日雇い派遣
読み方:ヒヤトイハケン
日雇い派遣とは
日雇い派遣とは人材派遣会社に登録した労働者が、人手不足の現場で1日から数日間勤務することを指します。登録型派遣の一種ですが、週で働く時間や日数があらかじめ定められている登録型派遣とは異なり、日雇い派遣は「31日未満の派遣期間で週に20時間未満勤務する」という特徴があります。2012年10月の労働者派遣法改正により、日雇い派遣は一部例外を除き、原則禁止となりました。これは派遣切りが社会問題となった際に、日雇い派遣労働者の雇用の不安定さが問題になったためです。
日雇い派遣の例外条件
日雇い派遣は原則禁止とされていますが、次の条件のいずれかに当てはまる場合、日雇い派遣での勤務が認められます。
- 60歳以上である
- 雇用保険の適用を受けない学生
- 年収500万円以上を稼いでいて副業が目的の労働者
- 主たる生計者ではない(世帯収入が500万円以上であることが条件)
また日雇い派遣が認められる業務を選択することで、日雇い派遣労働者として勤務が可能です。代表的な業務は「ソフトウェア開発」「財務処理」「通訳・翻訳」「秘書」などが挙げられます。