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社会人1年目・2年目・3年目の貯金事情!上手にお金を貯める方法

date2023年07月27日
社会人1年目・2年目・3年目の貯金事情!上手にお金を貯める方法
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はじめに

社会人になると、そろそろ貯金ぐらいしなくてはと考えはじめる人も増えてきます。しかし周りがどのように貯金をしているのか、どれぐらい貯金をしているのかは、なかなかわかるものではありません。

だから気になる社会人1年目・2年目・3年目の貯金事情。誰かの貯金額を知ることで参考になることもありますが、焦ったり振り回されたりせず、お金について真摯に考えてみるといいでしょう。貯金にまつわる情報に加え、上手な貯金方法など交えて、これから貯金をはじめたい人へ向けた情報を紹介します。

記事の内容は動画でも紹介しています。

社会人1年目・2年目・3年目の貯金事情は?

社会人1年目・2年目・3年目の貯金事情は?

社会人になり毎月一定額の金額が給料として入るようになると、そろそろ貯金をしようと思いはじめる人も多いのかもしれません。きちんと貯金をしておくことは、これからの生活基盤を支えるための重要な要素となりそうです。

そこでここでは社会人1年目・2年目・3年目の人がおこなっている、毎月の平均貯金額を見ていきましょう。社会人1年目・2年目・3年目では、月の平均貯金金額にはどのような変化があるのかをチェックしてみてください。またご自身の現在の貯金額と平均金額と比較しながら、今後の貯金について考えてみるといいでしょう。

初級ITエンジニアは比較的早く活躍ができるようになるのでキャリアアップにおすすめです。詳しくはこちらの記事をぜひチェックしてみてください。

社会人1年目

社会人1年目の平均貯金金額を見ると、約62万円程度と言われています。この金額は一人暮らしをしているか、実家住まいかによって多少の変動はあるでしょう。しかし社会人1年目はなにかと必要経費が発生するため、なかなか貯金額を増やすことは難しい状況のようです。

社会人としてふさわしい服装や小物、みだしなみを整えるためのアイテム、その他の出費なども学生の頃と比較すると、支払う額の相場も変化していることでしょう。だからこそきちんとお金の使い方や管理を考えながら生活しておかなければ、貯金額を増やすことは難しいかもしれません。

社会人1年目の場合、給料から住民税が差し引かれませんので、できるだけ貯金ができるように考えておくといいでしょう。

社会人1年目に起こるあるあるを知りたいなら以下記事がおすすめ、社会人一年目を知る!知っておきたいこと・やっておきたいこと・年収や悩み「あるある」をみてみよう、こちらを参考にしてください。

社会人2年目

社会人2年目となると、社会人として働くことや生活に慣れてきて、お金の管理や貯金についての意識も社会人1年目とは変化が出てきていることでしょう。社会人2年目の人たちが30代までに貯めたい目標貯金金額の平均額は、614万円と言われています。

しかし社会人1年目でなかなか貯金ができないまま2年目に入ってしまい、継続して貯金なし状態になっている人もいるようです。また1年目のときには給料から引かれていなかった住民税で手取りが減ってしまい、さらに貯金が厳しい状態になるケースも出てきます。将来に備えるためにも、きちんと支出の管理をおこない、貯金ができるように工夫していきましょう。

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「社会人ならこれはできて当たり前」などと言われた時に困らない社会人マナーを紹介する記事です。必ず知っておきたい社会人マナーとは?役立つオススメマナー本も紹介こちらの記事も参考にしてください。

社会人3年目

社会人3年目ともなると、今まで以上に将来について考えはじめる段階に入っていきます。いざ何かをはじめたい、環境を変えたいと考えたときに蓄えがないと困るケースも珍しくないでしょう。まずはご自身の現状を確認し、将来のための貯金をはじめていきましょう。

社会人3年目の人の貯金額は10~50万円程度と言われていますが、社会人1年目・2年目に引き続き、なかなか貯金ができる経済状態にないせいで、貯金なしの人も少なくはないようです。なかにはすでに100万円近くの貯金を確保している人もいるようですので、貯金額の個人差が出やすい時期だとも考えられそうです。

参考:ソニー生命保険|社会人1年目と2年目の意識調査2022
参考:auじぶん銀行|新社会人と社会人3年目の金銭事情

給料から引く貯金額の目安

給料から引く貯金額の目安

社会人1年目・2年目・3年目の貯金事情を見てもらってわかるように、貯金をすることや貯金額を増やすことはなかなか難しいのかもしれません。ムリのない貯金を継続するためには、毎月どれぐらいの金額を貯金に回せばいいのでしょう。

  • 毎月の手取りの場合
  • ボーナスの場合

ここでは上記2つのポイントに的を絞り、目安となる毎月の貯金額を考えてみましょう。ここで紹介する目安を参考にして、大体で構いませんので毎月のお給料から差し引く貯金額を算出してみてください。貯金額は個人差があってしかるべきですので、ムリのない金額設定からスタートしましょう。

毎月の手取りの場合

毎月の貯金額を決める目安として、黄金比率的なパーセンテージは、月の手取りの「10~15%」程度が理想的と考えられています。実際にこのパーセンテージの金額を貯金に回している人も多いのではないでしょうか。

ここで注意すべきポイントは、生活スタイルによって貯金に回せるパーセンテージが変動する点です。一人暮らしの人と実家暮らしの人とでは、生活にかかる費用に開きがあります。そこで新たな目安として、一人暮らしの人は手取りの10%程度、実家暮らしの人は手取りの15%~30%としてみてはいかがでしょう。

手取りの10%でも厳しいと感じる場合は、生活費の見直しをする必要があるかもしれません。貯金をするためには生活のムダを見なおすことも大切です。

一人暮らしの生活にかかる費用を理解し、生活費の見直しに役立てよう!社会人一人暮らしはきつい?部屋探し・初期費用・節約のコツ、こちらの記事を参考にして振り返ってみましょう。

ボーナスの場合

ボーナスが支給される時期は、毎月の貯金に加え、貯金を増額する人が多いようです。ボーナスが入るときに毎月の貯金額を増額できれば、貯金を一気に増やす絶好のチャンスとなるでしょう。

しかし社会人の場合、1年目はボーナスの支給がなかったり、支給されても満額ではなかったりするケースもあります。このような状況では貯金の増額を諦めてしまうかもしれませんが、少額でも構いませんので頑張って貯金をするようにしてください。

ボーナスで貯金額を増額する場合、ボーナスの30~40%の金額が目安と言われています。毎月の貯金額を決めるときと同じく、実家暮らしか一人暮らしかでパーセンテージを変更するといいでしょう。

上手に貯金する方法を知ろう

上手に貯金する方法を知ろう

今までに貯金をしてこなかった人や、貯金はするけれど結局は貯金できない状態に戻ってしまう人は、上手に貯金する方法を身に着けることが先決かもしれません。上手に貯金をするためには、できるだけ早いうちから金銭管理能力を身につけることが必要となるでしょう。

  • 貯金の目標をもつ
  • 先取り貯金をする
  • 給料とは別の口座を作る
  • 家計簿をつける

今からでもできる金銭管理能力アップを目指し、上記4つのポイントと、今日からできるちょっとした節約テクニックを紹介します。ぜひ参考にして少しでも貯金額を増やせるように頑張ってください。

貯金の目標をもつ

貯金ができない・続かない理由には、なぜ貯金をしたいのかという明確な目的や目標がないケースが考えられます。または高すぎる目標設定をしてしまったために、挫折してしまうことも考えられるでしょう。

上手に貯金をするためには、実現不可能でないレベルの目的や目標をきちんと定めておくことが重要です。ゴール地点を明確にしておくことで、貯金を続けていくためのモチベーション維持にもつながっていくでしょう。

今後起こるであろうライフイベントや不測の事態に備え、貯金はしておくに越したことはありません。もし予定の期日までに目標金額に達していなくても、自分を責めずにまた貯金を続けていけばいいのです。地道な取り組みこそが貯金を継続していくための成功の鍵となるでしょう。

先取り貯金をする

貯金テクニックの王道とも言われる「先取り貯金」も、上手に貯金を続けていくための手法のひとつです。

先取り貯金とは、あらかじめ手取りからいくら貯金するかを決めておき、給料が入ったら貯金分をすぐに貯金用の口座などに移し替え、残りのお金で生活費をまかなう手法です。このように貯金を先取りしておけば、貯金する分のお金を使ってしまうことがなくなります。

しかし自分の意志だけでは先取り貯金が難しいと感じる人もいるでしょう。そのような場合は、財形貯蓄や積立式定期預金などを活用し、給料が振り込まれたら自動的に別の口座などに移行されるようにしておけばいいでしょう。わざわざ別の口座などに移す手間も減りますし、自動的に貯金もできるので大変便利です。

給料とは別の口座を作る

先取り貯金の項目でも登場しましたが、貯金専用の口座を別途作成することは、上手な貯金方法のひとつとしてオススメです。

貯金用口座を別に作るメリットとして、溜まった金額がひと目でわかることがあげられます。また貯金用の専用口座にしておけば、引き出さず入金するだけとルールを決めることもできるでしょう。緊急時以外には、貯金用口座のお金は下ろさないと決めておくと自然と貯まっていくはずです。

口座を増やすことで管理の手間は増えますが、その分お金の管理がしやすくなるメリットもあげられます。貯める口座と引き落とされる口座を別にするだけで、「貯金する」仕組みが完成しますし、お金の流れもわかりやすくなるでしょう。

家計簿をつける

上手に貯金を行うためには、金銭管理能力が重要になります。金銭管理能力をアップするためには、収入と支出のバランスを把握することが重要だといえるでしょう。そこでオススメとなるのは「家計簿」です。

家計簿をつけることで、1カ月の収入と支出のバランスが確認できるようになります。しかし内訳を細かく記録する形にしてしまうと手間がかかり継続することが難しくなりかねません。家計簿を継続するコツは、内訳はできるだけシンプルに簡素化し、大雑把に記録していくことです。

家計簿をつけたら必ず1日の振り返りをおこないましょう。1日の収支を振り返り、収入と支出のバランスが適正であるかをチェックし、省けるものはないかを試行錯誤してください。試行錯誤を繰り返していくことで、金銭管理能力もアップしていくことでしょう。

その他の方法

上手に貯金を行うためには、いかにムダな支出を抑えるかが鍵となります。支出を抑えるには節約が重要になりますので、ライフスタイルにあわせて継続できそうな節約をどんどん取り入れていきましょう。

外食が多い場合は週に何回かは自炊をしてみる、食費を抑えるために休みの日におかずの作り置きをしておくなどが効果的です。マイボトルを持ち歩くことで、コンビニや自販機で飲み物を買うお金が節約できるでしょう。

日常生活のなかでは、衝動買いやコンビニの利用をやめるだけでもかなりの節約効果が期待できるでしょう。他にも休日は図書館や公園などの公共施設を活用することもオススメです。

固定費の部分では、不要なオプションに入っていないかや、定期的な契約プランの見直しもしておきましょう。

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節約は我慢では続きません。上手なリフレッシュも大切ですよ。社会人の休日の過ごし方| 「暇」なんて言ってられないでは、お金を使わなくてもできる過ごし方も紹介しています。参考にしてください。

まとめ

社会人1年目・2年目・3年目の貯金事情からはじまり、どれぐらい貯金をすればいいのか、どのように貯金をすればいいのかについて紹介しました。これから貯金をはじめたいと思っている人や、貯金ができなくてお悩みの人はぜひ参考にしてみてください。

貯金を継続するためには、自分のなかに貯金をする習慣をつけることが重要です。小さな節約の積み重ねや、楽に貯金ができるシステムを構築するなどして、「貯めグセ」をつけていくことで、貯金が習慣化していくことでしょう。

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最後のチェックポイント

  • 社会人1年目は必要経費がかさむため貯金は難しいケースもある
  • 社会人2年目~3年目は将来を見据えた貯金計画が鍵となる
  • 毎月の貯金に加えてボーナス支給時期は貯金の増額をするチャンス
  • なぜ貯金をするのかについて明確な目的や目標を定めておこう
  • 給料が入ったら貯金分を先取りして別にわけると貯めやすい
  • 貯金専用口座をもつことで生活費との線引きが明確にできる
  • 金銭管理能力をあげるには家計簿などで収支のバランスをつかもう
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