ポイント制退職金制度
読み方:ポイントセイタイショクキンセイド
ポイント制退職金制度とは
ポイント制退職金制度とは勤続1年ごとにポイントを付与し、ポイント累計額にポイント単価や退職事由係数をかけて退職金として支払う制度です。ポイント制退職金制度の利用には職能資格や昇格基準が就業規則に明記されていることに加え、他の社員との極端なポイントの格差がないことなど条件が設けられています。ポイントの単価は企業によって異なり、1,000円から10,000円とさまざまです。
ポイント制退職金以外の計算方法
- 基本給連動型
基本給連動型とは退職時の基本給に勤続年数に応じた支給率をかけあわせる計算方法です。企業によっては、退職理由や退職時の役職も加味して計算する場合もあります。
- 定額制
定額制とは勤続年数に応じた支給額を事前に決定する計算方法です。基本給連動型や別テーブル制とは異なり、計算時に支給率や役職・等級などを加味しません。
- 別テーブル制
別テーブル制とは基礎金額に支給率と退職事由係数をかけあわせる計算方法です。基本給連動型と計算方法が似ていますが、別テーブル制は退職時の基本給ではなく役職や等級によって設定された基礎金額が使用されます。