 印鑑
- 住民票記載事項証明書
- クリアファイルなど
企業によって多少違ってきます。持ち物の指示があるはずなのでそれに従ってください。
新入社員が信頼を得る方法とは
まずは「遅刻をしない」。いくら仕事ができても、遅刻を頻繁にするような人は信頼されません。
そして「メールはすぐに返信する」。常にメールの返信が早い人は仕事もできると思われます。
さらに大事なのが「ミスをしたら再発防止策を考える」ということです。ミスは誰でもします。大切なのは同じことを繰り返さないように対策を練ることです。
「いつまでも学生気分が抜けていない」などと言われないようにするにはどうしたらいいか、こちらの記事社会人としての意識とは?めざせ!学生気分からの脱却で解説していますのでぜひ参考にしてみてください。
デキる新入社員がしていること
何ごとも、最初が肝心です。仕事ができる新入社員になるために、心がけるべきこと、やるべきことについて説明します。
目的を理解して仕事をする
資料作成ひとつとっても、それが社内会議で使うものなのか、クライアントに見せるものなのかで表現の仕方が変わってきます。何ごとも目的を確認したうえで仕事に取りかかりましょう。
新入社員に任されることの多い仕事のひとつに資料作成があります。こちらの記事ビジネス文書からプレゼン資料まで!見やすい資料作成のコツとは?では資料作成のポイントについて解説してありますのでぜひ参考にしてみてください。
頼まれた仕事はきちんとこなす
どのような小さな仕事でも、言われたことはきちんとこなしましょう。雑務のように見えることでもおろそかにせず、普段からきちんとこなしている人のほうが大きな仕事を任されやすい傾向にあります。
わからないことは素直に聞く
わからないことがあるのは新人なら当たり前であり、恥ずかしいことではありません。「聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥」と思って、わからないことがあったら先輩や上司に聞きましょう。わからないままでいることのほうが良くないです。むしろ新人のうちにどんどん聞いておきましょう。
積極的にコミュニケーションを取る
話しかけられるのを待たずに自分からどんどん話しかけていきましょう。そのほうが人間関係は構築しやすいです。人間関係が良好だと仕事がしやすいのは当然のことです。積極的に周りに話しかけてみましょう。
新入社員にとって一番大切なこととは
新入社員にとって最も大切なのは健康です。プライベートの管理はもちろんですが、仕事のし過ぎも良くありません。人生は仕事ばかりではなく、むしろ仕事から離れたところに大切な面がたくさんあります。残業もほどほどに、休みをしっかり取ってワークライフバランスを心がけましょう。
まとめ
新しく社会人になって右も左もわからないことだらけ、という人も少なくないかもしれません。そのような中で周囲に差をつけて、仕事のできる新入社員になるためにはさまざまな心がけが必要です。この記事に書いたことは、これから数十年社会人としてやっていく上で基本となることばかりです。ぜひ参考にしてください。
最後のチェックポイント
- 社会人としてのスタートダッシュは入社前から始まっている
- 信頼を得るためにはまず遅刻をしない
- 目的を理解して仕事をしよう
- わからないことがあったら素直に聞こう
- 健康にだけは気を付けよう