キャリアを知る
社員インタビュー
ITスキルゼロだからこそ、自分で解決する努力を。
製造業のお客さまに常駐し、生産実績を管理するシステムの開発を行っています。プログラミングとテストが主な業務で、システムの画面を作成したり、各機能に不具合がないかを確認したりしています。
ITスキルゼロの入社で分からないこともまだ多い分、仕事ではとにかく調べることを意識しています。先輩方のサポートはありますが、自分が理解できないまま終わらせていては成長に繋がらないので、躓いたときはまず自分なりに調べて、できるところまで自分で解決するようにしています。
また、この仕事には伝える力も求められていると思います。チームで一つのシステムをつくっているので、お互いの認識が少しでもズレたまま進めると、不具合やバグに繋がりかねません。こうしたミスを防ぐためにも、情報共有を欠かさないようにしています。
現在のチームメンバーは他社の方も含めて5人、それぞれリモートで、バーチャルオフィスを使ってやりとりしています。バーチャルオフィスは僕も初体験で、最初は話しかけるタイミングなど難しい部分もあったのですが、今はもう慣れて楽にコミュニケーションがとれるようになりました。でもやっぱり、いつかはオフラインで会って話してみたいですね。
祖父の農業を、ITでサポートしたい。
IT業界を志したきっかけは、祖父の農業でした。ある日祖父がプログラミングの本を買ってきて、なんと自分一人で、自動でビニールハウスが上がるシステムをつくったんです。
それを見て、ITは世の中の暮らしを豊かにしていく可能性があるんだと感じました。また同時に、そんな祖父の背中を見て、自分もITで祖父の手伝いをしたい気持ちが芽生え、IT業界に興味を持ちました。
セラクに入社を決めたのは、選考を通して社員の方の人柄と仕事への熱量に惹かれたからです。会社や仕事のことについて親身に説明していただいたのに加え、私個人のキャリアの話も聞いてくださいました。当時は営業職にも興味があったのでそれを相談したところ、「例えばプリセールスだったら専門知識を積みながら営業のような活動もできる。他にもこんな道もあって、途中で考えが変わってもこういう選択ができるよ」とすごく具体的に話をしてくださって。ここで社会人としてのキャリアをスタートさせたいと強く思いました。
自分の書いたプログラムが動く喜び。
実際に入社して、初めて自分でつくったシステム画面が上手く作動したときは、高揚感を覚えました。システム画面の不具合を修正してほしいという依頼だったんですが、少し時間をもらって原因を調べ、自分の力だけでプログラムを書いたんです。自分のプログラムがバグに直結するという責任感もありますが、その分、動いていなかったものが想定通りに動いているのを見ると、やはりやりがいを感じます。
もう一つ印象に残っているのが、以前携わった案件で、自分で不具合を見つけたことです。ほとんど完成しているシステムのテストや修正を行う役割として途中から参画した案件だったんですが、依頼されていたテスト内容とは別の部分で不具合を見つけたんです。すぐに上司に報告し、テストの修正と併せて、自分で見つけた方の不具合の修正も完遂することができました。自分が任せられたことプラスアルファの働きができて、日々の学習や経験はこうやって成長に繋がっていくんだと、嬉しく思いました。
システム開発の上流工程へ。
今後のキャリアとしてシステムアーキテクトをめざしています。どんなシステムをつくるのかを考える、システムの設計者のようなイメージで、今自分が携わっているプログラミングやシステムテストの、もう一つ上の工程を担います。セラクは現在、リーダー人材の育成に力を入れているので、私もその枠に入れるよう、挑戦の機会を積極的に掴んでいきたいです。
こうしてキャリアの目標ができたのも、相談に乗ってくださった先輩方や教育担当の方あってのことだと思います。私にプログラミングを教えてくださった教育担当の方にも、雑談の中で「この動画を見て今の学習範囲を終えたら、自分でアプリをつくってみるのはどう?」とご提案いただいて、アプリの枠組みをつくってもらったこともありました。
自分の勉強したいことに沿って研修を案内してくれたり、めざしたい方向に向けて挑戦の機会をつくってくれたり、セラクには自分が成長できる環境があります。この環境を、余さず活用していきたいと思います。