インナーブランディング
読み方:インナーブランディング
インナーブランディングとは
インナーブランディング(英:Inner Branding)は社員に対し、企業理念やブランド価値を浸透させ、自社への理解度を深める内部活動です。「インターナルブランディング」とも呼ばれます。社員に対して企業理念やブランド価値などを共有し、社員一人ひとりがブランドの一部であることを感じさせ、行動するよう促すことを目的としています。
インナーブランディングの効果
- 企業理念やブランド価値への理解が深まる
- 社員の自社に対する共感や愛着心が向上する
- 社員のモチベーションが向上し離職率を低減できる
- 社外に適切なブランドイメージを発信できる
- 企業の魅力が高まり自社の方向性に合った優秀な人材を獲得できる
インナーブランディングの施策
社内報
企業理念や経営方針、経営陣からのメッセージなどを社員全体にまんべんなく伝えるためには社内報が有効です。社員インタビューやメッセージなど社員も社内報に参加することで、双方の価値観や意見を把握でき、より相互理解が深まります。
社内SNS
社内SNS(Social Networking Service:インターネット上で交流できるサービスの総称)の導入は、情報発信や社員同士の意見交換の場に有用です。また部署の垣根を超えたコミュニケーションを行えるため、対面で話す機会の少ない社員と関わる機会を作れます。
サンクスカード
サンクスカードは社員同士が感謝の気持ちを伝えるためのツールです。感謝の気持ちを相手に伝えることで、良好な人間関係の構築やチームワーク向上に期待ができます。手書きやWeb、アプリケーション上での交換などさまざまなタイプがあります。
インナーブランディングの関連語
- ブランディング
ブランディング(英:Branding)は自社の商品やサービスの認知度向上や、ブランド価値の形成、一貫したイメージ形成のために行うさまざまな活動の総称です。ブランディングは社内に行うインナーブランディングと、社外に行うアウターブランディングの2種類に分けられます。
- アウターブランディング
アウターブランディング(英:Outer Branding)は消費者や顧客などの社外に向けて行うブランディングです。「エクスターナルブランディング」とも呼ばれます。訴求目的以外の広告やブランドロゴ、キャッチコピーの作成などで自社ブランドの認知度向上やブランドイメージの形成を行えます。