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就活解禁日をわかりやすく解説!スケジュールと事前準備の紹介

date2023年10月17日
就活解禁日をわかりやすく解説!スケジュールと事前準備の紹介
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はじめに

  • 3月1日の就活解禁日は求人・エントリー・会社説明会がはじまる「広報活動」を指す
  • 3つの就職解禁日は経団連が調整して「広報活動」「採用選考活動開始」「正式な内定日」を発表している
  • 就活解禁日の前に情報を公開している企業もあり、内定日の前に内々定を出している企業もある
  • 情報は解禁日の前に出ていることが多いので、就活生は事前の情報を集めたり準備をしたりしておくと心強い
  • インターンは1年生から受け入れている企業も増えたが、人気企業は倍率が高いので入念な準備が必要

就活解禁日は企業が広報活動をはじめる3月1日以降のことを指すことが多いです。解禁日には3つあります。就活をはじめるのに3つの解禁日についてと企業の動き方、就活解禁日に向けて就活生が事前に準備できることを紹介していきます。就活のスケジュールを組む際、参考にしていただければ幸いです。

就活の「解禁日」とは

就活における「解禁日」は日本経済団体連合会(経団連)が企業と大学の調整を行い、日程を調整します。企業により解禁日は異なりますが、経団連に加盟している企業は経団連が発表する日程を基準にしてよいでしょう。

  • 広報活動:求人・エントリー・会社説明会がはじまる日

    大学3年生の3月1日~

  • 採用選考活動開始:採用試験がはじまる日

    大学4年生の6月1日~

  • 正式な内定日:企業と学生の契約締結がはじまる日

    大学4年生の10月1日~

広報活動

大学3年生の3月1日から開始される広報活動は、企業の求人やエントリー・会社説明がはじまる日です。就活サイトや企業のホームページで採用情報が解禁されます。会社説明の行われる日が3月1日の企業もあるので事前の調査があると安心でしょう。

採用選考活動開始

大学4年生の6月1日から開始される採用選考活動は、企業が採用のために日時を指定して行う試験の解禁日です。面接やグループワーク・筆記の試験対策を事前に準備しておくと採用選考に自信をもって挑めるでしょう。

正式な内定日

大学4年生の10月1日から開始される正式な内定日は、企業と学生の労働契約がはじまる日です。この日までに内々定を出している企業もあるため、自分の受ける企業がどのような動きをしているのか確認をしましょう。

解禁日における実際の企業対応は?

就活の解禁日は大きく分けて3つあります。解禁日のルールに応じて企業側がどのように動いているか説明をしていきます。広報活動がはじまる3月1日に解禁されるのは企業や就活サイトにエントリーした学生の情報です。企業側はエントリーがはじまる前から情報を出し、スケジュールを組むといった活動をしています。

企業説明会

企業説明会は情報公開の開始日から行えます。3月1日に行う企業があるため、それよりも前から情報を集める必要があるでしょう。企業のホームページでは随時情報が更新されます。気になる企業がある場合には大学3年生の4月ごろから確認する癖をつけておくと、情報を漏らさずにチェックできるでしょう。

インターン

インターンは3年生になってからでも可能ですが、早い企業では1年生から受け入れる企業もあります。期間は数日単位のものから1年以上かける長期間のものまであります。インターンは企業の業務体験を学生が行い、学生が将来の職種とミスマッチがないか確かめる場です。企業側からすると、やる気のある学生や即戦力になりそうな学生の力を伸ばすことが可能でしょう。

内々定

インターンを早い時期に行ったり説明会や選考への参加を早めに行ったりする大学生が増えています。それに伴い、企業側も内々定を大学4年生の6月ごろから出す企業が増加しました。内々定を出す前に企業がインターンや選考を行うため、早めに就活を行うと後から選考を行う就活生より余裕をもって就活を行えるでしょう。

就活解禁日に向けて準備できること

就活生が就活解禁日に向けて準備できることを説明していきます。自己分析から企業に対してまで5つ紹介していきます。自分ができることから行ってみましょう。

  • 自己分析
  • 業界・企業研究
  • 履歴書・エントリーシート準備
  • 面接準備
  • インターン

自己分析

自己分析は、企業へ自分がどのような人であるか自分の言葉を用いて伝えるために行うものです。相手へ伝える前に自分の経験や考え方を振り返り整理します。そのために自分が何を感じて判断基準にし、どのような行動を行ったか心に残っている出来事や人生の節目の出来事を振り返りましょう。感情や判断基準を振り返ることで自分の性質が見えてきます。コロナ禍で思うように動けなかった時期に工夫したことや行動に起こしたこともアピールになるでしょう。

業界・企業研究

業界・企業研究は、自己分析で見えてきた自分の性質と希望している企業や業界が合っているか確かめるものです。企業研究を重ねることで自分と企業のミスマッチを防ぐことが可能です。情報公開の解禁日から行うこともできますが、解禁日の前より準備しておくと手元にある情報の量が増えても精査ができるでしょう。解禁日の前からできる業界・企業研究の一例としては会社四季報や業界地図、Webページや過去の求人情報があります。

履歴書・エントリーシート準備

履歴書やエントリーシートは解禁日の前から練習で書いておくとよいでしょう。自己分析や業界・企業研究を行うと、目指す業界や企業が定まります。定まったら受ける業界・企業を想定して履歴書やエントリーシートを書いてみましょう。書いた履歴書やエントリーシートは周りの人に見てもらい、改善点を洗い出します。改善点が出てきたら中身を改良して書くことを繰り返し行うことで、よりよい履歴書やエントリーシートが書けるでしょう。

面接準備

面接準備は広報活動の解禁日や採用選考活動開始の前から練習を重ねるとよいでしょう。業界・企業研究を行い、面接でよく聞かれる質問や聞くとよい逆質問を調べましょう。自己分析を通して、質問に自分がどう感じてどう思うか、自分の考えや将来の展望を自分の言葉で説明できるようにします。周りの人と面接練習を重ねて改善点を洗い出し、企業へ自分の考えをわかりやすく伝えられるように改良を重ねていくと自信にもつながります。

インターン

インターンは大学3年生の夏休みに取り組む学生が多いです。しかし近年では1年生から受け入れる企業も増えています。早めに興味がある業界や企業に触れることで職種への理解を深めることが可能です。長期のインターンの前には学業との両立可能かサポートがある企業であるか確認が大切です。インターンの採用は人気のある企業ほど高倍率の可能性があるため、面接や履歴書で企業の人に自分の意欲を伝える必要があるでしょう。

まとめ

就活解禁日は企業説明会の開始や内定出しの開始日であることが多いです。就職解禁日から動きはじめる就活生もいますが、内定をもらいやすい就活生は解禁日の前から情報収集や行動を起こしている可能性が高いでしょう。就活解禁日を目安にしつつ準備を行い、希望する業界や企業に就職できるよう行動をしていきましょう。

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