オプトアウト

オプトアウト

読み方：オプトアウト

オプトアウトとは

オプトアウト（英：Opt-out）は、英語のOpt（選択する、決める）とoutを組み合わせた「不参加・脱退する」という意味合いの言葉です。マーケティングではメールマガジンや広告宣伝メールの配信をユーザが拒否すること、またユーザの同意なく送りつけることを指します。

オプトアウトに関する法律

『特定電子メールの送信の適正化等に関する法律（以下「特定電子メール法」）』でオプトアウトの通知方法（メール配信の停止）は明確にするよう定められています。本文中にオプトアウトができる旨と方法（メールアドレスやURL）を記載し、ユーザの負担のない範囲で行えることが重要です。
また2020年6月5日に成立した『個人情報の保護に関する法律等の一部を改正する法律』で個人情報を第三者に提供する行為は制限されました。メールマーケティングでは氏名やメールアドレスなどの個人情報を取り扱うため注意が必要です。個人情報を不正に提供した場合や個人情報保護委員会に虚偽の報告をした場合、懲役刑や罰金刑など刑事罰が科せられます。

オプトアウト方式が法律で禁止された経緯

以前はオプトアウト方式のメール配信が主流でした。しかし、迷惑メールの増加と手口の悪質化・巧妙化に対応するため、特定電子メール法の改正でオプトイン方式が導入されました。オプトアウト方式で電子メールを送信する行為は禁止されています。

オプトアウトの関連語

• オプトイン
  オプトアウトの類義語はオプトイン（英：Opt-in）です。英語のOpt（選択する、決める）とinを組み合わせた「参加する・加入する」という意味合いの言葉です。マーケティングでは、メールマガジンや広告宣伝メールの配信前にユーザの同意を受けることを指します。詳しくはオプトインをご参照ください。