業界/資格

クラウドとは?意味やクラウドサービスのメリットを初心者にもわかりやすく解説!

date2024年01月18日
クラウドとは?意味やクラウドサービスのメリットを初心者にもわかりやすく解説!
タグ:

はじめに

昨今、インターネットの話題において必ずと言っていいほど登場する「クラウド」という言葉。何となくわかるものの、なんでクラウドというのか?どんな仕組みになっているのか?と問われると、いまひとつうまく説明できない人も多いのではないでしょうか。
この記事ではそんな「クラウド」について、初心者の方にもわかりやすくご紹介します。

クラウドとは何か?意味を解説

クラウドとは何か?意味を解説

クラウドとはクラウド・コンピューティングの略称で、コンピューターのユーザーがネットワークを通じてサーバーが提供するさまざまなサービスを利用する形態を指します。
メールを利用する場合はメールソフト、文章作成・表計算にはWordやExcelといったソフトウェアをパソコンにインストールしておくことが基本でした。クラウドではユーザーはそういったソフトを自ら用意しなくても、インターネットを通じて同様の機能をサービスとして利用できるようになります。

なぜクラウド(雲)と呼ばれるの?

クラウドの意味は雲ですが、なぜクラウド=雲と呼ばれるのでしょうか?
クラウドの特徴は、サービスがどこから提供されていて、どこにデータが保存されているかといった物理的な場所をユーザーが意識しないで利用する点にあります。この形態が、雲に遮られ見えない場所からサービスが提供されるというイメージにつながり、クラウドと呼ばれるようになったと言われています。

クラウドの対義語

クラウドの対義語はオンプレミス(on-premises)になります。プレミス(premise)は構内・店内といった意味です。サーバー・ネットワーク機器やソフトウェアなどを自ら保有・管理する形態になります。オンプレミスの場合、機器導入のための初期投資が相応にかかります。またソフトウェアのインストールやアップデートなどの管理も行う必要があります。

電子メールのソフトウェアにOutlookを使った場合で考えてみましょう。まずメールの送受信に必要なPOPサーバーやSMTPサーバーを自前で用意することになります。さらにOutlook自体の管理や認証などのセキュリティ面もケアする必要が生じるでしょう。こうしたコストや手間を鑑み、かつては独自にサーバーを持つオンプレミスが主流でしたが、最近ではクラウドに移行するという流れになってきているわけです。

物理サーバーの変革

クラウドが現在のように一般化した背景には仮想化技術の進展が大きく寄与しています。
仮想化とは1台の物理的なサーバーを、ハイパーバイザーなどのコンピューターを仮想化するソフトウェアを用いて複数台のサーバーとして扱う技術を言います。その結果、1台分の物理サーバーで複数台のサーバーを立てることができたり、複数台のサーバーを1台のサーバーと見立てることができたりするようになりました。

CPU・メモリ・ディスクといったサーバーのリソースも自由に変更ができます。将来的な設備の拡張やアクセスの急増などに対しフレキシブルに対応できる点も仮想化されたクラウドの利点となっています。最近では、オンプレミスからクラウドに移行する企業も増える中、クラウドサービスを導入しクラウド化する事例も増えています。

クラウド化とは?

クラウド化とは、一般的に自前で管理しているサーバーなどの機器を外部の事業者が提供する機器へ移行することを意味します。クラウドマイグレーションとも言います。

運用しているシステムはそのままに、クラウドの仕組みを利用するかたちに切り替えます。例えば、データセンターに自社サーバーを設置してWebショップを運営している場合では、Webサーバーやデータベースサーバーに加え、ファイアウォールや負荷分散装置といったネットワーク機器についても、すべてクラウド上に用意することが可能となります。

ハイブリッドクラウド

ハイブリッドクラウドとはクラウドとオンプレミスが混在した環境を指します。DX化が叫ばれるなか、すでに自前でサーバーやネットワークを保有している場合によく見られます。すべてをクラウド化せずに一部オンプレミスのまま残すといったケースです。

後述しますが、クラウドにはパブリッククラウドとプライベートクラウドの2種類があります。前者はクラウド事業者が提供する複数企業が共有するクラウド、後者は特定のユーザー向けに構築されたクラウド環境です。
ハイブリッドクラウドは、オンプレミス・パブリッククラウド・プライベートクラウドそれぞれのメリットを活かし、デメリットを補完することが可能な形態と言えるでしょう。

クラウドの種類

クラウドの種類

クラウドの種類について、提供されるサービスの種別、提供されるクラウドの環境の2つの切り口から紹介します。

SaaS サース(Software as a Service)

インターネット経由で、電子メール、文書作成や表計算、顧客管理や会計処理などのソフトウェアを機能として提供するクラウドサービスになります。あらかじめパソコンにソフトウェアをインストールしていなくても、必要なときにサービスを利用することができます。普段インターネットで利用しているサービスは、ほぼすべてSaaSと呼べるものでしょう。

PaaS パース(Platform as a Service)

インターネット経由で、プラットフォームの機能提供を行うサービスになります。プラットフォームとはアプリケーションを動かすための基盤として、ソフトウェアとハードウェアの間で機能するものです。具体的にはアプリケーションサーバやデータベース、開発ツールなどがこれに当たります。アプリケーションを開発して稼働させるための環境を提供するサービスと考えると良いでしょう。

IaaS イァース(Infrastructure as a Service)

インターネット経由でインフラ機能の提供を行うサービスです。サーバーやネットワーク、セキュリティシステム、ストレージなどがこれに当たります。

HaaS ハース(Hardware as a Service)

システムの稼働に必要なハードウェアそのものを提供するクラウドサービスです。上記IaaSと同義で使用される場合もあります。

IaaS、HaaSは、通常エンジニアがサーバー(インフラ)上で開発環境を作り、Webサービスを開発・提供を行う際に利用するサービスです。利用しているエンジニアを紹介します。
セキュリティエンジニアとは(仕事、研修、将来性、転職方法など紹介)

パブリッククラウドとプライベートクラウド

提供されるクラウドの環境に違いのある、パブリッククラウドとプライベートクラウドについて解説します。

パブリッククラウド

パブリッククラウドは事業者が提供するクラウドサービスで、複数のユーザーが同じクラウドサーバーやネットワークを共有して利用するものです。セキュリティポリシーによりパブリッククラウドが利用できない場合などを除き、一般的にクラウドといえばパブリッククラウドを指す場合が多いです。

プライベートクラウド

プライベートクラウドは不特定多数が共有するパブリッククラウドとは異なり、特定のユーザー向けに構築されたクラウド環境です。
プライベートクラウドはさらに「ホスティング型」と「オンプレミス型」に分かれます。ホスティング型はVPC(Virtual Private Cloud)を利用しパブリッククラウドの一部を専用環境として提供を受ける形態です。一方オンプレミス型はサーバーやネットワークを自ら用意します。環境を占有できる点は同じですが、よりオンプレミスに近い形態と言えるでしょう。

どんなクラウドサービスがあるの?

どんなクラウドサービスがあるの?

クラウドサービスとは、クラウドで利用できるさまざまなサービスを指す総称です。スマホ・タブレット・PCなどのデバイスと通信環境があればアカウント登録のみで利用できます。
電子メールのサービスであればGmailがこれに当たります。アカウント登録さえすれば、メールの送受信や管理がその場ですぐに利用できるようになります。
マイクラウドのようにパソコンのベンダーが個人向けに展開しているクラウドサービスもあります。

クラウドサービスには無料のものもあれば従量課金制のサービスもあります。従量課金とは買い切りではなく使った分だけ利用料を支払う形態です。月々・年間で金額設定がされているケースが多いです。サブスクリプションとも言います。Adobeクリエイティブクラウド(Creative Cloud)などが代表例と言えるでしょう。

代表的なクラウドサービス

クラウドサービスのなかでも、市場シェアが高く国際的にサービスを提供している事業者をメガクラウドと呼びます。以下では代表的なものとして、Amazon Web Service(AWS)、Google Cloud Platform(GCP)、Microsoft Azureの3つを紹介します。

Amazon Web Serviceでできること

Amazon Web Service(AWS)はアマゾンが提供するクラウドサービスです。サーバー・ネットワーク環境の構築、Webサイト運営、データの保存、コンテンツ配信/データベースとしての活用、IoTソリューションの構築/AI機能としての利用など、インターネットを利用したサービスで考えられる一通りの機能が提供されています。
以下ではAWSで実現している身近な事例についてわかりやすく説明します。

  • 天気予報の精度向上
    より先の時間まで細かい天気の予測をしたいという予報士としての想いを実現した事例です。
    天気予報の予想精度向上には大量の計算リソースを必要とします。「AWS ParallelCluster」を計算リソースとして利用することにより、15時間先まで10分間隔での雨雲の予報を行なうことが可能となりました。
    詳しくはこちら
  • 生体認証がより便利に
    顔認証の入退室管理システムの導入に際して、スマホで撮影した顔写真を事前に登録し、「Amazon Rekognition」を採用して実現した事例です。
    クラウドや機械学習分野の専門スタッフが会社にいないなか、社内の人員だけで構築に至りました。
    詳しくはこちら
  • 使い勝手の良い音声操作
    スマートスピーカーと連携するサーキュレーターを販売している会社の事例です。「Amazon Cognito」を利用しAWS上にIoTプラットフォームを構築、不具合が発生した場合の迅速な対応、ログ分析による製品開発へのフィードバックを実現しました。
    詳しくはこちら

Google Cloud Platformでできること

Google Cloud Platform(GCP)はグーグルが提供するクラウドサービスです。ウェブアプリケーション向けのGoogle App Engine、ビッグデータの高速解析サービスBigQuery、オンラインファイルストレージサービスのGoogle Cloud Storageなどがあります。
以下ではGCPで実現している身近な事例についてわかりやすく説明します。

  • チャットポットで効率化する
    銀行業務においてコールセンターサービスにチャットポットを利用した事例です。Google Cloudのチャットボット向け AIソリューションである「Dialogflow」が利用されています。AIのシナリオをチューニングしていくことにより、利用数・解決率で想定を大幅に上回る成果を上げています。
    詳しくはこちら
  • AIでゲーム開発
    Googleの開設したAdvanced Solutions Lab(ASL)にてAI・機械学習について学びゲーム開発へ活用しようとする事例です。得られた成果はプロダクトやサービスの一部での活用が実際にスタートしています。
    詳しくはこちら
  • 自動運転の実現が加速
    自動運転の実現に向け、ステレオカメラで撮影した膨大な映像の解析に「Vertex AI」を利用している事例です。クラウドとオンプレミスの環境連携に「Cloud Source Repositories」も利用されています。
    詳しくはこちら

Microsoft Azureでできること

Microsoft Azureはマイクロソフトが提供するクラウドサービスです。AIの開発・利用に向けたサービスAzure AI、開発者向けサービスAzure DevOpsなどがあります。
以下ではAzureで実現している身近な事例についてわかりやすく説明します。

  • 商業施設での仮想体験
    VR(仮想現実)・AR(拡張現実)・MR(複合現実)といったXR(クロスリアリティ)を商業施設において実現した事例です。アーティスト向けのクリエイティブプラットフォームにMicrosoft Azureがサービス基盤として利用されています。
    詳しくはこちら
  • 地域医療連携に一役
    クラウドを利用した地域医療連携サービスを実現した事例です。簡単かつ短期でのリソース追加やコスト面からクラウドサービスを活用する方向で検討が進むなか、医療機関向け3省3ガイドラインにいち早く準拠したMicrosoft Azureが採用されました。
    詳しくはこちら
  • 世界がさらに近くなる
    大規模なオンラインRPG(ロールプレイングゲーム)の世界展開に際し、「Microsoft Azure Ultra Disks」を採用した事例です。商用サービスには長年オンプレミス環境を利用していたなか、パブリッククラウドを利用することで、ユーザーの快適なパフォーマンスを実現するに至りました。
    詳しくはこちら

クラウドサービスのメリット・デメリット

クラウドサービスのメリット・デメリット

その利便性の高さから昨今非常にポピュラーになったクラウドですが、メリットもある一方でデメリットもあります。
以下ではクラウドサービスのメリットとデメリットについて解説します。

メリット

クラウドサービスのメリットについて、初期費用・導入・メンテナンスの3点から解説します。

初期費用

サーバーやソフトウェアの購入が不要な点がまず挙げられます。そのため初期費用がオンプレミスに比べて格段に安く済みます。新規サービスの立ち上げ時など初期費用をかけづらい場合などに、シンプルな構成でサービスのローンチができるのはクラウドサービスの大きなメリットです。

導入

自前でハードウェアからソフトウェアまでをそろえようとすると多くの労力と時間を要します。クラウドサービスを利用するとシステム構築の時間が大幅に短縮できます。特にサーバーの立ち上げには従来機器の調達から設定までかなりの時間を要しましたが、クラウドを利用すればパソコンから必要な情報を選択するだけですぐに使える状態になります。

メンテナンス

サーバーやネットワークには障害がつきものです。クラウドサービスを利用すると監視や障害対応は提供者側が行います。そのためユーザー側ではメンテナンスを気にすることなく利用することができます。

デメリット

メリットの多いクラウドサービスですが当然デメリットもあります。以下では、カスタマイズ・提供環境・リスクの3つのデメリットについて解説します。

カスタマイズ

自社用に構築したシステムは自由にカスタマイズできますが、クラウドサービスの場合はそうはいきません。ある程度のカスタマイズは想定されていますが、オンプレミスのように自由にできない制限があることは意識しておく必要があります。

提供環境

スマホの電波が届かない場所で困った経験をお持ちの方も多いことでしょう。クラウドサービスはオンライン下でないとサービスが受けられません。万が一の障害時にもネットワークにつながる代替手段がある場合は良いのですが、そうでない環境でも利用が想定される場合は導入に際し考慮が必要でしょう。

リスク

メンテナンスが不要な点をクラウドサービスのメリットとして挙げましたが、サーバーの安定性・セキュリティが担保されているわけではありません。サイバー攻撃等の理由によるサービス停止も実際に発生しています。異なる地域のデータセンターを利用したり、別の事業者のクラウドサービスを利用しマルチクラウド化したりするなどの対策を頭に入れておくことも必要でしょう。

クラウドを扱う職種

クラウドを扱う職種

クラウドを利用する仕事としてはどのような職種があるでしょうか。
パソコンからの操作で容易にサーバー等の立ち上げが可能なクラウドですが、主に利用するのはITエンジニアになります。具体的には、インフラエンジニア、データベースエンジニア、クラウドエンジニアなどが挙げられます。

以下にクラウドを扱う主な職種を紹介します。

インフラエンジニア

インフラエンジニアとは、ITサービスの基盤となる部分を担当する職種になります。昨今のITサービスは、ユーザーが利用するPCやスマートフォンなどのクライアント単体では完結しません。必ずネットワークとつながりサーバーとやり取りします。

最近では、インターネット環境の進展によりクラウド利用が一般化してきています。ITインフラを自前の環境(オンプレミス)からクラウド上に構築するIaaS(Infrastructure-as-a-Service)であるAWSやAzureに移行するケースも増えています。こうしたクラウドの環境を整えるのはインフラエンジニアの仕事です。

インフラエンジニアの仕事に興味のある方はこちらの記事もお読みください。

サーバーエンジニア

前述のインフラエンジニアは、大きく二つの職種に別れます。サーバーエンジニアとネットワークエンジニアです。ここでは、サーバーエンジニアを紹介します。

サーバーエンジニアは、サーバー機器の選定とその立ち上げを担います。サーバーをどのような用途で使用するかにより、OS・メモリ・ハードディスク容量などのスペックを決め、システムに最適なサーバー構成を用意するのが仕事です。

サーバーにはオンプレミスとクラウドの環境があり、最近ではクラウドに移行する企業も増えています。そのため、クラウド環境への知識や経験も求められます。

サーバーエンジニアの仕事に興味のある方はこちらの記事もお読みください。

クラウドエンジニア

前述のサーバエンジニアはオンプレミスとクラウド環境のサーバーを扱うことになります。その中でクラウドエンジニアは、クラウド環境での設計、構築、運用を専門とした職種になります。

主なクラウドサービスとしては、アマゾンのAWS(Amazon Web Services)やマイクロソフトのAzureになります。それぞれのサービスには専用の資格があり、最近ではクラウド環境への移行が増えているためクラウドエンジニアの需要が伸びるとともに資格取得も重要になってきています。

クラウドエンジニアの仕事に興味のある方はこちらの記事もお読みください。

データベースエンジニア

データベースエンジニアとは、データベースの開発や設計、管理や運用を行うエンジニアの総称です。システムが扱うデータを格納しておく入れ物であるデータベースは、増え続けていく膨大なデータを効率的に格納し、必要なときに迅速に取り出せるよう設計されている必要があります。データベースエンジニアは、データベースの専門家としてシステムの中枢を支える重要な職種になります。

データベースエンジニアの仕事に興味がある方はこちらの記事もお読みください。

ITコンサルタント

ITコンサルタントとは、IT技術を利用して、顧客企業の抱える課題の解決を行うコンサルタントです。

コンサルタントは一般的に、事業戦略や業務改善のための助言や提案を行う職種ですが、ITコンサルタントは、その中でもITという側面からコンサルティングを行う職種になります。顧客企業の業界や業種ごとに、その業務には特性や慣習といったものが存在します。そのため、さまざまなシステムの中から何を選び、どう生かすのかを検討し、顧客企業の業務の流れなどを加味した最適なシステムの導入を行います。

最近では、SaaS系のSFA・CRMやERPパッケージなどの製品が増えており、こうしたクラウドを活用してコンサルティングを行うことで効率化や目標達成の可能性を高めています。

ITコンサルタントの仕事に興味がある方はこちらの記事もお読みください。

まとめ

クラウドについていまひとつ理解が及ばなかった方も本記事を読んですっきりしたのではないでしょうか。
クラウドはどこにあるのかわからないけれど、きわめて身近にあり気づかないうちに皆が活用しています。これからもっと多くのサービスが開発され、私たちの生活に根ざしていくことでしょう。

最後のチェックポイント

  • クラウドとはコンピューターのユーザーがネットワークを通じて提供されるサービスを利用する形態
  • クラウドの対義語はオンプレミス。自ら保有・管理する形態
  • AWS、GCP、Azureの3つが代表的なメガクラウド
  • 提供されるサービスの種別によりSaaS/ PaaS/IaaS/HaaSに区分される
  • 不特定多数が共有するパブリッククラウドと自社専用のプライベートクラウドがある
  • コストや導入スピードといったメリットと自由度に制限があるといったデメリットを吟味し導入することが肝要
IT業界に挑戦したい23年卒の方、私たちの仲間になりませんか?
【会社選びは、仲間探しだ】IT業界に挑戦したい23年卒の方、私たちの仲間になりませんか?
株式会社セラク 開く