【 QUESTION 】
「セラクは誰でも受かる」という口コミ、本当ですか?
それに伴って採用基準も上げていますから、今は決して誰でも受かるわけではありません。面接でしっかり見極めた上で、ちゃんと理由をもって内定を出しています。特に新卒採用においては中途採用のように無理な採用をしないので、誰でも受かる事はほぼありませんね。
セラクは未経験採用に注力しているが故に、ハードルが低いと感じられているのかもしれないですね。スキルや経験よりも、人柄やポテンシャルを重視しているので。
面接回数が少ないと感じられることもあるようですが、新卒も中途も、実は他のIT企業と比べて特段少ないわけではないです。
他社比較でいうと、そもそもI T業界全体に受かりやすい傾向はあります。中途採用の中には業界未経験で受かったり、異業種からの転身で受かったりする方もいます。スキルがないのに受かった=誰でも受かるという印象を持たれやすいのかも。
そう考えると、「受かってうれしい」というようなポジティブな口コミが、どこかで変換されて「誰でも受かる」と解釈されている面もあるかもしれませんね。
最後に、もし誰でも受かるのではと不安だったら、自分の何が評価されたのか、面接官に聞いてもらってもOKですよ。喜んでお答えします。
【 ANSWER 】
誰でも受かりません。
受かる人には理由があります。
【 QUESTION 】
どんな基準で合格判断を出しているんですか?
問題解決能力や主体性、コミュニケーション能力など複数の基準から合格判断を行っています。さらに、課題に挑戦する姿勢や学ぶ意欲、協調性なども評価対象となります。
問題解決能力や主体性、コミュニケーション能力ってどうすればアピールできるんでしょうか。
例えばガクチカでは、目標に対してどんな努力をしたか。どんな反省点があったのか。反省点から何を学び、どう成果に繋げたか。と、ここまで話してくれれば、しっかりアピールになりますね。
仕事って入社後すぐに成果が出るようなものではないので。コツコツと一生懸命に取り組んだり、粘り強くがんばっていたり、そういった姿勢が感じられたらGOODです。派手に脚色する必要はありませんよ。
コミュニケーション能力は、実は面接のやり取りで測ることも多いんです。会話のキャッチボールができるか、相手の気持ちを考えた言動かなど、協調性にもつながる部分ですね。
課題に挑戦する姿勢や学ぶ意欲というのは?
セラクは研修や教育制度が充実しているとはいえ、成長できるかどうかはやはり本人次第。例えば資格の有無はどんなプロジェクトにアサインされるかに影響しますし、仮に希望のプロジェクトにつけたとしても、常駐先で求められるレベルと自分のスキルの不一致が起きてはしんどくなってしまいます。
そういった背景から、意欲や姿勢を基準に設けているんです。
加点したくなるポイントとしては、ITスキルゼロでOKといいつつ、多少なりともIT業界や当社について調べてくれていると評価につながります。ちょっと質問するとすぐわかるんですよ(笑)あ、全く調べていないなって。
セラクに心から興味を持ってくれているのかどうかは、実は大きな基準の一つですね。
【 ANSWER 】
スキル・経験に加え、意欲や姿勢も評価対象です。
【 QUESTION 】
面接でNGになる基準を教えてもらえますか?
面接の合格率ってどのくらいですか。
二次面接での通過率が50%~60%前後ですね。その分かれ目となる基準でウェイトが大きいものとなると…。
コミュニケーションでしょうか。相手のことを考えていないような発言や態度が多く見られるときは、難しいと感じます。例えばガクチカの話をするときに「〇〇を誰々にやらせた」というような発言が頻発するとか。
エンジニアの仕事はチームワークが重要。仲間と気持ちよく働けるかどうかは大事な基準です。
そうですね。小さなミス一つで不合格になるようなことはありませんが、あまりに目についたときは懸念事項になってしまいます。
緊張して思わずタメ口になってしまったり、言葉に詰まったり。すべてが完璧じゃなかったとしても、人柄はちゃんと伝わってくるものです。
あとは、エントリーシートに書いた内容をそのまま暗記してくる方も結構多くて。気持ちはわかりますが、せっかくの面接なので、自分の言葉でアピールしてほしいです。
質問しないと落ちるっていう噂もありますが。
実際のところ、二次面接ともなると全く質問がない方は、ほぼいないです。
これを読んだ方は質問しないわけにいかなくなりますね。
そういうつもりでは(笑)質問は意欲の表れ。合格の基準でもお話しましたが、質問や下調べなどの準備をしていないということは、当社への興味・関心が薄い。そう判断されてしまうことは事実ですね。
【 ANSWER 】
総合的な判断ですが、コミュニケーション力は重要な基準と考えています。
【 QUESTION 】
誰でも受かるのは、辞める人が多いから?
労働環境に課題があるのでしょうか。
誰でも受けるわけではないというお話はしましたが、正直、辞める人は少なくないですね。ただ課題が労働環境にあるのかというと…。
常駐先が合わない場合は上長に相談すれば対応してもらえますし、残業時間も決して多くはない。実際、退職理由として労働環境をあげる方はあまりいないです。ただIT業界ってオフィスや福利厚生など、環境づくりに投資する企業が多いんです。
人材不足はどこも同じですからね。上には上がいる業界の中で比較すると、より環境が充実している企業があるのは事実です。
私が感じるのは、エンジニアの仕事って、資格取得やスキルアップをめざすとなると、自分で勉強する必要があるじゃないですか。それを頭では理解していても、実際に業務の合間や退社後にできるかというと、なかなか難しい。
自分の時間だってほしいです。
ただ学んでいかないと、同じような案件にしかアサインできないんですね。すると仕事へのモチベーションが上がらない、仕事に身が入らない。そのサイクルに入ってしまうと、転職して心機一転したいという心理は理解できます。
セラクは勉強する層・しない層が両極端なのかもしれません。勉強する層に対しては表彰などフォローが手厚いのですが、しない層に対しても仕組みとしてフォローすることで改善していきたいです。
【 ANSWER 】
退職は残念ながら課題です。
ただ退職理由に労働環境を挙げる方は少ない。
【アフタートーク】
今回のテーマ、フタを開けてみるとあまり黒くなかったでしょうか。
無理に黒くすることもないですが(笑)誰でも受かるわけじゃないことは、実際にセラクの社員に会ってもらうと、より感じられるかもしれませんね。
そうですね。セラクは基本的にオンライン面接ですが、希望があればオフィスに来てもらうこともできますし。
大歓迎です!ぜひご自身の目で見て、知ってもらいたいですね。
こういった口コミ、確かに2〜3年前はあったんですよ。当時、特に中途採用で採用人数の目標が今よりも多くて、採用基準を緩めざるをえなかった。ただ、離職が多かったり、モチベーションが低かったり、課題も散見されたので、今は採用人数を絞っています。