2024.06.10

労使協定

労使協定

読み方:ロウシキョウテイ

労使協定とは

労使協定とは雇用主と労働者代表の間で協定を結ぶ書面契約です。雇用主の都合で一方的に契約の取り決めができず、双方が合意してはじめて成立します。労使協定にはさまざまな種類があり、協定の種類によって労働基準監督署への届け出義務が生じるものとそうでないものがあります。

労使協定の一例

代表的な労使協定として36協定、変形労働時間制、裁量労働制などが挙げられます。これらの協定は届け出が必要であり、双方の合意を得た後に書類を作成し、労働基準監督署へ提出します。届け出が必要な労使協定かどうかは労働基準法で確認が可能です。

労使協定の関連語

  • 36協定
    36協定とは労働基準法36条に基づく労使協定の1つです。法定労働時間(1日8時間、週40時間)を超えて労働を行う、もしくは法定休日に労働を行う場合、36協定を締結し、労働基準監督署へ届け出の提出が必要です。36協定において時間外労働の上限は1か月45時間、年間360時間と定められています。36協定についてはこちらをご覧ください。