【一発アウト】ITエンジニア面接で失敗する人の特徴とは?当てはまったら要注意!
今回の出演者
元役者ITエンジニア
新卒ITエンジニア
金融系ITエンジニア
エンジニア面接のスペシャリスト
ITサプリについて
この記事は動画『ITサプリ』で配信している内容をもとにテキスト配信しています。ITサプリは未経験からIT業界へ転職したい方に向けて情報配信をしているYouTubeチャンネルです。IT業界で働く上で役立つ知識を発信していますので動画でもお楽しみください。
てもし
今回は、エンジニア面接のスペシャリスト、ひろさんにお越しいただきました。「エンジニア転職・就職で、一発で落とされる最悪な面接者の特徴5選」というテーマについてお伺いしていきたいと思います。
1.清潔感がない
てもし
清潔感がないとは、具体的にどういうことでしょうか?
ひろ
服装ですね。夏にジャケット着てネクタイしてください、とまでは言わないですけど。ありがちな話で例えると、よれよれのスーツを着ているとか、白Yシャツの中に着ている黒いTシャツの色が透けて見えている、という感じですね。
てもし
確かに、インナーを黒にしてしまう方は実際にいそうですよね。夏は暑いのでクールビズもあると思いますが、どういった服装が良いなど具体的にありますか。
ひろ
会社によっては「ビジネスカジュアルな服装で来てください」という通知をいただけるところもありますので、その時はジャケットなしで行くとか。もしくは受付で「ジャケット脱いでもいいですか?」と事前に聞いてもらう方が良いと思います。
てもし
分からなかったら、しっかり聞いた方が良いってことですね。
じま
最近だとオンライン面接とか増えていると思いますが、オンラインの面接でも、服装について気を付ける点は変わらないですか?
ひろ
変わらないです。他には光の当て具合とか、会社の面接官は気にされると思います。私もたまに照明が結構暗くて「顔はどこからどこまで?」みたいな方がいらっしゃるので、どんなふうに映るのかは接続する前に確認していただけると良いです。
あとは背景が、襖の前とか服を飾ってあるところの前とかだとそっちの方が気になって面接どころじゃなくなるかもしれないですね。
てもし
背景は壁が一番良いですよね?
ひろ
はい。服装とか清潔感っていうところから離れましたが、そういう部分も身だしなみという点では、重要だと思います。
けい
僕、髪が長めなので後ろで縛っていますが、長髪で面接に来ても大丈夫ですか?
ひろ
僕から見たらNGですけど(笑)大丈夫か大丈夫じゃないかは会社によりますね。個性とかキャラクターといった点を重要視しているかは、募集要項とか求人情報内の写真とかで「会社の雰囲気はこんな感じですよ」というのを書いてある場合もあるので、そこから確認しても良いと思います。
清潔感っていう部分では、男性の場合は冬に黒ジャケットだとフケが見えることがありますね。
あと、めったに結ばないからネクタイに慣れていなくて、首が閉まっているように見えるくらい、おかしな形に結んでいる子とか。
自分で気が付かないと指摘をされず直せない部分も多いので、少し早めに着いて、トイレに行って鏡を見て「もし自分が面接官だったらこの人受かる?」というように自問自答をしてから面接の会場に行く、といった一手間はあった方がいいかなと思います。
2.コミュニケーションが取れない
ひろ
コミュニケーションが取れないっていうのは、例えば目と目を合わせて話ができないとか、話を遮ってしまうといったニュアンスですね。
てもし
結構極端な人っていう感じでしょうか。このチャンネルでも度々、コミュニケーションの話が出てくるのですが、コミュニケーション苦手な方って絶対いると思います。極端にコミュニケーションを閉ざしちゃうような人は、やはりいけない感じですか?
ひろ
例えば、面接官はその日にその方と話していろいろ知ろうとするので、そのキャッチボールが返ってこないと面接官もちょっと苦しい。
てもし
悲しいですよね。この先、仕事に携わった場合にも仕事上でコミュニケーション能力がないと不安になりますし。ちゃんとキャッチボールできる人の方が良いですよね。
けい
オンラインの時は基本、カメラを見た方が良いですか? それとも、画面に映っている面接官を見た方が良いですか?
ひろ
これは難しい質問ですね。基本的には、目線はまっすぐ見ているような形で、斜め下とか見ないような目線配りをしてもらった方が良いと思います。
てもし
カメラを見るのを優先した方が良いということですね。
ひろ
スマホでオンライン面接受ける方も多いと思いますが、その場合、下にスマホを置いて見下すような形で面接を受ける方も多いです。それが良いか悪いかというのは人によるかと思いますが、できれば自分の目線と同じぐらいにスマホを置いて話せると「今の質問で目が泳ぐ」といったことが無くなってくるので、非常に良いと思います。
てもし
それは結構貴重なアドバイスですね。
3.時間や提出書類などの期日を守れない
てもし
先程のコミュニケーションの件でもあった通り、やはり仕事になった時に時間や提出書類の期限を守れない人って、危ない気がしますよね。
けい
オンライン面接だと無いと思いますが、例えば、電車が遅れた場合は先に一報を入れておけばマイナス材料にはならない、という認識でいて良いでしょうか?
ひろ
ギリギリ間に合うか間に合わないか、わからないと思う状況だったら先に連絡をいただけた方が嬉しいです。
てもし
「電車遅延したから諦めよう」ではなくて、間に合いそうになければ、ちゃんと連絡を入れるということですね。
じま
就活始めたばかりの頃に、面接の会社に30分ぐらい早く着いてしまったことが何回かあったのですが、逆に早すぎる場合の印象はどうですか?
ひろ
早すぎると少しマイナスかなと思います。30分ぐらいならギリギリかもしれませんが、面接官の準備ができてなければ結局待つことになるかなと。早すぎるというのも、遅れる時とニュアンスはほとんど一緒です。
時間管理という点については社会人としての調整業務なので、そういった部分は早くてもマイナスになる可能性はあると思います。
てもし
そこは気を付けた方が良いですね。遅れるのが怖いからといって、早く行きすぎるのもよろしくない。
ひろ
早く着いたら、どこかで少し時間稼ぎをすると良いですね。
4.興味があることの準備が出来ていない
てもし
「準備が出来ていない」とは、具体的にどういうことでしょうか?
ひろ
例えば、エンジニアに初めて転職しようと思っているとして。エンジニアになりたいのに「何か勉強していることある?」と聞かれた時に「まだ何もしていません」と答えてしまう場合。
面接の時に「こういうことがしたいです」と言ってくれたから「それについて教えてください」と聞いたら「いやー、実は……」など。掘っても何も出てこないと、面接官側としては良い印象は受けないかな。
てもし
説得力のかけらもないですよね。やはりエンジニアになりたいから面接を受けに来ているわけで、本当にエンジニアになりたいなら事前準備が必要、ということですね。
ひろ
ここで僕から3人に質問です。みなさん未経験からエンジニアになっていると思いますが、ITと言われた時に開発とインフラというところがあるってご存じでした?
てもし
僕の場合は知らなかったです。本当にIT=プログラミングと思っていました。プログラミングを勉強してからIT業界の面接を受けに行ったんですけど、今インフラエンジニアとしてここにいて、プログラミングは一切触っていない状態ですね。
けい
僕は転職エージェントを使っていたので、エージェントから「こういう違いがあります」って説明を受けてから面接を受けました。なので、就職活動を始めるときは知らなかったです。
じま
僕の場合はWEBっていう話は知っていましたが、プログラミングとは別々のものという認識でした。IT業界でひと括りというところまでは知らなかったですね。入ったら別だと思っていました。
ひろ
ありがとうございます。この質問は何かというと、「ITっていう部分の括りは結構広いけれど興味がある。就職後、その中で何がしたいのか」を自分で見つけて来ているか?もしくは調べてから来ているか?ということです。
てもし
弁明すると僕の場合は入ってから目標が見つかりました。
ひろ
良かったです。調べてくるっていうところが一番大事なので。
てもし
IT未経験の人がインフラとか開発とか、そういった種類を知っていると「お、こいつやるな」って思いますね。未経験でも用語とかはちゃんと調べていった方が良いってことですね
5.会社が何をしているのか分かっていない
けい
そんな人いるんですか?
ひろ
います。
志望している会社がサービスとして提供しているものがどういうものなのか、大枠で捉えているとは思いますが、細かい部分でいうと「そこまで見てきていない」という人は結構多いと思います。
てもし
大枠だけじゃ足りないので、細部まで調べていった方が良いってことですね。
ひろ
例えば、未経験で入ろうと思った時にITという仕事の中でもいろいろな事業部があったり、部署があったりとか仕事があったり、ということが多々あります。後になってから「僕が思っていた仕事内容と違いそうです」っていう話になってくると、お互いに不幸になってしまいます。
そうならないためにも「この会社はネットワークの仕事が多いんだな」とか「どういう会社と付き合っていて、どういう風な方向性があるのか」という部分だけでも、ネット上で1つは探しておいていただきたいなと思います。
てもし
ホームページを見ても、結構書いてありますからね。自分が受けに行く、興味がある会社ならしっかり調べろって話ですよね。
具体的なお話は何かありますか?
ひろ
大手さんで例えるならAmazon。みなさんネットショッピングで使われていると思いますけど、他にAWSとかIT系の事業をしている側面もあるので、そういう部分まで知らないと、っていうところですね。
てもし
Amazonにはショッピングだけでなく、AWSとか物流とかもありますね。面接ではそういった点も分かっていないと「何を調べてきたの?」ということになるわけですね。
今回の動画のまとめ
てもし
では最後に、本日お聞きした5選のまとめをお願いします。
ひろ
1つ目、服装を含めて清潔感がない。2つ目がコミュニケーションが取りにくい。3つ目、時間や提出物などの期日が守れない。4つ目、これからやりたいと思っているのに準備をしていない。5つ目、その会社が何をしているのか調べてきていない。以上になります。
てもし
ありがとうございます。教えていただいた5つ、みなさんも気を付けて面接に取り組みましょう。
今回は「エンジニア転職・就職で、一発で落とされる最悪な面接者の特徴5選」というテーマでお話させていただきました。
まとめ
今回はエンジニア面接のスペシャリスト、ひろさんをゲストにお招きし「エンジニア転職・就職で、一発で落とされる最悪な面接者の特徴5選」というテーマでお話しいただきました。
清潔感のある身だしなみはもちろん、コミュニケーション力や時間などの期日を守ること、面接に臨む前の準備・下調べが重要ということでした。企業の事を調べる際には、大枠を捉えるだけでなく細部まで調べた方が、面接での印象が良くなる可能性があるようです。動画の内容を、準備の具体例として参考にしていただければと思います。
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