データセンター
読み方:データセンター
データセンターとは
データセンターとは、物理的なネットワーク機器やサーバが設置されており、それらを管理・運用する施設のことです。物理的な機器を設置する施設のため、災害による倒壊などに対しても対策がされています。
企業のコストやセキュリティの問題で、オンプレミス(自社運用)ではなく、社外にサーバやネットワーク装置を設置させ運用する企業がデータセンターを利用します。
データセンターの特徴
セキュリティ対策
監視カメラ、侵入者対策などの物理的なセキュリティはもちろん、格納されたデータに対してのサイバーセキュリティも厳重に対策されています。
災害対策
火災や震災などの自然災害からデータを守るため、耐震構造、火災報知器、自動消火システムなどの装備がされています。また、災害が発生しにくい地域にデータセンターが建設されることも一般的です。
冗長性と可用性
サーバ・ネットワーク機器、電源などの予備リソースを充分に確保(冗長性)し、安全性・安定性を確保し停止することなく稼働(可用性)させています。
24時間365日の運用
年中無休でスタッフが常駐してデータセンターを管理しているため、システムの監視・トラブル対処がリアルタイムで行われています。
データセンターの関連語
オンプレミス型
サーバやソフトウェアなどの情報システムを自社内に設置し、運用・管理までトータルで行うシステムの運用形態です。「自社運用」とも呼ばれる従来のシステム構築方法ですが、インターネットでITリソースを利用するクラウド型システムの登場により、これと区別するために「オンプレミス(on-premise)」という言葉が用いられるようになりました。