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手に職をつけるの意味とは?必要資格についてや仕事一覧を解説

date2024年07月03日
手に職をつけるの意味とは?必要資格についてや仕事一覧を解説
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はじめに

手に職をつけると聞くと、資格が必要な専門職や、公務員などを思い浮かべる方もいるでしょう。しかし「手に職をつける」=「資格を取得する」ことではありません。
この記事では「手に職をつける」の意味や仕事一覧をご紹介していきます。

「手に職をつける」はどういう意味?

「手に職をつける」というのは、資格の有無に関係なく社会的に通用する仕事のスキルや、社会的な需要が高く重宝されるスキルを身につけることです。
昨今、働き方改革やIT技術の進歩によって、社会システムが大きく変化しています。その影響を受け、大企業でも終身雇用が難しくなり、大規模な人員削減を行った事例がありました。どのような企業に勤めたとしても「安心・安定」とは言いきれない現代で、今注目されている働き方の一つです。

「手に職をつける」=「資格を取る」ではない!

上記で述べた通り「手に職をつける」というのは資格の有無を問うものではありません。
資格がなくても手に職をつけることは可能ですし、働きながらスキルと経験を培うことが資格取得の条件となる場合もあります。逆に、資格を持っていても知識や技術を実際に活かすことが出来なければ宝の持ち腐れです。
未経験から手に職をつける際には、資格を取得するより経験を積むことが重要な場合もあります。目指す仕事において資格取得が絶対必要かどうかを、しっかりと調べましょう。

手に職をつけるメリットは?

手に職をつけていると、勤めている企業にもしものことがあった場合や、ライフスタイルの変化に合わせて働き方を見直す場合にメリットと言えます。
資格の有無に関係なく、現場でしっかり働くことができる人は、現代社会で重宝される傾向にあります。収入やキャリア面での安定を狙うことも可能となるでしょう。そういった点から見た「手に職をつける」メリットを3点、ご紹介します。

職を失うリスクを少なくできる

手に職があれば、もし勤めている企業が倒産したり、リストラにあったりしても、別の企業へ移って技術や知識を活かすことが可能です。「手に職をつける」ことが、就職・転職活動におけるアピールポイントにつながるためです。
また、食いっぱぐれない職、つぶしがきく人材を目指して手に職をつけることも、安定した職に就くことにつながるでしょう。

学歴に依存せずに働くことができる

一部の企業では、一流大学卒や特定の大学卒でないとキャリアアップが難しい、といった学歴制限の存在があります。手に職があれば、社会の需要に合わせて自身の価値を決められるため、学歴にとらわれずに就職・転職活動を行うことができます。学歴や、学歴を重視する企業に依存せずに働くことも可能となるため、自身に合ったキャリアパスを描きやすくなるでしょう。

ライフスタイルの変化に合わせられる

産休育休の取得・復職などの予定が立てられるものや、急な病気やケガなどの予想外のことなど、生活環境はさまざまな変化があります。手に職をつけることで、育児と両立ができる仕事を選ぶといった、復職以外の選択肢を取ることが可能です。
たとえば、Web系のスキルを持っていて復職や就活を行う場合、在宅で就業可能な仕事に就ける可能性が高くなります。また、育休期間中に「手に職」と呼べるスキルを身につけることで、ライフスタイルに合った復職が可能になるかもしれません。

未経験から「手に職をつける」ために

「手に職をつける」と言っても、仕事の種類はさまざまにあります。ここからは、未経験で「手に職をつける」ために、仕事を選ぶ際に意識しておくとよいポイントを3点、ご紹介します。

手に職をつける目的だけで、仕事を選ばないようにしよう

まずは自分が得意なことや、やってみたいと思う仕事の中から選んでみるといいでしょう。得意なことや好きと感じることは、仕事への意欲や目標につながります。「手に職をつける」ことを目的にして、仕事選びをおろそかにしないよう、注意が必要です。
不得意なことにチャレンジすることも、しっかりとした目標が定まっているのであれば、問題ありません。しかし、スキルがなかなか身につかなかったり、仕事へのやりがいを感じられなかったりと、仕事を続けることが難しくなる場合もあるので注意しましょう。

資格取得にこだわりすぎず、働きながら手に職をつけよう

「手に職をつける」ためには、資格取得が必ずしも必要な訳ではありません。未経験での就職活動であれば、資格は不要なことが多いです。資格取得に時間を掛けすぎて、就活チャンスを逃してはもったいないですし、資格を持っていなくても入社後にスキルや資格を身につける方法もあります。自分が得意であり、やりたい仕事が「どうしても資格が必要だ!」という場合を除いて、働きながらスキルを身につけることを優先しましょう。

入社後の研修制度が整っている企業を選ぼう

前述したように、入社後の研修制度や資格取得の補助など、スキルアップを支援してくれるような制度が整っている企業を選ぶのも、手に職をつける一つの手段です。働きながら経験やスキルを得てから資格の取得を目指す方が、ただ資格を取るよりも現場の状況や実態を理解してから資格を取得できます。知識と経験を持ち合わせることで、資格をより有効活用できるでしょう。

と調べましょう。

手に職をつける仕事一覧

では、手に職をつけられる仕事とはどのようなものなのでしょうか。一部の紹介となりますが一覧でご紹介いたします。

1.WEBマーケター

資格例:Google Ads認定、Google アナリティクス個人認定資格(GAIQ)

WEBマーケターとは、インターネットを利用して商品やサービスをマーケティングする専門家です。リードを生成し、売上を向上させることを目的としています。

2.通関士

資格例:通関士

通関士は、国際貿易の輸出入の際に発生する税関手続き(通関手続き)を代行する業務です。日本においては、国家資格である「通関士試験」に合格した方を指します。

3.看護師

資格例:正看護師、准看護師

看護師は、医療班の一員として、病気や怪我をした人々に対する健康管理、疾患の予防、治療の補助、リハビリテーションの支援など、幅広い医療サービスを提供する専門職です。看護師の役割は多岐にわたり、患者の身体的なケアだけでなく、心理的、社会的な側面のサポートも含まれます。

5.ITエンジニア

資格例:特になし

ITエンジニアとは、情報技術に関連する分野で働く技術者のことを指します。コンピューターシステムやソフトウェアの開発、運用、保守などを行い、情報システムの設計や構築、セキュリティの確保など、幅広い技術的な作業を担当します。

まとめ

未経験や無資格であっても、手に職をつけることは可能です。また、働いて経験を積むことで取得できる資格も存在します。
未経験から「手に職をつける」ためには、自分は何が得意なのか、得意なことを活かせる仕事は何か、といったことから考えるといいでしょう。資格取得が必須でない限りは、就職して経験を積んでいくことが「手に職をつける」ための近道と言えそうですね。

最後のチェックポイント

  • 「手に職をつける」とは、社会的に需要が高い仕事のスキルを身につけること
  • 手に職があれば、職を失うリスクを減らすことが可能
  • 企業の学歴制限などにとらわれずに働くことが可能
  • 生活環境の変化に合わせて働き方や職を変えることが可能
  • 「手に職をつける」ことを目的にせず、自分の得意なことから仕事を選ぼう
  • 資格取得にこだわらすに、入社後にスキルを身につける手段を取ろう

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