プライベートクラウド

プライベートクラウド

読み方：プライベートクラウド

プライベートクラウドとは

プライベートクラウドとは、自社で独自のクラウド環境を構築し、社内で利用するクラウドです。
主に「オンプレミス型」「ホステッド型」の2種類があります。

「オンプレミス」は「自社運用」という意味です。
機材の調達や環境設定、運用などすべて自社で行います。
導入まで高額な予算と時間がかかります。しかし、カスタマイズ性が高いため主に大企業が使用しています。

「ホステッド」はクラウドサービス事業者が貸し出している「パブリッククラウド」の一部を、自社専用として借りることを指します。
用意された環境をそのまま使うためすぐ導入でき、中小企業や大企業と幅広い層に向いています。
契約した範囲であればカスタマイズも可能ですが、自由度はオンプレミスに比べて低いです。

プライベートクラウドの関連語

社内限定で使用するプライベートクラウドに対し、不特定多数のユーザに向けてクラウドを貸し出している「パブリッククラウド」というサービスがあります。
システム構築・管理を一任でき、必要な時に必要な分だけお金を払って利用する従量課金制です。コストを最低限に抑えられることが強みです。
しかし、システム障害などの際に自社で対応できない点や、カスタマイズの自由が利かないというデメリットもあります。