TAKUYA.H
学生時代に建築を学んでいたため、イベントの設営における電気工事や店舗のインテリア設計の仕事をしていました。しかし労働環境などの問題もあり、次は別の業界に進んでみようと考えていたところ転職エージェントの方からIT業界を勧められたのです。面接を受けたのは3社、そのうちの1社がセラクでした。セラクの面接はフランクながらも、私のことをきちんと知ろうとしてくれているように感じました。直接業務には関係ないだろうと思いつつも、学生時代に作った建築設計のポートフォリオを見せると「ものづくりの感性はエンジニアでも活かすことができますよ」と面接担当の社員から肯定の言葉を貰え、嬉しく思ったことを覚えています。
IT業界について何もわからないままセラクに入社したため、まずは研修で基礎知識をつけていきました。しかし、学んだ知識がどのように実務に関わるのか、研修のときには実感することができませんでした。半年が経ち、実際の現場でシステムのエラーがなぜ起きているのかを自分で理解したとき。点でしか存在していなかった知識のひとつひとつが線でつながったような感覚を覚えました。この瞬間から、仕事が楽しいと思うようになったのです。最近では、先輩の後任として常駐チームのリーダーを担当させていただいたことをきっかけに、チームリーダーになるための試験に挑戦。無事、合格することができました。現在は4人のメンバーをまとめながら常駐先で業務を行っています。
最初はエンジニアとしてスキルを磨いていましたが、最近ではチームのリーダーを任されたり、昇格したりと少数ですが人をまとめる立場になってきました。マネジメント業務と言うと何やら大それたことのように思えますが、私が実際にやっていることはチームが円滑に業務を行えるような環境をつくること。そのためにメンバー一人ひとりと向き合うこと。他者と関わる上であたりまえに大切にすべきことをしているだけなのです。セラクの人たちを好きだと思う私にとって、その人たちが気持ちよく働いてほしいと思うのは当然のことであり、マネジメント業務が自分に合っているのではないかと感じています。とはいえ、まだ進路の方向を決めかねている部分もあるので、当面は技術力とマネジメント力の2軸でスキルアップしていけたらと考えています。