ITエンジニアで最も稼げる職種が判明しました【年収ランキング】
今回の出演者
金融系ITエンジニア
急成長中ITコンサル
元役者ITエンジニア
新卒エンジニア
ITサプリについて
この記事は動画『ITサプリ』で配信している内容をもとにテキスト配信しています。ITサプリは未経験からIT業界へ転職したい方に向けて情報配信をしているYouTubeチャンネルです。IT業界で働く上で役立つ知識を発信していますので動画でもお楽しみください。
けい
今回のテーマは「エンジニアの年収ランキング」です。前回の続きで、第7位から第1位までを発表します。
第7位 データベースエンジニア
けい
データベースが何のことだか説明できる人いますか?
まる
データを入れる箱みたいな。
けい
100点満点ですね! 例えばオラクルだとか、データベースにはいろんな種類があります。そんなデータベースの設計や構築、運用に特化したエンジニアを統括して、データベースエンジニアと呼んでいます。
データベースエンジニアの20代の平均年収は383万円です。
第6位 サーバーエンジニア
けい
サーバーを構築設計し、管理保守をする仕事です。ネットワークエンジニアと混同されがちですが、サーバーエンジニアはサーバーを動かすアプリケーションを担当しています。WindowsやMac、Linux、UnixといったOSに関する知識が問われる職種です。
僕が今行っている現場ではいろんなOSが使われていて、全部コマンドが違うんですよ。例えば、Linuxで「date」と打つと今日の日付が出るんですが、Windowsのコマンドラインで「date」と打つと日付の変更画面になっちゃうんですね。こうした違いがあるので、OSの幅広い知識が必要になってくるなと。
サーバーエンジニアの20代の平均年収は384万円です。
第5位 クラウドエンジニア
けい
クラウドって何のことでしょう?
じま
雲ですよね。
てもし
イラストイメージでもよく雲で表現をされていますもんね。
けい
クラウドは、仮想のサーバーのことですね。物理サーバーは、実体があるサーバーそのもののこと。仮想サーバーは、物理サーバーの中に領域を分けて、複数のサーバーを作るものを指します。
クラウドエンジニアは、クラウド製品を利用したシステムの設計や構築、運用を担当する技術者です。最近話題のAWS(アマゾン・ウェブ・サービス)やGCP(グーグル・クラウド・プラットフォーム)は、クラウドの提供をしている代表的なサービスになりますね。
クラウドエンジニアの20代の平均年収は384万円となっております。6位のサーバーエンジニアと一緒ですね。分野が違うだけで、仕事内容としてはそこまで離れてはいないと思います。
第4位 ゲームエンジニア
けい
わかりやすいですよね、ゲームエンジニア。
てもし
転職支援サイトで概要に「ゲーム開発あります」と書いてある会社は、やっぱり見ちゃいます。
けい
無いとは思いつつ、「ゲーム開発に関われるのかな?」と期待してしまう。
ゲームも進歩が速いじゃないですか。僕はNINTENDO64世代だったんですけど、友達の家でPlayStation2を遊んだとき「これが進化か……!」と驚きました。ゲームはまだまだこれからさらに進歩していくんですよ。だからさまざまな技術が要求されるし、それに対応できる柔軟性がゲームエンジニアには求められている。
気になるゲームエンジニアの20代の平均年収は408万円です。この順位からは年収400万円台の世界になります。
第3位 ブリッジSE
まる
ブリッジSEって初めて聞きました。
てもし
橋のブリッジ?
けい
何と何を繋ぐ橋だと思います?
まる
何だろう?
けい
正解は、日本と海外の橋渡しです。
ブリッジSEは、日本企業と海外の開発者を繋ぐコミュニケーターの役割をしています。オフショア開発という手法で、日本の製品を海外の発展途上国など人件費の安い地域のエンジニアに開発してもらう際に、海外のエンジニアと直接やりとりをしています。
じま
外国語を喋れないといけない?
けい
英語だけでなく、依頼をする国の言語を喋れないといけないので、かなり専門性が高いですね。
ブリッジSEの20代の平均年収は410万円です。
第2位 セキュリティエンジニア
てもし
セキュリティエンジニアもよく聞きますね。
けい
どんな仕事かパッとイメージがつきそうですよね。個人情報の漏洩やインターネット上でのクレジットカードの不正利用なんかのニュースを聞きますが、これらのトラブルを防ぐのがセキュリティエンジニアのお仕事です。
てもし
最近は特に需要がありそうですよね。どうしてもうちの会社ではセキュリティ問題でリモートワークできないよという人に向けて、外部からセキュリティを委託してもらうというようなCMをよく見ます。
ちなみに、みなさんはリモートワークしていますか?
まる
ほぼリモートワークです。
じま
一切ないです。物理的な運用保守だと、どうしても現場に行ってやり取りしないといけないことが多いですね。
けい
僕はセキュリティ性が高い仕事なので、リモートワークはできないです。自分の席に行くまでに金属探知機のチェックを通らないといけないんです。
じま
僕も一緒ですね。
けい
セキュリティが高い現場あるあるかなと思うんですが、それだけセキュリティは大事だということですよね。
セキュリティエンジニアの20代の平均年収は413万円です。
やっぱりハイレベルな職種なんですね。ネットワークやサーバーに高い知見が求められるとともに、脆弱性と呼ばれるシステムの穴を発見したり、それに対して攻撃をしてくる人への対処方法を考えたりしないといけないので。
てもし
資格の同じエンジニアのジャンルでもレベルがあって、最上位のところにセキュリティがあるイメージですね。
第1位 セールスエンジニア
けい
年収ランキング第1位を発表します。セールスエンジニアです。
営業に近いエンジニアで、ITコンサルタントのような役割をしています。ITに関する知識を活かして、営業をサポートする職種です。お客様がシステム導入を検討され始めた段階から営業に同行して、システムの提案をします。総合的な能力が求められますね。
ちなみに、20代の平均年収はいくらだと思いますか? 第3位のブリッジSEが410万円、第2位のセキュリティエンジニアが413万円。では、第1位のセールスエンジニアはいくらでしょうか?
てもし
416万円?
じま
僕はそんなに変わらないと思います。415万円ぐらいにしておきましょうか。
まる
みなさん数字を刻みがちなんで、私は450万円で。
けい
では正解を発表したいと思います。セールスエンジニアの20代の平均年収は、469万円です。
てもし
そんなにもらってんの!?
けい
めちゃくちゃもらってますね。僕の予想ですが、営業さんと一緒に現場に行くということでインセンティブが入るんじゃないでしょうか。ここまでくると相当夢がありますよね。
まとめ
今回は、20代エンジニアの年収ランキングの第7位から第1位までを発表しました。
ランキング上位には、OSやシステムに関する幅広い知識など、専門性の高いスキルを求められる職種がランクインしました。エンジニアとしての能力はもちろん、語学力や提案力といった副次的なスキルも必要となります。20代でも400万円以上と高い年収を目指すことができ、やりがいのある仕事といえるでしょう。
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