ハッカソン
読み方:ハッカソン
ハッカソンとは
ハッカソンとは、プログラマーや設計者などのエンジニアがチームを組み、意見やアイデアを出し合いながらアプリやシステムの成果を競うイベントを指します。ハッカソンは技術力を駆使してシステムを操る「ハック」と、長距離を走る「マラソン」の組み合わせによる造語です。もともと2000年頃にアメリカで発祥し、GoogleやAppleなどの大企業が行ったことで有名になりました。現在日本でも企業のほかに政府や自治体、大学などでさまざまなテーマのハッカソンが開催されています。
ハッカソンを開催する目的
- 新規事業や新商品を生み出す発想を得る
ハッカソンを開催することにより、さまざまな知識や経験を持つ人が集まり、これまでにない新しい発想やブレイクスルー(技術の革新的進歩)の発生が期待できます。そのため、自社の技術を公開し外部から知見を得ようと、ハッカソンを開催する企業が増えています。
- IT人材の育成
ハッカソンにより他社のエンジニアと交流することでITスキルの向上や知識、経験を得る可能性があります。ゼロからシステム全体に携われるため貴重な体験になり、エンジニア同士がつながることで従業員の意識改革も起こりやすく人材育成に効果的です。
ハッカソンの関連語
- アイデアソン
アイデアソンは発想や思いつきの「アイデア」と「マラソン」の組み合わせによる造語です。アイデアソンの目的は、多様性を持ったメンバーとチーム内でディスカッションを行うことで、新しいアイデアや特定の課題の解決方法を見つけだしブレイクスルーを起こすことです。