SATOSHI.N
世の中にITが普及しているとはいえ、業界によってはまだIT化が進んでいない企業が多く存在します。私が以前営業として働いていた不動産企業もそれに当てはまり、業務の効率化がされていない状況でした。また農業においても、実家が営む米農家の仕事を間近で見ながら、もっと効率的にできないものかと常々もどかしさを抱えていました。これらの経験や環境から、ITに縁遠い業界にこそITの力を使った業務の効率化を広めたいと考えるようになりました。IT企業を探す中で、みどりクラウドを中心とした農業におけるITソリューションを展開しているセラクに興味を持ち、入社を決めました。
入社後はSI本部に配属され、営業としてエンジニアのアサイン業務を担当していました。前職でも営業を経験していたので、ある程度の勝手はわかっていたつもりでしたが、IT業界は完全な未経験。同行させてもらった商談では飛び交う専門用語の意味を全く理解できず、ただ呆然としてしまいました。エンジニアほどの専門的な知識やスキルは必要としないものの、IT業界の構造やある程度の専門知識がないと商談もままなりません。そこで、とにかく社内や社外で耳にする言葉をメモし、空き時間や家に帰ってからひとつひとつ調べていきました。楽な作業ではありませんでしたが、IT業界について、システムについてもっと知りたいという単純な興味があったので苦ではありませんでした。
みどりクラウドをきっかけにセラクに興味を持ちましたが、結果的にはSalesforce事業を通して自分がやりたかったことが実現できていると感じています。現在カスタマーサクセスソリューション事業部では、元々お付き合いのある企業様と協業してSalesforceに関する新しいビジネスを立ち上げようとしています。セラク全体ではなく、事業部として参加することで会社全体ではできなかったことが今後できるのではないかと期待しています。私が目指すのは、新しいビジネスの中で事業管理者になること。これからも世の中の企業の業務効率化に貢献できるよう、自分にできることを拡大させていきたいです。