2022.10.31

レンタルサーバ

レンタルサーバ

読み方:レンタルサーバ

レンタルサーバとは

レンタルサーバとは、サイト・ブログ・メールなどの情報発信をするための場所となる「サーバ」を貸し出しているサーバです。普段私たちが閲覧しているWebページは、サーバを通じて提供されています。個人や自社でサーバを立ち上げるには、コンピュータの準備(初期設定含む)や、保守管理の作業が必要です。加えて、電気代などランニングコストを支払わなければいけません。レンタルサーバはこれらの作業や管理をすべて事業者に任せ、ユーザは必要な部分だけを自分のサイトやブログ作成などに利用できます。メールアドレスを作成できるレンタルサーバもあります。

レンタルサーバの種類

  • 共用サーバ
    一つのサーバを複数人で使用することです。個人や中小企業のWebサイトなどでよく使われます。サーバ代が安価であるという点と、運用に専門知識を必要としないという点で気軽に利用できます。しかし、一人の利用者がサーバへ負担をかけた場合、別ユーザのサイトにも影響が出てしまいます。また、カスタマイズをしたい上級者には自由度が低いです。

  • 専用サーバ
    一つのサーバをまるごと利用できることです。大量にアクセスが集まるWebサイトや企業のホームページに多く使われます。自社でサーバを独占できるため、他の利用者が大量のアクセスを受けても影響を受けることがなく、安定して使用できます。企業がメイン層であるため、個人で契約したい場合は高額な費用がかかってしまいます。また、共用サーバに比べ環境構築など自由が利く分、専門知識も必要になります。

  • クラウドサーバ
    共用サーバと同じように、一つのレンタルサーバを複数人で使用します。必要に応じて機能の構成やカスタマイズができ、専用サーバと同等の処理能力や安定性があります。アクセス増加が突然起きた際に容量を広げられるため柔軟な運用ができますが、従量課金のため状況によって高額になる場合があることと、構築・運用の専門知識が必要になります。

  • VPS
    仮想専用サーバです。一台の物理サーバ上に仮想的に複数のサーバを作成し、シェアして使用します。共用サーバとは違い、完全に区切られているため他ユーザの影響を受けにくいです。しかし、サーバそのものの故障などがあった際はVPSにも影響が出ます。コストが比較的安価で自由度も高いですが、専用サーバと同じく設定やメンテナンスの専門知識は必要です。
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