コンテナ型

コンテナ型

コンテナガタ

コンテナ型とは

コンテナ型とは、仮想マシン方式（パソコン上で複数のOSを仮想的に再現し動かす方法）の一つです。ホストOSに仮想マシンを使用するためのソフトウェアや、動作に必要なファイルをまとめた「コンテナ」をインストールし、ホストOSから直接仮想マシンを起動します。

コンテナ型のメリットとデメリット

メリット
ホストOS、ゲストOSといった区切りがなく、ホストOSのみで使用できるため、仮想マシンの立ち上がりが速いです。コンテナの増減も容易なため 、パソコンの負荷に応じてコンテナの使用量を調整することも可能です。

デメリット
コンテナ型は比較的新しい技術のため、環境構築や管理に高度な技術や知識が必要です。また、起動のたびにデータが消える特性があります。コンテナ上でデータのバックアップを取りたい場合は、USBや外付けHDDなどの外部記憶装置の使用や、クラウドストレージにアップロードするといった保存方法を使う必要があります。

コンテナ型の関連語

• 仮想マシン
  コンテナ型と同じく一つの端末上に複数のOSを稼働させることで、コンテナ型と違う部分は異なるOS同士を構築可能な所です。WindowsOS搭載のパソコンでmacOSを起動させることや、macOS搭載のパソコンでWindowsOSを起動させることが可能です。仮想マシンについてはこちらをご覧ください。