迷惑メール防止法
読み方:メイワクメールボウシホウ
迷惑メール防止法とは
迷惑メール防止法(特定電子メール送信適正化法、以下特電法)とは、2002年7月より施行、2005年11月と2008年12月に改正された迷惑メールを規制するための法律です。
具体的には事前承諾を取らない電子広告メールの配信禁止を定めたオプトイン規制や、送信者が特定できるように氏名などを表示する表示義務、送信元アドレスを偽るなりすまし禁止などが定められています。
迷惑メール防止法の特徴
- 目的:電子メール送受信上における支障の防止
- 規制対象になるメール:自己または他者が営業において広告や宣伝を行う手段の電子メール
- 規制対象者:送信者および送信委託者
また、規制の対象となる電子メールは、自己または他者が営業において広告や宣伝を行うためのものと定められており、特電法の他にも特定商取引に関する法律(以下、特商法)で規制がされています。
特電法、特商法を合わせて迷惑メール防止二法とされています。
迷惑メール防止法の関連語
- 迷惑メール防止二法
迷惑メールを防止するための法律は特電法、特商法があり、これらを合わせて迷惑メール防止二法と呼ばれます。特商法においての迷惑メール防止目的は消費者保護と取引の公正さを保つためとなります。規制対象が通信販売などの電子メール広告限定、規制対象は販売業者や電子メール広告委託受託事業者などとなります。