2024.11.29

ARP

ARP

読み方:アープ

ARPとは

ARP(Address Resolution Protocol)とは、イーサネットでIPアドレスからMACアドレスを取得するためのプロトコル(有線通信におけるさまざまな規約)です。イーサネットとは端末を有線LANで接続する際の通信規格であり、MACアドレスは端末固有の識別番号です。有線通信において端末が他の端末と情報伝達するには、IPアドレスの他にMACアドレスが必要になります。たとえばデータを送信したい端末のIPアドレスを把握していても、MACアドレスが不明であればデータを送信できないため、ARPでMACアドレスを取得しなければなりません。

ARPを利用したデータ送信手順

  1. ARPリクエスト
    パソコンやプリンタなどの端末がARPリクエスト(要求)として、ネットワーク内に「このIPアドレスが割り当てられている端末のMACアドレスを教えてほしい」とブロードキャスト(接続されたすべての端末に送信)します。
  2. ARPリプライ
    ARPリクエストを受信した端末はIPアドレスが一致した場合、要求元にARPリプライ(返信)として自分のMACアドレスを返信します。一致しなかった場合は何も返信しません。
  3. データ送信開始
    要求元の端末はARPリプライを受信することにより、送信先である端末のMACアドレスを取得しデータ送信が可能になります。
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