エンジニアが新人時代の失敗談を暴露!衝撃エピソードに一同仰天!?
今回の出演者
ITエンジニア採用担当
ITエンジニア採用担当
新卒ITエンジニア
金融系ITエンジニア
元役者ITエンジニア
ITサプリについて
この記事は動画『ITサプリ』で配信している内容をもとにテキスト配信しています。ITサプリは未経験からIT業界へ転職したい方に向けて情報配信をしているYouTubeチャンネルです。IT業界で働く上で役立つ知識を発信していますので動画でもお楽しみください。
みい
今回は『新人エンジニアの失敗談』というテーマでお話していきます。
けいの失敗談
コピー&ペーストでの失敗
けい
まだ、入社してから1ヶ月~2ヶ月くらいの頃です。本番のサーバーで作業した時には証跡という「こういった作業をしました」みたいな記録を提出する必要があります。そのため別のサーバーで作業する前には必ず、コマンドを全部コピーして、エクセルに貼るという工程が入ります。
当時、僕は新しいサーバーでの作業準備で、1番最初のコマンドをコピーしたつもりができていなくて、クリップボードに残っていた前作業のサーバー証跡を貼ってしまいまして。「まずい!」と思って、すぐ責任者に伝えて確認していただいて、消すことができたので事なきを得ました。1番最初で1番大きかった失敗ですね。それ以降は必ず、コピーしたものをメモ帳に貼り付けて内容確認するようになりましたね。
みい
今後同じ失敗を繰り返さないよう、改善していったのですか?
けい
はい、本番サーバーでミスしたのは最初で最後です。
内線での失敗
けい
グループ会社とかに電話を掛ける時は、内線で掛けることができるように設定してある職場もあります。僕が掛ける先は1000番始まりの内線番号で、“10”と途中までプッシュしたら急に電話の発信音がしだしたので慌てて「変なところに掛けちゃった!」と切ってしまいました。
会社の内線は“10”で掛けるとリダイアルになる設定がされていたのですが、その時の僕は知らなかったですね……後でお客様から折り返しがたくさん掛かってきて「申し訳ございません!」となったのが、割と最近あった失敗になります。
じまの失敗談
知ったかぶりでの失敗
じま
僕の場合、大きい失敗につながる話では無いですが『知ったかぶり』をしてしまうのは良くないな、と思うことが何回かありました。知らないのに話の流れで分かったフリをしていると、話が分からないまま、どんどん進んでいくじゃないですか。
分からないまま話が終わってしまうと後々困る事もありますので、分からない用語が出てきたら素直にその場で聞くとか、そういったタイミングが無ければGoogleで調べるとか、分からない状態を放置しないように気を付けています。
OSの異なるドライバでの失敗
じま
プリンターなどの外部機器をパソコンに接続して使う時は『デバイスドライバ(デバイスを動かすためのソフト)』というものが必要になります。これはOSによって結構違うので、エンジニアが遠隔で操作して『お客様の端末に必要なドライバをインストールする』といった作業が発生する場合もあります。
その時は、お客様の端末OSはWindows7なのに、僕が勘違いしてWindows10用のドライバをインストールしてしまい、後日お客様から「使えないよ!?」という連絡をいただきました。「あれ? 何で?」と1つずつ原因を探していったら「ドライバのOSが違うね」という話になり、ドライバをインストールし直した、といったことがありましたね。
みい
今、その経験から対策されていることはありますか?
じま
はい。端末情報は運用管理されているので、シリアル番号や割り振られた番号で検索すると、その端末のスペックとか情報が確認できるようになっています。任された対象端末の情報を確認して「この端末はWindows7か」としっかり把握してから、作業に移るようにしていますね。
てもしの失敗談
サーバー室での失敗 1
てもし
サーバー室の床は、機械のケーブルが床下に這わされているので、取り外し可能な正方形の板をつなぎ合わせてできています。なので、ケーブルを変えるなどの作業がある場合は、吸盤のような道具で板を1つ1つ外して、中のケーブルをいじる訳です。
その作業をしている内に、自分の足場が無くなって移動もできなくなっていることに気づきまして。困って板を戻そうとしたら思いの外重くて、板の重みで体が傾いて、頭から床下に落ちました。ケーブルに被害が無かったので良かったのですが、ケーブルに少しでも傷があったら本当とんでもないことになっていたと思います。あれは焦りましたね……
サーバー室での失敗 2
てもし
サーバー室は重要なので、かなり厳重なセキュリティ下に配置されていることが多いです。基本的に管理されたビルの一室にあるため、作業するサーバー室に至るまでは管理会社さんが持っているIDとかで扉を何枚か開けていただいて、最後のサーバー室は我々が持っているパスワードで出入りするといった手順がありました。
当時の作業場も同様のシステムで、サーバー室前で管理会社さんは帰って行かれたのですが、ここで自分がパスワードを知らないことに気づいた訳です。これまでの扉を僕が出入りするには管理会社さんのIDが必要なので出られない。「これ閉じ込められたぞ、やばい、助けを呼ぼう!」と思って携帯を見たら、地下なので圏外で。30分ぐらい考えて思いついたのは「そうだ、監視カメラに手を振ろう」でした(笑)
みい
「気づいてもらって助けてもらおう!」ということですね。
てもし
ところが「きっと誰か見ているはず!」と思って監視カメラを探しても見つからない。セキュリティの厳重な場所の監視カメラはしっかり隠されているので、そこから更に30~40分ぐらい立往生しました。「終わった。僕はサーバーになるのか……」と絶望しながら出口付近でなんとなく携帯を見たら、かすかに3Gが入り事なきを得ました(笑)この原因は、運用資料に書かれていたパスワードを僕が見落としていたことですね。
結構小さかったですけど資料にはちゃんとパスワードが書いてあって、それを覚えていれば良かった訳です。ITの業務はセキュリティの塊みたいなものですので、運用資料はしっかり読み込み、パスワード管理もしっかりしましょう、というお話でした。
今回の動画のまとめ
みい
活躍されているエンジニアのみなさんもさまざまな失敗を経験されていて、今はそういった大きな失敗をしないよう、改善されていったのでしょうか?
てもし
同じ過ちは繰り返しません!
みい
はい、ありがとうございます(笑)
まとめ
今回は『新人エンジニアの失敗談』というテーマでお話いただきました。
「コピー&ペースト」は、パソコンを使用する上で利用頻度の多い機能ですが、コピーできたかどうかの確認を怠ると、大変なことになる事例があるようです。同様に「内線」のリダイアル機能など、社内電話で設定された機能を前もって確認しておくことも重要ですね。また、手渡された資料はしっかりと熟読し、必要な情報を見落とさないよう気を付けることが大切といえるでしょう。
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