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【2024年最新】就活塾は行くべき?メリットなどを紹介

date2024年10月17日
【2024年最新】就活塾は行くべき?メリットなどを紹介
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はじめに

  • 就活塾とはなど「面接のプロ」が就活指導をしてくれる有料サービスである
  • 就活塾によって必要料金や得意分野などの特徴に差があるため事前調査をしよう
  • 就活塾を利用して100%就活が成功するわけではなく、最後は自分の頑張りにかかってくる
  • 失敗時の費用面が気になる場合は「内定保障制度」がある就活塾を選ぼう
  • 中には悪徳業者も存在するようなので十分に注意して利用しよう

就活塾とは?

就活塾とは、就活のプロがあらゆる就活対策をサポートしてくれる有料サービスです。
採用選考での基本マナーの講習やESの書き方、面接・グループディスカッションの練習と指導および対策、マンツーマンによる個人サポートなどあらゆる面で就活を強力にバックアップしてくれる存在です。

この記事では就活塾について、メリット・デメリットや選び方、加入の仕方、注意点などを解説します。

就活塾には行くべきか

「就活を必ず成功させたい!」といったような強い目的がある場合、就活塾に行くほうがよいでしょう。ただし、就活塾はメリットが多いものの、デメリットも存在するので、入塾前にはよく検討すべきです。
このセクションでは就活塾のメリット・デメリットと、就活塾に入るのに向いている人を解説します。

就活塾のメリット

就活塾を活用するメリットは多いです。代表的なものは次の通りです。

  • 就活に特化した豊富なサービスを受けられ、就活成功に向けてともに伴走してくれるサポーターとなってくれる
  • 就活塾によって得意分野が多岐に渡るので、自分の求めるスタイルに適する塾をみつける必要がある
  • 就活にかかわる相談や今後を見通したキャリア形成についての相談ができる
  • 業界・企業研究、自己分析などの就活に関する集団講義を受けられる
  • 模擬面接やグループディスカッションの練習や指導を受けられる

これらのことからわかるのは、「『自身の就活をどのようにしていきたいか』という明確な目的と意思が固まっている人は、具体的なサポートを受けやすい」ということです。

このため、有料である就活塾の活用に向いている人というのも明確に特徴があります。
次項で解説します。

向いている人の特徴

就活塾を活用するのに向いているのは、次のような人です。

  • どのような業界が向いているかわからないが、自己分析を徹底的におこないたい
  • 超大手企業にどうしても入社したい、必ず入第一希望の企業に入社したい
  • SEや面接の対策を万全におこないたい
  • 選考方法が特殊な業界に入りたい(金融、CAなど)

つまり、就活成功への意思が強く、就活塾の費用を払っても惜しくないと考えられる人が向いているといえるでしょう。

ただし、就活のサポート内容自体は、大学でおこなっている無料の就活サポートセンターでも実施している内容がほとんどです。しかもこちらは無料です。「どうしても第一志望の企業に入社したい」といった具体的な強い希望があって、徹底的にトレーニングを積みたいといった人には有料の就活塾は向いています。

就活塾は費用面において決して安くはないため、自分の目的にあったものを選ぶことが肝要です。

また、就活塾は特定の業界に入りたい人にも向いています。とくにCA(キャビンアテンダント)・GS(グランドスタッフ)は採用倍率が20~30倍といわれており、特殊な職業でもあることから、選考試験の傾向をつかんで対策を練ることが非常に重要になります。そのため「エアラインコース」として専門の対策コースを用意しているところが多いです。

就活塾は「就活のやる気がまったく出ないから、やる気を出すためのサポートしてほしい」という希望をかなえる場所ではないので、そのような考えで入るのは避けるほうが賢明でしょう。

就活塾のデメリット

メリットばかりに思える就活塾ですが、その活用においてはデメリットも存在します。

  • 料金が高い
  • 中には悪徳業者が存在する
  • 就活塾に通っても100%就活が成功するわけではない(最後は自分の頑張り次第)

まずデメリットとして挙げられるのは、費用が高いことです。塾費用の平均額20万円は、決して安い金額ではありません。就活塾に行かなくても通常の就活自体は問題なくおこなえるため、入塾にあたっては「費用に見合ったサポートを受けられるかどうか」をよく検討しましょう。

また、中には費用をとるだけが目的の悪徳業者も存在するので十分注意が必要です。

そして、就活塾はあくまで「就活生をサポートする存在」であることを念頭に置いておきましょう。就活塾は、就活ノウハウの講義や面接対策してくれるなど、就活をともに伴走してくれますが、最終的に結果が出せるかどうかは自分の頑張りにかかってきます。そのため、努力ができないとなると、お金を払っただけで結果はでなかったということがあり得えます。

就活塾の加入方法

基本的な加入方法は次の通りです。

  • 就活塾の利用目的をはっきりさせる
  • 就活塾の情報収集をおこなう
  • 就活塾の無料セミナー・無料説明会に参加する
  • 就活塾の入塾手続きをおこなう

最初におこなうことは「自分が就活塾を利用する目的は何か」をはっきりさせることです。「面接対策がしたい」「必ず大手企業に入りたい」などといった目的により、選ぶべき就活塾が変わるためです。
これが決まったら次は「就活塾の情報収集」をおこないます。公式サイトで授業料やカリキュラム内容、実績などを確認し、それぞれの就活塾の得意なポイントと費用感をチェックしましょう。
いくつかよさそうな就活塾をみつけたら「就活塾の無料セミナー・無料説明会に参加する」ようにしましょう。実際の現場の雰囲気を確認し、自分に合うかどうかを考えるのは非常に大事です。
入りたい就活塾ができた場合は「入塾の申し込み」をします。塾によって申し込み方法は変わるので、説明会で入塾方法を聞いた場合はそのやり方に従いましょう。聞いていない場合は就活塾に問い合わせをし、入塾の意思を伝えて手続き方法を確認しましょう。

就活塾の選び方

就活塾は全国に100件以上あるといわれており、どこに行けばよいのかわからない人も多いかもしれません。
このセクションでは、就活塾を選ぶときにおさえるべきポイントを解説します。

就活の目的に合った就活塾を選ぼう

就活塾は、企業によって得意分野が違います。個人面談の指導に強い、ESや面談の添削は無制限で対応可、特定の就職先の実績が多いなど特徴がかなり幅広く、塾ごとの個性があります。
ESの添削や就活面談の改善点を指摘してほしい、グループディスカッションの練習とアピール強化がしたい、どうしても入りたい企業があるなどといった「就活の目的」にあった塾を選びましょう。

  • まずは「就活塾をなんのために利用するか」自分の目的をはっきりさせる
  • インターネットなどで各就活塾の情報調査
  • 入塾前の無料面談を活用してみる

これらを入念におこない、自分の目的にあった就活塾をみつけましょう。

内定保障制度があるのか

就活塾の中には、「内定が取れなければ塾の料金を返金する」という内定保障制度があるところもあります。しかしながら、すべての塾がこの制度を実施しているわけではないため、内定保障制度の有無を入塾の条件にする場合は事前によく確認することが大切です。

大手就活塾を選ぶ

大手就活塾は過去生の入社実績が大変多く、また、独自の就活ノウハウを多くもっているため安心感が大きいでしょう。大手といっても個性はいろいろで、得意な分野や業種に絞った塾もあります。
あらかじめ調べていくつか候補を絞ってから、実際に就活塾へ出向きセミナーに参加したり話を聞いたりして、自分にあった就活塾を選びましょう。

大手でも特徴や講師の数などはさまざま

大手の就活塾でも、講師の数は就活塾によりけりです。中には数人で塾の講習をおこなっているところもあれば、数十人規模の講師陣でサポートしてくれるところもあります。また、就活講義だけでなく、個別面談練習も回数や時間の指定が無制限か、決まった時間にするかどうかは塾により変わってきます。
とくに塾ごとによって変わるのは講師の質といえるでしょう。企業の人事経験者やキャリアアドバイザーが複数いる場合もあれば、多くの実績をもつ少数精鋭が特徴の就活塾もあります。
最終的には入ってみないとわからない部分ではありますが、事前に無料セミナーや入塾希望として話を聞きに行った際、どのような雰囲気の就活塾であるかは確認することができます。
ほかにも、ネットで口コミを確認するのも参考になるでしょう。

中小の就活塾を選ぶ

中小の就活塾は、実績やノウハウでは大手に劣ることもあるかもしれません。しかし、有名ではないだけで実は講師陣やカリキュラムの質が高い場合や、業界特化型の塾も存在します。ピンときたら塾の規模にかかわらず検討するのはよい方法でしょう。

オンラインの就活塾も

最近はZoomなどを使ったオンラインの就活塾を開いているところも急速に増えています。遠方で就活塾に通えない場合や、家にいながら受講したい場合に検討するのもよいでしょう。

予算に応じて就活塾を選ぶ

就活塾の平均費用は20~30万円といわれています。しかし、塾によってはこれより安い場合も、逆に相場よりずっと高額の場合もどちらもあります。
どちらにせよ、就活塾にかかる費用は決して安い金額ではありません。自分の目的と支払う金額が釣り合っているかどうかは、事前によく検討しましょう。

就活塾を選ぶにあたって注意点は?

まっとうに活動している就活塾がほとんどである中、残念ながら、悪徳業者も少数は存在するようです。たとえば、就活塾のホームページをみてもカリキュラムの内容があやふやだったり、どのような講師がいるのかよくわからなかったり、ひどい場合は運営企業の実態が不明瞭なこともあります。
とくに、勧誘があまりにもしつこい、不必要なサービスの加入を強要する、半ば無理やり契約を結ぼうとするといったような強引な勧誘には注意しましょう。どうしても困ったときは、友人や大学の就活センターに相談するのも手です。

まとめ

就活塾とは「面接のプロ」が就活成功へのサポートをしてくれる有料サービスです。自己分析やESの書き方を指導してくれたり、面接やグループディスカッションの練習と改善点の指摘をしてくれたりします。中にはマンツーマンで就活指導してくれるところもあります。
就活塾を利用したいときはまず、事前調査をおこないましょう。就活塾によって必要料金や得意分野などの特徴にはかなりの差があるためです。就活塾はそれぞれ得意とする強みが異なるため、「強い目的意識があり、就活のゴールのイメージが見えている」ことと、「高難易度の就活を成功させたい強い意思がある」人が就活塾を利用に適しているといえます。
気を付けたいのが、就活塾を利用しても就活が100%成功するわけではないということです。失敗してしまったときに費用面が気にかかる場合は「内定保障制度」がある就活塾を選ぶとよいでしょう。また、就活塾の中には悪徳業者もいるようです。利用には十分注意して、困ったときは人に頼りましょう。

大学の就活サポートセンターが無料で対策をおこなってくれる中、有料サービスとして提供している就活塾には意味があります。それは就活生の強力なサポートをおこなってくれることです。強く就活成功を意識する場合は活用してみましょう。

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