ネイティブ広告
読み方:ネイティブコウコク
ネイティブ広告とは
ネイティブ広告とは、掲載メディアに溶け込むように構成された広告です。ユーザの行動を阻害することなく、広告であることを明示した上で、ユーザがコンテンツを体験する際に目を向けてもらえるよう構成します。
ネイティブ広告はユーザの閲覧体験を邪魔することなく、自然な形で接点を持つことが可能です。
表示形式による分類
- インフィード型
掲載サイトのコンテンツと同じ、または似た形式で掲載する広告です。SNSのフィードに掲載されるタイプも含まれます。 - ペイドサーチ型
サーチエンジンの検索結果画面に表示される、検索ワードに連動した広告です。いわゆるリスティング広告です。 - レコメンドウィジェット型
サイトのレコメンド(おすすめ)枠に掲載されます。コンテンツを読んだ読者に提示するため、コラムやニュース記事のようなコンテンツの下に用意されることが多いです。 - プロモートリスティング型
特定のサイトで利用されている、そのサイト内での検索ワードに応じて掲載されるタイプの広告です。リスティング広告と似ていますが、そのサイトで取り扱っている商品やコンテンツの広告である点が異なります。 - ネイティブ要素のあるインアド型
サイトのコンテンツと関連性が高い広告を、コンテンツから切り離して表示するタイプの広告です。表示形式を似せるのではなく、内容を関連付けることでユーザの広告に対する満足度を高めます。 - カスタム型
ネイティブ広告ではあるものの、前述の5種類に当てはまらないタイプです。大手音楽配信アプリの例や、日本では社会インフラとなっているメッセージアプリの例が挙げられますが、表示形式としてはこの2つのアプリでは異なります。
関連語
- リスティング広告
リスティング広告は検索連動型広告とも呼ばれ、ユーザが入力した検索クエリに連動して表示される広告です。検索結果画面の上部、または下部に表示されますが、通常の検索結果(オーガニック検索)と似たような形式で掲載されるため、広告だとわかるように「スポンサー」や「広告」といった表示が付け加えられます。