パーティショニング方式
読み方:パーティショニングホウシキ
パーティショニング方式とは
パーティショニング方式とは、サーバ仮想化の方法の一つです。
サーバの仮想化とは、1つのサーバ筐体内で複数のサーバを動かす技術のことを指します。パーティショニング方式はハードウェアの容量を分割して利用する方法です。パーティショニングには「物理パーティショニング型」と「論理パーティショニング型」の2種類があります。
パーティショニング方式の種類
・物理パーティショニング型
物理サーバ上に区画を作り、物理的に分離する方式です。
一つひとつの独立性が高いため、別のパーティションで発生したハードウェア障害や負荷を受けにくいという特徴があります。反面、必要に応じて後からの区画変更が困難などの柔軟性に欠ける部分があります。
・論理パーティショニング型
物理的に分離されたパーティションを、さらに論理的に分割する方式です。
必要に応じて区画ごとに割り当てるリソースを柔軟に変更できるため自由度が高いです。
物理パーティショニングと違い、共有のCPUやメモリを使用するため、高スペックのハードウェアを使う必要があることと、ハードウェア障害の影響を受けやすいというデメリットもあります。