2024.10.07

同期型

同期型

ドウキガタ

同期型とは

同期型とはコミュニケーション用語の一つで、複数の人が同じ時間を共有しコミュニケーションする方法です。同期型コミュニケーションの代表例として、Web会議や電話などが挙げられます。
反対に、メールやチャットなど、送信側も受信側も自分の都合のよい時間にメッセージを送受信するコミュニケーション方法は「非同期型コミュニケーション」と言います。

同期型のメリットとデメリット

メリット
参加者が双方向でコミュニケーションを取ることにより、リアルタイムでの情報共有や意見交換が可能なことです。即時のフィードバックを得られ、誤解が生まれるリスクも文字上のやり取りより少ないため、企画の案出しや、重要な意思決定がある場合などに向いています。

デメリット
同じ時間に参加者全員で集まる必要があるため、事前にスケジュールを調整する必要があります。会話の内容も一度にひとつの話題に集中するため、マルチタスクでの進行は不能です。優先度が比較的低い話し合いは、チャットやメールを用いた非同期型コミュニケーションの方法が有効とされています。

同期型の関連語

  • 非同期型コミュニケーション
    同じ時間を共有しリアルタイムでコミュニケーションを行う同期型に対し、非同期型はそれぞれの空いている時間を使ってメッセージを送受信します。
    一般的な例としてはメールやビジネスチャットなどを利用する方法で、テレワークなどに活用されます。メリットとしては電話などと違い時間の制約を受けずに用件を伝えられることと、基本的に文字などで履歴が残るため、メッセージ伝達について見識のズレを防げることです。
    デメリットは、意思疎通にタイムラグが生じる ため緊急を要する連絡に向かないことと、相手の意図を文面上で判断しなければならず、真意が伝わらない場合があることなどが挙げられます。
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