2025.03.28

経済連携協定(EPA)

経済連携協定(EPA)

読み方:ケイザイレンケイキョウテイ(イーピーエー)

経済連携協定(EPA)とは

経済連携協定(Economic Partnership Agreement:EPA)とは、特定の国家や地域間で相互関係を築き、貿易や投資を促すことが目的の条約です。EPAと同様の国際協定として自由貿易協定(FTA)がありますが、EPAはFTAの内容に知的財産権の保護や投資規制撤廃、人材交流の拡大などが追加されています。締結の背景は、世界貿易機関(WTO)を中心とした自由貿易体制の下で、一部知的財産権の保護や投資規制撤廃など、WTO協定の対象外要素をフォローすることが挙げられます。

経済連携協定(EPA)を結ぶメリット・デメリット

EPAを結ぶメリットは、輸出物品の関税が撤廃されて、価格が下がることで現地物品との競争面での不利を抑えられることが挙げられます。また、貿易自由化により市場が巨大化し、大きくなった市場を維持するため投資が活性化することもメリットです。デメリットは、安全性などを確認するための適合性評価は輸出国側で行うことが一般的なため、相手国の基準によっては質の低下した商品が市場に出回る可能性があることです。

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