リターゲティング広告
読み方:リターゲティングコウコク
リターゲティング広告とは
リターゲティング広告とは、一度訪れたことのあるWebサイトの広告が、別のサイトの広告スペースにも表示されるタイプの広告です。広告主のWebサイトでCookieを付与し、契約中の広告ネットワークを利用してユーザに広告を配信します。自社や自社商品などに興味を持っているユーザに対して、時間を置いたあとに再度訴求できます。
リターゲティング広告のメリット
- ブランドの想起
リターゲティング広告を使用すると、ユーザに自社製品・ブランドを想起してもらえます。最初に自社サイトを訪問した際は特に深い興味がなくても、複数回広告を見ることで自社ブランドへの好感度を上げる効果が期待できます(単純接触効果)。
- 購入・問い合わせの増加
広告に掲載された商品・サービスの購入、申し込みの増加が見込めます。これは単純に広告に接触する総ユーザ数が増えるためという点と、一度広告を見たユーザが時間を置き再度広告に接触することで、検討対象に入れてもらえるという点が関係します。
リターゲティング広告デメリット
- ユーザへの悪印象
複数回ユーザに訴求できるのはメリットですが、ユーザが興味関心のない広告を複数回表示させると、逆に嫌悪感を抱かせる可能性があります。適切なターゲティングと表示回数の設定が必要です。
関連語
- Cookie
CookieはWebサーバがアクセス記録や入力データ、利用環境などの情報をクライアントのブラウザを介してデバイスに保存させるものです。再アクセスの際にブラウザはCookieをサーバに送り、サーバ上のユーザ情報と照合します。リターゲティング広告はこの仕組みを利用しています。ただし、場合によっては個人情報に該当することもあるため、慎重に取り扱う必要があります。