2025.02.13

RADIUS

RADIUS

読み方:ラディウス

RADIUSとは

RADIUSとは「Remote Authentication Dial In User Service」の略称で、ネットワーク上でユーザ承認や権限の付与、利用状況の記録を行うためのプロトコルです。ネットワークに接続する際のユーザ認証と、ネットワークに接続したユーザをサーバで一元管理することを主な目的としています。そのため、サーバにアクセスするユーザを認証して割り当てるべきIPアドレスをサーバに伝える、またはユーザの認証にもとづき、データベースへのアクセス制御に利用されます。

RADIUSの機能

RADIUSは認証プロトコルとして広く普及しているプロトコルです。そのため、インターネット接続サービスや有線・無線LANの外部認証機能として、多くの機器がRADIUSに対応しています。また、RADIUSプロトコルはサーバとクライアントの間の通信方式を規定したものですが、RADIUSを実装しているサーバは異なるシステムの認証情報も一括管理が可能です。なお、クライアントとは末端のユーザから接続を受け付けるルータやアクセスポイント、リモートアクセスサーバなどのことを指し、ユーザと認証情報のやりとりを行います。

RADIUSの認証手順

RADIUSの認証システムとしてはサーバ、クライアント、ユーザの3つの要素で構成されます。

1.ユーザからのアクセス要求(ID・パスワードなど)をクライアントが受け取ります。

2.クライアントはNAS(Network Access Server)として機能し、アクセスするユーザの認証要求を受け付けサーバにその情報を転送します。

3.クライアントから転送された情報に応じてサーバは認証を実施し、結果をクライアントからユーザに許可や拒否として通知します。

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