インフラストラクチャ(Infrastructure)
読み方:インフラストラクチャ(インフラストラクチャ)
インフラストラクチャとは
インフラストラクチャとは、インフラと略され「基盤」「下支えするもの」という意味をもちます。一般では社会生活に必要な公共施設などを指す言葉として使われますが、ITにおけるインフラとは「Webサービスを提供するにあたって必要な基盤の部分」を指し、主にサーバやネットワークの設備などがこれに当たります。
ITインフラの代表的な種類としては「オンプレミス型」と「クラウド型」の2つに分かれます。
ITにおけるインフラストラクチャの種類
- オンプレミス型
自社運用という意味で、言葉通りITインフラのすべてを自社で調達、管理、運用を行う方法です。自社で一からシステムを組めるため、カスタマイズの自由度が高く効率のよい運用を望めます。従来はどの企業でもオンプレミス運用が主流でしたが、現代での主な利用層は大企業です。中小企業でオンプレミス運用を行う場合は設備の調達や技術者の人件費の面からあまり現実的ではありません。
- クラウド型
最近登場した形態で、ホステッドとも呼ばれます。パブリッククラウドと言い、ITインフラをレンタル利用するサービスです。サーバ、ネットワークなどの設備を有料で利用できます。大企業はもちろん、中小企業向けのサービスもあり、コストを最小限に抑え効率よく運用できます。
オンプレミス型とクラウド型のメリット・デメリットについてはこちら(どちらを選ぶ?クラウド型・オンプレ型 それぞれのメリット・デメリットからわかる最適なシステム)もお読みください