クラウド監視
読み方:クラウドカンシ
クラウド監視とは
クラウド監視とは、クラウドサービスの稼働状況を監視し、問題発生時に原因究明やサービス復旧の対応を行い、スムーズな運用を実現する 管理手法です。
クラウド上のシステム障害やサーバダウンを防ぐため、異常がないかの確認・検知・通知やサーバの性能が用途に見合っているかを監視します。
クラウド監視の主な方法
・自社でツール・システムを導入する
自社でクラウド監視を行う場合、緊急時の対応が可能な専門知識のある人材の確保と、監視システムの自社構築もしくはツールの導入が必要です。
監視データが社内にとどまるため、データ管理が容易なことと、問題発生時に迅速に対応できるといったメリットがあります。
一方で、自社監視でメリットを生かせるかどうかは監視スタッフの技術力とリソースにかかっているため、規模に見合った人員配置を行う必要があります。
・外部に委託する
自社のスタッフに監視の知識がなくても、専門家に一任することで24時間365日体制の安全な運用が実現できます。事業者によっては監視だけでなく障害対応の依頼が可能な場合もあります。
自社のデータが委託業者(外部)に送信されるため、セキュリティや面の信頼性が高いサービスを選ぶ必要があることや、カスタマイズを行いたい場合に自由度が制限される場合もあるため、業者の選定も重要です。