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ショートカットキー完全解説【一覧表あり】

date2024年07月04日
ショートカットキー完全解説【一覧表あり】
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はじめに

  • ショートカットキーを活用すると作業効率アップにつながる
  • WindowsとMacでは入力するキーが異なる
  • ショートカットキーが反応しないときは、キーボードの調子や固定モードに設定されていないかを確かめる
  • 一覧表を見ながらショートカットキーの入力に慣れることから始めよう

ショートカットキーを使うメリット

ショートカットキーを入力すると、使用したい機能を瞬時に呼び出せます。よく使用する機能のショートカットキーを覚えれば、効率アップや作業時間の短縮につながるでしょう。
一覧表に使用頻度の高いショートカットキーをまとめたので、解説と合わせて参考にしてみてください。

windowsのショートカットキー紹介(一覧あり)

ショートカットキーはOSによって入力するキーや機能が異なります。単独のキーに機能が割り振られているものもありますが、多くは複数のキーを同時押しして任意の機能を呼び出します。
まずはWindowsの基本的なショートカットキーから紹介します。
項目ごとの一覧表もご活用ください。

windowsの基本編

機能ショートカットキー
開くCtrl+O
閉じるCtrl+W
新規作成Ctrl+N
印刷Ctrl+P
ヘルプF1
デスクトップやエクスプローラー、ブラウザなどの画面を更新F5

上記はWindowsで使用できる基本的なショートカットキーです。これらの機能は各種ブラウザやExcel・Wordといったアプリ上でも使用できます。
メニューバーやツールバーから選択するよりも、使いたい機能を素早く起動できて便利です。もしアップデートでメニューの配置が変わってしまっても、ショートカットキーを使えば普段通りに手早く機能を呼び出せます。

windowsのシステム編

機能ショートカットキー
スタートメニューを開く/閉じるWin
エクスプローラーを開くWin+E
設定を開くWin + I
起動しているアプリをすべて閉じ、デスクトップ画面を表示Win+D
クリップボードを開くWin+V
フォルダ内データのプレビュー表示・非表示Alt+P
ウィンドウのメニューを表示するAlt+ Space

コピー&ペーストをよく使用する人は、応用編としてWin+Vで呼び出せる「クリップボードから貼り付け」も活用してみましょう。Windows10のバージョン1809から使用可能になったショートカットキーで、過去にコピー・切り取りした文字や画像を選択して貼り付けられます。
まとめてコピーしておけばページを何度も切り替えずに貼り付けできるので、作業効率がアップするでしょう。

windowsの文字入力編

機能ショートカットキー
入力した文字をひらがなに変換F6
入力した文字を全角カタカナに変換F7
入力した文字を半角カタカナに変換F8
入力した文字を全角英数字に変換F9
入力した文字を半角英数字に変換F10
大文字で入力するShift + CapsLock

ファンクションキーを使うと、ひらがな・カタカナ・英数字への変換もスムーズに行えます。
変換候補を探したり再入力したりといった操作の積み重ねは、作業スピードや効率に影響してくるでしょう。変換したいときは是非こちらのショートカットキーを使用してみてください。
F6のひらがな変換は、誤って漢字やカタカナに変換してしまった際に入力すると、速やかにひらがなへと戻すことができます。

Macの基本的なショートカットキー紹介(一覧あり)

続いて、Macの基本的なショートカットキーの解説です。

Macでは「command」「option」といった独自のキーを入力キーに使用します。
今回はWindowsのctrlキーに近い役割を持った「command」キーを使用するショートカットキーを中心に紹介していきます。こちらも一覧表を用意しましたので、ぜひご活用ください。

Macの基本編

機能ショートカットキー
コピーcommand + C
ペーストcommand + V
カットcommand + X
全選択command + A
検索command + F
直前の操作を取り消すcommand + Z
保存command + S
印刷command + P
開くcommand + O
最前面のウインドウを閉じるcommand + W
使用中のアプリのウインドウを切り替えるcommand + 低アクセント (`)

Macのショートカット機能で一部の入力キーは、Windowsのものと共通しているキーもあります。
たとえば文字列のコピーをしたいとき、MacではCommandキーとCを同時押しします。Windowsでのコピー機能ショートカットキーは、ctrlキーとCの同時押しです。
使い始めのうちは混乱してしまうかもしれませんが、何度も繰り返し使用して慣れましょう。

Macのシステム編

機能ショートカットキー
画面ロックcontrol + command + Q
選択したファイルを複製command + D
最前面のアプリの環境設定を開くcommand + カンマ (,)
デスクトップを表示command + Mission Control
選択した項目をゴミ箱に移動command + delete
ゴミ箱を空にするshift + command + delete

WindowsとMacでは一部異なるキーが配列されていて、類似する機能でもまったく別の入力キーが割り振られているケースもあります。
たとえば、離席時のセキュリティ対策として有効な画面ロックを行うショートカットキーは、WindowsではWin+Lを入力します。一方、Macの場合はcontrol + command + Qという入力キーが設定されています。

Macの文字入力編

機能ショートカットキー
入力した文字をひらがなに変換control + J
入力した文字を全角カタカナに変換control + K
入力した文字を全角英数字に変換control + L
入力した文字を半角カタカナもしくは半角英数字に変換control + ;またはfn + F8

Windowsではファンクションキーが順に割り当てられていましたが、Macではまったく違う入力キーとなっています。
一見バラバラに割り当てられているように思えますが、Jから右方向へ隣り合ったキーが設定されています。類似する機能のショートカットキーは、近い配置のキーが設定されるケースも多いです。グループでまとめて覚えましょう。

ショートカットキーを入力しても反応しないときは?

ショートカットキーを入力しても反応しない場合の対処法についてまとめました。ショートカットキーが上手く作動しないときは、下記2項目をチェックしてみましょう。
動作が遅い場合は、再起動をしたり不要なアプリを閉じたりするのも有効です。

キーボードが壊れていないかチェックする

キーボード自体に不調がないかどうかを確かめましょう。
Webのキーボードテストで、特定のキーが故障していないかどうかを確認できます。
特にctrlキーやAltキーは使用頻度に比例して摩耗しやすく、ショートカットキーを入力したのに反応しないケースも出てきます。経年劣化でキーの反応が悪くなる以外にも、飲み物をこぼしてしまったりキーの隙間にほこりがたまっていたりと、さまざまな要因が考えられるでしょう。

固定モードになっていないかチェックする

固定モードは、特定のキーを押しっぱなしの固定状態にする機能です。固定モードを使うと、離れた配置のキーを片手で入力できます。
固定モードが意図せず起動していると、利用したいショートカットキーが上手く反応しないので、解除する必要があります。

  • 固定モードの解除キー

    windowsの場合:Shiftキーを連続で5回押す
    Macの場合:shift+CapsLock

ショートカットキーを追加したいときは?

初期設定で割り振られているものだけでなく、独自のショートカットキーを追加することも可能です。
WindowsとMac、それぞれの設定方法について詳しく解説します。

Windowsの設定方法

Windowsのショートカットキー設定は、以下の手順で行います。

  1. スタートメニューを開く
  2. ショートカットを追加したいアプリを右クリック
  3. 「プロパティ」をクリックし、画面表示されたらショートカットタブへ移動
  4. 画面中央にあるショートカットに適用させたいショートカットキーを入力

ただし、追加できる入力キーの組み合わせは「Ctrlキー+Altキー+任意のキー」のみです。
EscやEnterなど一部のキーは組み合わせ不可である点にも注意しましょう。

Macの設定方法

Macでショートカットキーを追加したい場合、「システム環境設定」の「キーボード」パネル内の「ショートカット」タブから設定します。ショートカットのオンオフ、キーの組み合わせを変更など、詳細な設定が可能です。
既存のショートカットキーを好きな入力キーへと変更もできます。片手で押しにくいショートカットキーを別の組み合わせに設定し直すと、さらなる効率アップが見込めるでしょう。
もし元のショートカットキーに戻したいときは、「デフォルトに戻す」を選択すると初期状態に直せます。

まとめ

機能を呼び出す際、ショートカットキーを使用した方が手際よく作業を進められますし、マウスの誤操作も防げます。
まずは普段よく使用する機能の入力に慣れることから始めて、着実に習得していきましょう。
はじめのうちは一覧表をデスクに貼り付けたり、キーボードにマスキングテープなどでメモしたりして、入力キーを覚えていくのもおすすめです。

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