2025.03.04

純広告

純広告

読み方:ジュンコウコク

純広告とは

純広告とは、あらかじめ媒体側が設定した広告枠を媒体側が提示した金額で購入し、掲載するものを指します。純広告の媒体には、新聞・雑誌・ラジオ・テレビといった4大メディアなどが含まれます。ただし、媒体側がコンテンツ制作を行う記事広告(タイアップ広告)は、純広告には含まれません。
また、Web上の広告においては、媒体からバナー広告、テキスト広告、動画広告などの枠を直接買う場合を純広告と呼びます。対になるのはネットワーク広告(複数の掲載先をアドネットワーク業者がまとめて販売している枠)です。

純広告の役割の変化

日本の広告の萌芽は江戸時代後期から見られますが、主に商品の販促活動に使われてきました。しかし、時代の変遷により広告も変化しており、現代では単に商品の宣伝をするだけではなく、企業イメージの向上やブランドイメージの定着を目指した純広告が打たれることもあります。「何を消費するか(例えば、SDGsに力を入れている企業の商品を買うことで満足感を得るなど)」が変化してきており、より生活者に届くメッセージを送る必要性が生じています。

純広告の弱点

純広告は多くの生活者にアピールできます。しかし、その反面細やかなターゲティングが難しいです。4大メディアの場合、読者層や視聴者層である程度絞り込めますが、それでもピンポイントで広告を打つことは不可能です。また、車内広告や看板広告などは、完全に不特定多数に向けて発信することになります。この場合、潜在層にアピールできる半面、ネガティブなイメージを与える危険性もあるため、注意を払って広告内容を作成する必要があります。

関連語

  • 記事広告(タイアップ広告)
    記事広告とは、広告を掲載するメディア側が主導して作成する広告です。広告主の商品、サービスを第三者的視点から評価し、一般的な形式の記事やインタビュー形式の記事などで掲載します。読者に「広告らしさ」を感じさせることを抑えられますが、掲載される媒体のトーンやマナーに合わせることになるため、どの媒体に依頼すれば目標を達成できるかを考えなければなりません。

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