キャリアを知る
社員インタビュー
発信が評価され、サポートチームへ抜擢。
通信会社に常駐して、今年で2年目になります。1年目はサービスデスクとして、社内で行う試験のためのデータ登録や、社内システムのアカウント作成・棚卸し、IPアドレスやDNSの設定に際してエンジニアの方への作業依頼・日程調整などが主な業務でした。業務の中で、よりよい対応方法や効率的な進め方についてよくメンバーに発信していたんですが、それを評価していただいて、2年目からはサービスデスクのメンバーをサポートするチームに異動しました。サービスデスクの業務で使う手順書を作成したり、対応方法がわからないときにサポートしたりするのが主な仕事です。
1年目とは役割が変わった今、業務で意識しているのは、妥協しないことです。手順書の作成はゴールがなくて、突き詰めていくほどより良いものになるんです。時間は限られていますが、妥協せず、最上志向を持って手順書作成に取り組むことで、その手順書を使うサービスデスクの業務効率が向上します。ただそれは一人では達成できないので、同じチームの方に何度も確認をお願いして、自分では気づかなかったところを指摘してもらいながらつくり上げています。週に一回は集まって、レビューし合う時間も必ずとっていますね。答えはないけれど、学びも多く、チームでブラッシュアップしていく過程はやはり面白いです。
ITインフラは、社会を支える基盤。
就職活動をはじめた頃は「社会の役に立つ」ことを軸に様々な業界を受けていたのですが、ITはどの業界にも必要不可欠なものであること、中でもインフラはITの基盤として社会を支えていることから、自分の軸に近いと感じてIT業界を志すようになりました。セラクは研修制度が整っていることや、業務領域の幅広さ、今後も領域拡大の展望があることから、自分のやりたいことが叶う場所だと感じて、入社を決めました。
ITスキルゼロでの入社なので当然のことなのですが、実際に仕事をしてみると分からないことが本当に多くて。できない自分に申し訳なさを感じたこともありましたが、そんな私に対して先輩方は「気にしなくていいよ」と優しく教えてくださいました。だから常駐先へ配属された当初も、あまり辛さや不安は感じませんでした。
知識のキャッチアップという面では、「情熱大学」の講座やe-ラーニングに支えられました。現在も、自身の業務に関わるものから、資格取得のためのもの、興味があって学びたいことまで、幅広く活用させてもらっています。
業務記録の継続が、自信につながった。
入社してからは、なるべく早く独り立ちできるよう、先輩から教わったこと以外に、自分が関わっていない案件の業務などもメモにまとめ、それを参照しながら業務を進めていました。最初は先輩の助けを借りることも多かったのですが、こうして業務の理解や知識を深めていくうちに、自分が他のメンバーを助けるシーンが増えていったんです。そういう経験が自信となって、今では難しい案件も積極的に受けられるようになりました。
私にとってやりがいを感じるのは、誰かから頼ってもらったとき。特に現在のチームでは、自分の手で手順書を作成していることもあり「わかりやすかった」「助かった」という声をもらったときの喜びはひとしおです。
また、ときどき常駐先の方から試験や社内システムに関する少しレベルの高い問い合わせを受けることがあります。そういった問い合わせは、まず質問の意図を汲み取るのも知見を要します。答えが分からず開発チームに頼ることもあるのですが、問い合わせから解決までのやりとりを通して、どんどん学びが深まっていく感覚があります。そういった学びも、やりがいの一つだと感じる機会が増えてきました。
好きな統計学を仕事に役立てたい。
これからの目標は、統計学の勉強をして、今の常駐先での業務に活かしていくことです。統計学は、「ある動作によってどういった効果が生まれるか」を数字でみる、データ分析のようなイメージです。常駐先での業務やセラクの研修を通して、自分は統計学が好きだということを再認識したんです。
今のチームでも、社内試験において行ったサポートが、どれだけ試験の進捗に影響を与えるかを数字として見える化したいという議題があがっていて、そこに統計学が使えるんじゃないかと思っています。統計学の活用が上手くいけば、私たちのチームのアピール材料にもなりますし。もちろん常駐先で着実に業務を進めて活躍できることが大前提ではありますが、その上で、統計学を活用して業務がもっと効率よく、もっと幅広くなるようなお手伝いができればと思っています。