2025.01.24

RJP

RJP

読み方:アールジェーピー

RJPとは

RJP(Realistic Job Preview)とは企業が採用活動の際に、求職者に対して自社の社風や仕事内容、職場環境などの情報を、長所だけでなく短所についても開示することを指します。RJPの目的は入社後のミスマッチを防ぎ、定着率を高めることです。

RJPが重要視されている理由

RJPが重要視されている理由は、早期退職の深刻化です。早期退職の理由で多くあげられるのが、「職場または業務内容が自分には合わなかった」というものです。早期退職は企業の採用コストにも影響を及ぼします。そこで採用の精度の向上や採用コストの削減のために、RJPが重要視されるようになりました。

RJPの4つの効果

スクリーニング効果

スクリーニング効果とは採用活動の際に企業の長所や短所も含めた情報を見て、求職者が自分に適した企業であるかを判断できる効果です。求職者が企業に応募するかを判断できるため、採用活動におけるミスマッチを防止できます。

ワクチン効果

ワクチン効果とはあらかじめ入社後のギャップに対して免疫を作っておく効果です。事前に企業の実態を開示することで、求職者の職場や業務内容などに対する期待を緩和し、入社後に生じるギャップを軽減できます。

コミットメント効果

コミットメント効果とは企業が採用活動においてメリットだけでなく、デメリットも含めた情報を公開することで、求職者に企業の誠実さを伝え、愛着心や企業への信頼度を高める効果です。愛着心や信頼度が高まることで、企業に対する熱意や帰属意識が生まれるだけでなく、従業員エンゲージメントの向上にもつながります。

役割明確化効果

役割明確化効果とは採用活動の段階で、企業が求職者に対して「入社後にどのような役割を果たしてほしいか」「求職者に対して何を期待しているのか」を明確化することです。これによって、求職者は入社後にどのような働き方をすればよいのかというイメージが湧き、入社意欲が高まります。

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