見込み客(リード)管理
読み方:ミコミキャク(リード)カンリ
見込み客(リード)管理とは
見込み客管理とは、見込み客の個人情報や行動履歴を管理することです。見込み客を獲得してから商談に至るまでに行ったマーケティング活動の情報を管理します。
マーケティング活動は、次の3つのステップを目的として実施されます。
- 見込み客の獲得
- 見込み客の育成
- 見込み客の選別、営業担当者への引継ぎ
Salesforceにおける見込み客(リード)管理
Salesforceではリード管理には次の3つの目的があります。
- リードの評価
- リードを顧客に育成
- マーケティング戦略の改善
- リードの評価・育成
まず、将来的に顧客になる確率が高いリードを割り出し、優先的にアプローチをかけて自社製品への関心を高めていってもらいます。これをリードの育成、リードナーチャリングと言います。顧客として十分に育成されたあとは営業担当者に引き継いで商談を進めて行きますが、Salesforceにはこの過程を自動化できる仕組みがあります。
- マーケティング戦略の改善
リードジェネレーションから商談成立までにかかった広告費を管理し、マーケティング業務の効率が現在どのようになっているか分析するためにも使えます。
職域における見込み客(リード)という言葉のニュアンスの違い
見込み客(リード)という言葉について営業部門とマーケティング部門では、とくに関心の度合いに関してニュアンスが違います。
- 営業部門における見込み客(リード)
セールス担当がアプローチし始めた人を指します。すでに自社製品に対する関心が高い状態にあり、商談が進められる段階にあります。
- マーケティング部門における見込み客(リード)
マーケティング活動の結果生み出された無選別の状態で、まだ商談に移れるかわからない人も見込み客(リード)と呼びます。Salesforceではそうした商談化の可能性が低い見込み客(リード)から管理が可能です。