2024.06.05

ERP

ERP

読み方:イーアールピー

ERPとは

ERP(Enterprise Resources Planning )とは企業経営の基本となる人材・物資・資金・情報といった資源を一元管理する手法を指します。ERPパッケージシステムの導入で人事・給与をはじめ、販売・生産・会計・営業といった、企画経営に関する業務の一元管理や内部統制の効果を発揮できます。また、情報の一元管理により、経営情報の可視化による迅速な意思決定が可能です。一方で課題として挙げられるのは導入や保守、運用にコストがかかり、社員への教育が必要な点です。

ERPの関連語

  • MRP
    MRP(Material Resource Planning)とは商品の製造に必要な部品調達から完成までの日程を計画することです。MRPを利用することで生産管理を効率よく行えます。
  • BPR
    BPR(Business Process Re-engineering)とは業務内容やプロセスを振り返り、業務効率を向上させるため再設計を行う手法です。単なる業務改善ではなく、プロセスそのものを振り返り改善を行います。
  • 基幹システム
    基幹システムとは企業の根幹業務を管理するシステムの総称です。基幹システムの中には「販売管理システム」「在庫管理システム」などが含まれています。これらのシステムは部署内に限定された運用となっているため、異なる部署間でデータ連携させるにはシステム同士のリンク構築が必要です。
  • エンタープライズアーキテクチャ(EA)
    エンタープライズアーキテクチャ(Enterprise Architecture)とは、企業の資源配置や業務手順などの最適化を進める設計手法です。「政策・業務体系」「データ体系」「アプリケーション体系」「技術体系」の4つで構成されています。