ペンディング
読み方：ペンディング
ペンディングとは
ペンディングは保留や先送りすることを相手に柔らかく伝えたいときに使う言葉です。英語で未解決の・ぶら下がる・決着のつかない」という意味のPendingが由来です。日本語で「保留」や「先送りにする」などの言葉を伝えると案件に対して前向きではないような印象を相手に与えてしまう可能性があります。ペンディングを使うことで悪い印象を和らげたうえで相手に保留や先送りを伝えることが可能です。
ペンディングの使い方
「一旦ペンディングさせてください」「例の案件はペンディング中です」など、今すぐ決定できないときや問題を先送りしたいときにペンディングは使われます。文章中では「P」と省略される場合もあります。以下はペンディングの使用例です。
- ペンディング中の案件がしばらく放置されている
- 明日の会議に向けてペンディング事項を整理する
- 時間が押しているため今回の議題はペンディングとなった
- この案件は一旦ペンディングしようという提案があった
- 「その案件につきましてはペンディング中です」
- 「その案件につきましては○月までペンディングさせてください」
ペンディングの関連語
- TBD
TBDは「未定・未決定」などの意味をもつ「To Be Determined」の略語です。ビジネスシーンにおいては、「まだ決まっていない・後で決める予定・将来確定させるべき」という意味で用いられます。
- TBA
TBAは「後日発表する・追って通知する」などの意味をもつ「To Be Announced」の略語です。ビジネスシーンにおいては、「明確なことは決まっているが発表するタイミングはまだ先の状態」を指す場合に用いられます。
- TBC
TBCは「確認中・のちほど確認する」などの意味をもつ「To Be Confirmed」の略語です。ビジネスシーンにおいては、「決定されているかどうか曖昧な状態」場合に用いられます。他にも決定はしているが最終確認はできていないというニュアンスを含む場合もあります。
- サスペンド
サスペンドは英語のSuspendの「何かを吊るす・ぶらさげる」が転じた「一時中止する・保留する」という意味の言葉です。IT業界では「コンピュータの一部の機能を停止させること」をサスペンドといいます。ビジネスシーンにおいては中断の意味が強く、そのまま計画や案件などが完全に停止される場合もあります。
